通信機能は、1000BASE-T対応の有線LAN、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LAN、Bluetooth 4.2を標準装備。さらに、WWAN機能として、LTEよりも高速かつ安定した通信ができるLTE Advanced(Cat.9)対応のSIMフリーモデムも内蔵している。
LTE Advancedモデムは、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの主要バンドをサポートし、ドコモとauとの相互接続試験も完了しているため(ソフトバンクも近日完了予定)安心して利用できる。
本体装備の端子も先進的な内容だ。USBポートは、USB Type-C(Thunderbolt 3、充電端子兼用)のほか、USB 3.1(Type-A)を左右1つずつ装備する。有線LAN、HDMI出力、ヘッドフォン/マイク兼用端子も備えている。
HP Elitebook 850 G5は画面の上にはWindows Hello対応IRカメラを装備。顔を向けるだけでログインできる顔認証が可能だ。
さらに、パームレストの端に指紋センサーも装備。この指紋センサーはWindowsへのログインだけでなく電源投入時の認証にも利用でき、さらに電源投入時に認証すれば、Windowsログイン時に再度認証操作をすることなくログインできる「ワンステップログオン」にも対応する。より認証を強化したい場合には、指紋に加えて、PINやBluetooth、NFCカードなどを組み合わせる「マルチファクタ認証(多要素認証)」にも対応する。
この他、アンチウイルスなどOSの重要機能が正常に動作しているかを独立した専用チップで監視して自動復旧する「HP Sure Run」、Webブラウザを仮想環境で実行することでマルウェアの侵入を防ぐ「Sure Click」など、マルウェアに対する機能も充実。もちろん、物理的な盗難を防止するために盗難防止用ワイヤを取り付ける「セキュリティロック・ポート」も装備している。
これまで見てきたように、HP Elitebook 850 G5は、働き方改革が進むビジネスシーンを強く意識しつつ、性能、画面、入力環境、通信機能、セキュリティ機能に至るまで、あらゆる要素にこだわり、これでもかとばかりに付加価値を盛り込んだぜいたくなPCだ。
これさえあればビジネスは全てこなせる。据え置きの省スペースPCとしても優秀だが、高い可搬性も備えているため、移動できるオフィスといっても過言ではない。カジュアルすぎない格調高いデザインは、セルフブランディングにも貢献してくれるだろう。
世界中を飛び回ってビジネスをするエグゼクティブ、弁護士や税理士などにぴったりの製品だ。新しい発想や人材交流を求めてコワーキングスペースなどでビジネスを行うスタートアップにとっても魅力的な製品だろう。新しいワークスタイルを意欲的に取り入れてビジネスに生かしたい、自分を高めたい、あらゆる分野のプロフェッショナルに強くお勧めしたい製品だ。
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