A4のモノクロ印刷とカラー印刷を実測した。テストはWord(JEITA J1/J9印刷)の印刷画面で「OK」をクリックし、用紙が吸い込まれる瞬間から最後の用紙が排出されるまでの時間をストップウォッチを用いて手動で計測している(各スコアは5回計測した中間値)。
プリンタドライバの設定は、ソートや拡大・縮小の機能がオフで標準のままである。プリントエンジンの本来の性能を見るためにファーストプリントを含まないモノクロおよびカラー印刷も行った。タンデム方式なのでモノクロとカラーの印刷速度に関しては公称値に差はないが、念のためカラー印刷に関してもテストをしている。
印刷速度 | |
---|---|
JEITA J1モノクロA4 | |
ファーストプリント | 5.99秒 |
モノクロ10部印刷(FPO含む) | 18.97秒 |
モノクロ10部印刷(FPO含まず) | 16.47秒 |
JEITA J9 カラーA4 | |
ファーストプリント | 4.91秒 |
カラー10部印刷(FPO含む) | 18.52秒 |
カラー10部印刷(FPO含まず) | 15.91秒 |
テスト結果を見るとファーストプリントの速さが際立っている。大量印刷を前提とした大型コピー機では連続印刷スピードが重視されがちだが、ちょっとした資料を印刷するための部門内共有プリンタとして活用する場合はファーストプリントのスピードが求められる。そうした点を考慮すると、ファーストプリントが速いCOREFIDO EXは、コンパクトなボディーサイズも含めてまさにビジネスの現場にとってジャストな選択といえる。
また、LED方式を採用しているため、モノクロのテキスト印刷では、細かな文字が潰れることなく印刷されている。カラー印刷では階調が滑らかに表現されており、普通紙への出力でも十分に満足できる。さすがLEDヘッドだと思わせるのに十分な印刷品質だ。
以上、COREFIDO EX C844dnwを見てきた。拡張性の高い本体に高速印刷が可能なプリントエンジン、そして7年間の無償保証とメンテナンス品無償提供という太っ腹なサービスを引っ提げて登場したCOREFIDO EX。同社がこれまで培ってきたプリンタ技術をさらに進化させたこの最新モデルは、オフィスはもちろん、店舗や医療機関といった幅広いビジネス現場を支える強力な援軍になるはずだ。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年5月12日