Ryzen搭載でコスパも高い! 弁当箱サイズのデスクトップPC「Radiant SPX2700A300A」(2/2 ページ)

» 2019年03月15日 10時00分 公開
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CPU、高速SSDの性能をきっちり引き出す

 ベンチマークテストで性能を確認してみよう。評価機の構成は、Ryzen 5 2400G、メモリ16GB、データストレージがWD Black SN750 NVMe(500GB)、Crucial BX500(500GB)、OSがWindows 10 Home 64bitという内容だ。

 CINEBENCH R15のCPUスコアは797。これはRyzen 5 2400Gを搭載したデスクトップPCとして標準的なスコアであり、CPUの性能をフルに引き出していることが分かる。

 CrystalDiskMark 6.0.2を利用したストレージのテスト結果も良好だ。M.2 SSDとしてトップクラスの性能を持つWD Black SN750 NVMeの優れた性能も、確実に引き出すことができている。小型ボディーでも性能面でマイナスはない。

 PCMark 10 Extendedは、実際のアプリを使ってシステムの総合性能を見るテストだ。日常操作の快適度を計測する「Essentials」、オフィスアプリを活用する「Productivity」、クリエイティブツールでコンテンツ制作を行う「Digital Content Creation」、3D描画性能を見る「Gaming」(3DMark Fire Strike相当の内容)と4項目でスコアを出す。

 半年前に購入したばかりの第8世代Core i5搭載のノートPC(Core i5-8250U、メモリ4GB、SSD128GB)と比較したが、完勝といえる結果だ。「Gaming」(3DMark Fire Strike相当のテスト)で大きな差がついているように、3D描画性能の優秀さも分かる。

CINEBENCH R15のスコア
ストレージの性能を見るべく、CrystalDiskMark 6.0.2(ひよひよ氏・作)を利用した。左のスコアがメインストレージのWD Black SN750 NVMe(SSD)、右がサブストレージのCrucial BX500(HDD)だ。SN750は、SSDとしても高い性能を備えているのが分かる
PCMark 10のスコア。オレンジがRadiant SPX2700A300A、ブルーが第8世代Core i5搭載ノートPC(Core i5-8250U、メモリ4GB、SSD128GB)
3DMarkのスコア。左からFire Strike、Sky Diver、Night Raidの結果
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークのスコア(標準品質、ウィンドウモード)。左が1280×720ピクセル、右が1920×1080ピクセルの結果

SSDヒートシンクの効果もてきめん

 温度についても見てみよう。PCMark 10の実行中の温度は、高負荷な3DCGレンダリングを行うDigital Content Creationの終盤でも75℃以下で済んでいる。写真編集や動画エンコードで60℃前後、その他はだいたい50℃前後かそれ以下と冷却性能は十分足りていることが分かる。

 SSDヒートシンクの効果も試してみた。CrystalDiskMark 6.0.2で最もテストサイズが大きい32GiBのシーケンシャルリード、シーケンシャルライトを9回連続で行ったときの最高温度はヒートシンクなしのときよりも12℃低く、放熱効率が改善されていることが確認できた。

 動作音も静音の部類に入る。机の上で体の近く(顔までの距離が50〜60cm程度)に設置しても、アイドル時の動作音は、動作していることが分かる程度。高負荷時もやや大きくなる程度で、ほとんど変わらない。

PCMark 10 Extended実行中のCPU/GPU温度の推移。
CrystalDiskMark 6.0.2で32GiBのシーケンシャルリード、シーケンシャルライトの計測を9回連続で行ったときの最高温度(HWiNFO 64で計測)。ヒートシンクを装着しないときの温度よりも12℃低かった
前面最上部正面10cmの距離からの測定(室温19℃、暗騒音31.1dB)
アイドル時 36.2dB
低負荷時 36.2dB
高負荷時(3DMark/Fire Strike) 37.0dB
高負荷時(CINEBENCH) 37.2dB

コストパフォーマンスも上々で完成度が高い省スペースPC

 ベンチマークテストの結果から、コンパクトなボディーでもRyzenや高性能SSDの性能をきっちり引き出していることが確認できた。放熱性能、静音性など、運用レベルの使い勝手も抜かりなく、メンテナンスに配慮したフィルターやSSDヒートシンクなどサイコム独自のオリジナル要素も魅力で、完成度の高い省スペースPCに仕上がっている。

 標準構成は、Ryzen 3 2200G、メモリ4GB、SSD240GB、Windows 10 home 64bitという内容で、6万9550円だ(以下、税込)。BTOメニューでメモリを16GBに、SSD容量を480GBにアップした構成でも総額90570円と10万円を切る。さらにCPUとSSDを強化した評価機と同等の構成でも11万9080円に収まる。

超小型の付加価値を考えれば、買い得感はかなり高い。

 このように、サイコムのWebページではBTOメニューでたくさんの選択肢の中からリアルタイムにパーツ構成を選んで見積もりが確認でき、そのまま注文ができる。興味があるならば、まずはサイコムのWebページで見積もりを試してみてはいかがだろうか。

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提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年3月21日

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