ビジネスの生産性という点では、画面の見やすさやキーボードの打ちやすさ、接続性といった使い勝手も重要だ。ここもレッツノートが長年こだわっている部分だ。
画面サイズは12.1型で、表示解像度は1920×1200ピクセル(WUXGA)に対応する。アスペクト比は16:10で、一般的ないわゆる「フルHD解像度(1920×1080ピクセル、アスペクト比16:9)」よりも縦の解像度が高い。これがビジネス文書やWebブラウザ(Webサービス)の見やすさにつながる。
広視野角の画面で斜めから見てもクッキリと見やすいこと、表面がノングレア処理のため、照明や外光の映り込みが少なく、長時間の作業でも目が疲れにくいことも見逃せない。特に屋外や取引先などさまざまな場所で運用する場合、ノングレア仕様のメリットは大きい。
文書の作成にあたっては、キーボードが快適に入力できることも重要だ。キーボードは、横19mm、縦16mmのキーピッチで、2mmのキーストロークを確保。しっかりとした押下感が心地よい。キーボード下の剛性感も高く、バリバリと入力してもたわみなどは一切ない。
カーソルキーを半段下げて配置する他、指先がキーボードに引っ掛かりにくくなるようキートップをリーフ型にしており、ミスタイプを防ぐ工夫がされている。また、キートップの文字の印刷をレーザーで行い、使い込んでも摩耗などで文字を消えにくくするなど、独自のこだわりが詰め込まれている。
ボディーの側面部にはこれでもかといわんばかりに多数の端子が並ぶ。左側面には、USB PDとThunderbolt 3に対応したUSB 3.1 Type-Cポートを装備。対応周辺機器との連携で、先進的な効率運用ができる。
例えば、USB Type-Cケーブル1本でディスプレイ出力とPCの充電、USBハブも使える据え置き型液晶ディスプレイをオフィスに導入すれば、大画面の快適環境とモバイル環境をケーブル1本の着脱だけで切り替えられる。
USB PDに対応しているため、USB PD対応の汎用(はんよう)ACアダプターやモバイルバッテリーが使えるのも見逃せない。万が一ACアダプターを紛失した際でも、汎用のACアダプターを購入したり、借用することができれば、危機を乗り切れる安心感も大きい。
Thunderbolt 3は、USB 3.0の5Gbpsを大きく上回る最大40Gbpsのデータ転送が可能。超高速のストレージやグラフィックスボックスを外付けして、開発、設計などを行う業務にも活用できる。
先進のUSB Type-C(Thunderbolt 3、USB PD対応)を搭載する一方、旧来のインタフェースも網羅、さらに光学式ドライブまで搭載する全部入り仕様が準備されているのもレッツノートSV8の特徴だ。
多数のインタフェースを装備するメリットは明白。それぞれの企業で異なる設備に対応できることだ。取引先や会議室、ホテルなどの設備はさまざま。新旧インタフェースを網羅していれば、どんな場所、どんな状況にもスマートに対応できる。紛失や携帯し忘れのリスクがあり、管理の手間が増える変換アダプターなどでの対応ではなく、標準で装備していることが重要。そのありがたさは、端子の少ないノートPCを使ったことがある人ならすぐに実感できるだろう。
光学式ドライブにしても同様だ。必要なときだけ外付けで……という対応では備品管理の手間が増え、紛失や携帯忘れのリスクを抱えることになるし、いざというときに見つからず作業が滞るということにもなりかねない。必要な可能性が少しでもあるならば、内蔵しているに越したことはない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:パナソニック株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年2月24日