デュアルディスプレイを導入するならどのサイズ? さらなる生産性アップの処方箋(2/2 ページ)

» 2020年03月06日 10時00分 公開
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画面サイズはどうする? 27型、23.8型、21.5型を実機ベースで比較

 液晶ディスプレイの導入を検討する際、気になるポイントの1つがサイズだろう。デュアルディスプレイを利用する場合は2台ぶんのスペースが必要になる。

 画面は大きいほど見やすく、距離を遠くしても視認しやすい。眼精疲労や肩こり予防に有効とされるが、設置スペースとの兼ね合いもある。設置場所に見合わないサイズのディスプレイを設置してしまい、圧迫感や窮屈さを感じるような状態では生産性に悪影響が出てしまう。

マルチディスプレイ ディスプレイサイズの比較。手前から21.5型、23.8型、27型だ

 多数のモデルを展開するiiyamaのProLiteシリーズには、ほぼ同等の機能を持つサイズ違いの製品が存在しているため、これらを利用して実機ベースでサイズを比較した。

 物理的なサイズの違いを下記の表にまとめた。当然ながら21.5型のXUB2292HSが最も省スペースだが、スペース効率でいうと23.8型のXUB2493HS-3が上回る。非表示部の幅はほぼ同じ(XUB2292HSが6.2mm、XUB2493HS-3が6.5mm)な上、設置に大きく影響するスタンドサイズは21.5型のXUB2292HSと全く同じで、画面サイズのみ大きくできている。

マルチディスプレイ 21.5型の「ProLite XUB2292HS」
マルチディスプレイマルチディスプレイ 省スペースで済む1台で、2台並べても横幅は約977mmに収まる。スタンドもコンパクトで、スペースに余裕がないオフィスにも導入しやすい
マルチディスプレイ 23.8型の「ProLite XUB2493HS-3」
マルチディスプレイマルチディスプレイ ワンランク大きなサイズながら、非表示部の幅は21.5型とほぼ同じな上、スタンドのサイズは21.5型と共通だ。2台並べた横幅も1081mmとコンパクトでマルチディスプレイにも最適だろう
マルチディスプレイ 27型の「ProLite XUB2792HSU」
マルチディスプレイマルチディスプレイ 3辺フレームレスのウルトラスリムパネルを採用した27型の大画面が魅力だ。スタンドも一回り大きい約300(幅)×200(奥行き)mmとなっている
iiyamaのProLiteシリーズのサイズ比較
型番 XUB2292HS XUB2493HS-3 XUB2792HSU
パネルサイズ 21.5型 23.8型 27型
横幅 約488.5mm 約540.5mm 約612mm
2枚並べた時の横幅 約977mm 約1081mm 約1224mm
高さ 約352〜482mm 約366〜496mm 約397〜527mm
スタンド横幅×奥行き 約240×210mm 約240×210mm 約300×230mm
上左右非表示部 約6.2mm 約6.5mm 約7.1mm
重量 約4.8kg 約5.4kg 約6.8kg
ゴミ箱の横幅 約13.8mm 約15.3mm 約17.4mm
マルチディスプレイ ゴミ箱のアイコンサイズを比較。左から21.5型、23.8型、27型と徐々に大きくなる

オフィスでデュアルディスプレイを活用する際に必要となる条件は?

 生産性向上と疲労低減効果を狙って、オフィスでデュアルディスプレイ環境を構築するには、どのような液晶ディスプレイが良いだろうか。

 2画面を並べて使う前提で真っ先に挙げたいのは、「ウルトラスリムパネル」だ。2画面並べた際に画面の間の境界が目立たず操作の違和感がない上に、省スペース性にも貢献するだけにマストな条件といえる。ベゼルと画面の段差がないフラットデザインならば、画面間の境目をほとんど意識することなくシームレスに使うことができる。

 疲労軽減につながる作業姿勢の改善については、スタンドの可動範囲、調整の自由度が重要になってくる。画面のチルト角度調整、スタンドの高さ調整、画面の向きを変えられるスイベルなどが可能な製品を選びたい。安価な製品は角度調整ができない、スタンドが固定されているなど調整範囲が狭いことも多いので要注意だ。また、VESA規格のマウント(VESA100)に対応していれば、マウントアームを導入するという選択肢が増える。

マルチディスプレイ 2画面を並べて使う場合には「ウルトラスリムパネル」は非常に強力だ。画面の間の境界が目立たず、操作の違和感がない上に省スペース性にも大きく貢献する
マルチディスプレイ スタンドの可動範囲の広さや調整の幅は、疲労軽減につながる作業姿勢の改善にとても有効だ

 また、全てのユーザーに必要というわけではないが、生産性向上という点において、ピボット機能があると、WebページやWordファイルのドキュメントといった参考資料の確認、縦位置写真のチェックなどでは非常に有効だろう。

 画面の表示性能も作業効率向上、疲労低減両方に影響する。特に照明や外光の映り込みは眼精疲労の大きな原因になりうるだけに、映り込みにくいノングレア仕上げはマストだ。そして、斜めからでも視認性の良いパネルの方が望ましい。

 デュアルディスプレイが前提であれば、入力端子も定番端子であるDisplayPortとHDMIのデジタル2系統入力対応は必須だろう。

 もちろん、企業向けとしては、「費用対効果」という視点も見逃せない。生産性向上に貢献するからといって無限に予算を使えるわけではない。上記の条件を満たしていることが前提ではあるが、性能的機能的に優れていればいるほど生産性が向上するという類のものではないだけに、コストパフォーマンスというのは重要になってくる。

マルチディスプレイ 目の筋肉は光の調節やピント調節の際に使われるため、照明の映り込みは眼精疲労の大きな原因となる。疲労軽減のためには、映り込みが少ないノングレア仕上げがマストの条件といえる
マルチディスプレイ ピボットができると画面を縦位置で表示でき、Webページや縦長の文書を一覧性よく表示させられる。縦長の縦位置写真も大きな画面で確認可能だ(写真は「ProLite XUB2493HS-3」)
マルチディスプレイ VESA規格のマウントに対応していると、別売のアームを使ってより自由度の高い調整が可能だ。省スペース化にも効果を発揮する
マルチディスプレイ 入力端子は、デジタルで2系統以上は欲しい。定番のHDMI、DisplayPortは必須といえるだろう

生産性向上ならiiyamaのウルトラスリムパネル搭載モデルで決まり!

 オフィスでの導入に適した外付けディスプレイの特徴を改めてまとめると、スリムベゼル(省スペース設計)、高さや角度の柔軟な調整機能、VESA規格のマウントホール対応、広視野角、ノングレア、HDMI/DisplayPort対応、そしてコストパフォーマンスなど多岐に渡る。

 意外とチェックすべきポイントは多いが、これらを漏れなく満たすのが、iiyma ProLiteシリーズの3辺フレームレスでウルトラスリムパネルを備えたモデルだ。21.5型のXUB2292HS、23.8型のXUB2493HS-3、27型のXUB2792HSUと、ほぼ同等の機能で画面サイズの違うモデルがそろっており、オフィスの状況に合わせた最適なモデルが選べる。

 実売価格(送料、税込み)は、それぞれ2万4900円、2万6400円、3万5900円だ。いずれも標準でHDMIとDisplayPort両方のケーブルが付属している。特に23.8型のXUB2493HS-3の買い得感が突出しており、画面サイズと省スペース性のバランスにも優れている。3製品の中でもイチオシのモデルとして強調しておきたい。

マルチディスプレイ iiyamaディスプレイのProLiteシリーズ。21.5型、23.8型、27型とオフィスのスペースや業務用途に応じて選べるのがうれしい
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