テレビCMで知名度急上昇中のマウスコンピューターは法人向けPCも展開している。「MousePro」の特徴を見ていこう。
Windows 7の延長サポート終了は2020年1月14日に予定されているが、このことは意外と広まっていないようだ。日本マイクロソフトによると、2018年6月時点では中小企業におけるWindows 7サポート終了の認知度は55%しかなかったという。
Windows XPで経験したように、延長サポートが終了すると、セキュリティの問題が多発しやすくなる。もし個人情報流出などの事故が起これば、企業としての信用は損なわれ、業績への悪影響も懸念される。昨今はさまざまな方法でPCへの攻撃が行われており、Windows XP時代以上にセキュリティ対策が求められている。まだ時間的な余裕があるうちに、Windows 7よりセキュリティリスクの低いWindows 10搭載PCに乗り換えたいところだ。
Windows 10搭載PCには多種多様な製品があるが、やはり業務に使うPCならば法人向けに作られたモデルから選びたい。テレビCMで急速に知名度を高めているマウスコンピューターも、実は法人向けPC「MousePro」を提供している。PCの選定経験が少ない中小企業の担当者でも、目的に合ったPCを見つけやすいのがMouseProの特徴だ。
例えば、MouseProの販売サイトでは「用途から選ぶ」という項目が用意されている。具体的には、一般事務職向け、管理職・IT部門向け、CG作成といったクリエイター向けやCAD向け、エントリーサーバなど自分の用途に沿った項目を選べば、該当するPCの一覧が表示され、必要なPCを素早く見つけられる。
このあたりはさまざまな分野でPCを展開しているマウスコンピューターの経験が生かされている。PCに関する知識が高い担当者であれば、製品シリーズ一覧から選んでいくのがオススメだ。今回はこの中から幾つかをセレクトする形で紹介していきたい。
スペースが限定されたオフィスでの事務仕事にはノートPCが便利だ。一口にノートPCといっても、業務の内容によって画面サイズや性能など重視すべきスペックが変わってくる。また、オフィスより外出先での作業が多い職種では可搬性も重視される。その場合はタブレットとしても利用可能な2in1 PCが便利だ。MouseProの標準的なノートPC製品群である「NB」シリーズは、幅広い用途に対応できるバリエーションが用意されている。
営業にも事務仕事にも使えるのがタブレットにもノートPCにもなる2in1 PC「P120A」シリーズだ。ディスプレイに12型ワイド液晶を採用している。画面解像度は2160×1440ピクセルと高く、10点マルチタッチに対応するタブレットとして運用可能な他、「Microsoft Pen Protocol」(MPP)に対応しているため、別売のペンを購入すればペンタブレットとしても利用できる。営業先のプレゼンテーションに便利だ。
さらにタブレットの本体カバーを兼ねるキーボードが付属しており、ノートPCスタイルでも利用可能。テキストデータ入力が効率よく行える。OSは全てのモデルでWindows 10 Pro 64bitに対応。業務に欠かせないMicrosoft Office Personal 2016を搭載したモデルも用意されている。
「MousePro NB300」シリーズは、13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載したノートPCだ。CPUにCeleronを搭載した下位構成は画面解像度が1366×768ピクセル、Core i5以上を搭載した上位構成では1920×1080ピクセルのフルHD対応となる。
ノートPCとしてはコンパクトな製品で、外部への持ち運びも考慮されている他、狭い設置スペースで運用できる点が便利だ。スペックは幅広く、CeleronからCore i7まで用意されている他、同社お得意のBTOにより、メモリやストレージもカスタマイズできる。さらに標準サイズのSIMカードを追加することで、本体だけでデータ通信が行える「LTEモバイルデータ通信対応」モデルもある。
「MousePro NB500」シリーズは、15.6型ワイド液晶を搭載した大型ノートPCだ。テンキー付きキーボードを採用しており、数値入力の多い事務仕事にも適している。NB300と同様にCeleronからCore i7まで多様なCPUに対応し、オフィスソフトの有無やスペックの違いにより、16種類ものベースモデルが用意されている。このため、下位モデルは4万9800円から上位モデルは12万4800円まで価格の選択肢が広い(ともに税別)。
さらに全てのモデルでBTOによるカスタマイズが可能。メモリの増設や高速なSDDの搭載、容量の変更、高速なシステムドライブと大容量データドライブを両立できるSSD+HDDのツインドライブ構成も利用できる。
デスクトップPCというと設置スペースを必要とするイメージが強いが、昨今は狭い机でも場所を取らない省スペースタイプの製品が主流だ。外付けディスプレイと組み合わせて使う前提であれば、ノートPCよりもコンパクトにまとめられる場合があり、キーボードも自由に選択できるなどメリットも大きい。可搬性を求めないのであれば、コンパクトデスクトップPCという選択もアリだ。
「MousePro M500」シリーズはPC本体のサイズが26(幅)×151(奥行き)×195(高さ)mmというコンパクトな製品だ。省スペースモデルながら、Celeron、Core i3、Core i5と複数からCPUを選択可能。BTOによりメモリやストレージの容量と種類(HDDかSSDか)を柔軟に選択できる。
また、特徴的なのはVESAマウントに対応していることだ。VESAマウントとは、液晶ディスプレイを壁やアームスタンドに固定するためのねじ穴の規格のこと。M500をVESAマウントに取り付けることで、設置スペースの小さなディスプレイ一体型PCとして運用できる。コンパクトモデルであるため、光学ドライブは内蔵されていないものの、マルチカードリーダーは装備されている。
「MousePro S」は99(幅)×340(奥行き)×290(高さ)mmと小型ながら、大型デスクトップ機並みの機能を持つ製品だ。M500にはなかった光学ドライブを搭載し、CPUはCeleronからCore i7まで幅広く対応している。
さらに、NVIDIAのQuadro P620やGeForce GTX 1050といったグラフィックスカードの搭載も可能だ。BTOによるカスタマイズの幅も、CPUやメモリ、ストレージ、Blu-ray Discドライブ、ネットワークカードまで多岐にわたり、予算や仕事内容に合わせたモデルが選択できる。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年9月13日