今、企業に求められるストレージとは――QNAPのラックマウント型NASで問題解決(2/2 ページ)

» 2019年02月25日 10時00分 公開
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B社の問題をQNAPで解決

 問題点:ファイルサーバが拡張性に乏しい、拡張しづらい

→解決案:TS-x83XUを導入し、ディスクと本体を別々に管理

 TS-x83XUシリーズはNASキットであり、HDDやSSDなどディスクは別途購入するようになっている。そのため、組織の管理者自身がディスクの交換を行うことができる。導入時のポイントとしては冗長性のあるRAIDで構成することだ。

 TS-x83XUではRAID 1/5/6/10の冗長性のある構成が利用できる。以下の手順で行うとサービスを停止させることなく、ストレージ容量を増加させることが可能だ。

  1. RAIDを構成するディスクを1台、容量の大きいものと交換する
  2. RAIDのリビルド(再構築)を行う
  3. 1〜2を全ディスク分繰り返す
  4. ボリュームの容量を変更(増加)する

 ディスクはフロントアクセスのホットスワップベイに収められているので、稼働したまま簡単に交換できる。逆に、本体側をリプレースする場合にも新しい本体に旧本体で使用していたディスクを差し替えればそのまま利用できる。30分もあれば作業は完了するので、業務時間後などに作業を行えば業務への影響も小さくて済む。

 また、TS-x83XUはLinuxベースの独自NAS OSであるQTSを採用しており、Windowsで利用する場合にもCALの追加購入は不要だ。

C社の問題をQNAPで解決:

 問題点:オンプレミスのバックアップを保存する場所がない

→解決案:クラウドストレージにバックアップ

 複数拠点があれば、A社の解決案と同様に各拠点にTS-x83XUを導入、RTRRを利用してデータの同期を行えばどこか1拠点が利用できなくなっても他拠点への影響は少ない。だが、複数拠点がない場合にはオンプレミスでTS-x83XUを利用しつつ、クラウドストレージにバックアップすることができる。そうすることでインターネットへの通信量を抑えつつ、リモートバックアップが可能になる。

 TS-x83XUのクラウドバックアップソリューションに対応するクラウドストレージはAmazon S3/Glacier/AmazonDrive、Microsoft Azure/OneDrive、Google Drive、Dropbox、Boxなど多岐にわたる。データセンターの立地条件や管轄裁判所など、業務要件を満たすサービスが見つかるはずだ。

リモートバックアップ先には多くのクラウドストレージが選択できる

企業ユースに余裕で応えられるTS-x83XUシリーズ

 TS-x83XUシリーズには最少4ベイのTS-983XU/TS-983XU-RPから最多24ベイのTS-2483XU-RPまで全7モデルがある。冗長化電源を搭載したモデルもある(末尾がRPのもの)。耐障害性・可用性の高い要求にも応えられるエンタープライズ向けのシリーズだ。

 企業ユースのラックマウント型NASには、他にもプロセッサをIntel Coreシリーズに変更した「TVS-x72XU」シリーズ、AMD Ryzenに変更した「TS-x77XU」シリーズがある。どちらも4ベイ〜24ベイのラインアップをそろえているので、利用者の多い本社はTS-x83XU、そうでない支社はTVS-x72XUというように使い分けることもできる。

 オンプレミスとクラウド、高性能モデルとエントリーモデル、HDDとSSDなど、それぞれの目的に応じてコストを考えながら適切な製品を組み合わせることができるのもQNAP NASキットの大きな特徴だ。

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提供:QNAP株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月11日

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