レノボのPC「ThinkCentre Nano」とモバイル液晶ディスプレイが働き方改革にジャストミートな理由(2/2 ページ)

» 2019年12月17日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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ファンレス高耐久のIoT向け「ThinkCentre M90n-1 Nano IoT」

 ThinkCentre M90n-1 Nano IoTは、ThinkCentre M90n-1 Nanoをベースにしたエッジコンピューティングに特化した超小型のデスクトップPCだ。組み込み用途を想定し、高度かつ長期的な安定稼働や高い耐久性を備えたモデルとなっている。

 ThinkCentre M90n-1 Nanoとの大きな違いは、ファンレス設計であることと、動作可能な温度(外気温)を「0度〜50度」に引き上げていること。放熱性能を確保するために、ボディーの一部がヒートシンクのような形状となっている。また、米軍の調達基準である「MIL規格」に準拠する過酷なテストをクリアする耐久性も備えている。

 組み込み用途での需要が高いRS-232C(シリアル)ポートを標準で2基装備する他、通信機能としてWi-Fi(無線LAN)やBluetoothに加え、IoT向けの省電力通信規格である「LoRaWAN」にも対応可能だ。2020年春には、WWAN(LTE)対応モデルの出荷も予定している。

 さらに、有線LANケーブルを通してPC本体の電力を供給する「PoE(Power over Ethernet)」を含む豊富な拡張ポートを搭載した「Extension Box」をオプションで用意している。

ThinkCentre M90n-1 Nano IoT IoT向けに特化し、組み込み向けを想定した高耐久ボディーを備えたThinkCentre M90n-1 Nano IoT。ボディーサイズは約179(幅)88(高さ)×34.5(奥行き)mm、質量は約0.72kgだ
比較 ThinkCentre M90n-1 Nano IoTのスペックをThinkCentre M90n-1 Nanoと比較したスライド。オフィス向けの汎用性の高い後者に対し、IoTは省電力低発熱、長期耐久性を重視した内容となっている
活用例 ThinkCentre M90n-1 Nano IoTの活用例。エッジIoT Gatewayとして、エッジサーバやクラウドにデータを渡す前段階の暗号化や分析処理などを行う

働き方改革、生産性向上の新たな選択肢「ThinkVision M14」

 働き方改革に関連して、レノボ・ジャパンからもう1つ、画期的な製品が登場している。それが14型モバイルディスプレイ「ThinkVision M14」だ。

 ThinkVision M14は広視野角のフルHD(1920×1080ピクセル)IPSパネルを採用。自立式のチルトスタンドを備え、10〜90度の範囲で角度を調整できる他、高さを調整するためのサブスタンドも装備する。

 PCとの接続はUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)で行う。モバイルディスプレイへの電力供給とディスプレイ出力両方を1本でまかなえる。

 さらに「パワーパススルー機能」を搭載しているため、USB Type-C(USB PD)による電源入力に対応する「ThinkPad X1 Carbon」のようなノートPCと組み合わせて使うと、ThinkVision M14側にACアダプターを接続すれば、1つのACアダプターからノートPCとThinkVision M14の両方に電源を供給できる。

 本体サイズは約323.4(幅)×96.5(高さ)×209〜220(奥行き)mmで、重量は約600g。狭額縁のモダンなデザインで、ノートPCの液晶ディスプレイ部分のみを外したようなサイズ感だ。

 働き方改革の推進によりノートPCを支給されることが増えている一方、ノートPCではどうしても画面が小さくなるため、疲労の蓄積や生産性の低下が課題として浮上している。

 オフィスに外付けの液晶ディスプレイを導入し、デスクワークの生産性を向上させるということが有力な方法だが、薄くて軽いThinkVision M14があれば、ノートPCと一緒に持ち運ぶこともできるので、客様やコワーキングスペース、ホテルなどの出先でも、オフィスとほぼ変わらない作業環境を実現し、いつでもどこでも生産性を向上できる。在宅勤務や少人数の商談にも役立つだろう。固定席で作業を行うことが少ないのであれば、オフィスにこのようなモバイルディスプレイを導入するのもありだ。

 もちろん、省スペースかつ省電力、USB Type-C経由で給電できるという点は、ThinkCentre M90n-1 Nanoシリーズのような小型PC・エッジIoTデバイスとの組み合わせにも最適だ。

ThinkVision M14 ThinkVision M14は、約600gと軽量なモバイル液晶ディスプレイ
コンパクト 本体はスリムでノートPCと一緒に携帯する際もかさばらない。持ち運び用のポーチも付属する
電源不要 ディスプレイ入力はUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)。ACアダプターは不要で、USB Type-Cケーブルからの給電で動作するので、ケーブル1本でデュアルディスプレイ環境が構築できる
パススルー給電 パワーパススルー機能を搭載しているのも特徴。ThinkVision M14側にACアダプターを接続することで、ThinkVision M14と「ThinkPad X1 Carbon」に同時給電できる
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2019年12月23日