国内で緊急事態宣言が発令されて以降、在宅でテレワークに取り組んでいる人は多いだろう。それに伴って、テレワークを進める上でさまざまな課題が浮上している。それらを解消して生産性を高めてくれる、魔法のようなお役立ちアイテムを取り上げる。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、テレワーク、特に自宅での仕事が求められる人が増えている。会社から支給されたノートPCで仕事をしたり、自宅にあったPCを転用したり、人によってはゼロから仕事の環境を整える必要に迫られたりと、それぞれに対応を求められて頭を悩ませている人も多いだろう。
特に会社から支給されているPCは、省スペース性や会社でも家でも使える利便性を考えてノートPCであることが多い。従来、オフィスでデスクトップPCと大画面の液晶ディスプレイを使っていた人にとっては、「画面が小さい」「作業領域が狭い」と感じるのは当然のことであり、作業効率の低下につながってしまうのも仕方がないところだ。
また、小さく狭い画面で長く作業を続けていると、潜在的なストレスも蓄積してしまい、肩こりや眼精疲労、腰痛などの健康被害につながる。こうした症状からくる「欠勤するほどではない健康の不調による生産性の低下」は「プレゼンティズム」と呼ばれ、大きな健康コスト(企業からみると損失)になっていることが、数々の研究で明らかになっている。
こういったテレワーク環境下で四苦八苦している人にお勧めなのが、快適な仕事環境を手に入れる、劇的に生産性を高めてくれる魔法のようなアイテムだ。中でも、適切なサイズの外付け液晶ディスプレイを導入するのが効果的で、省スペースでありながらゆとりの画面サイズで作業領域を拡張できる。作業効率がアップするのに加えて疲労軽減に役立つなど、生産性向上に抜群の効果を発揮してくれる。その理由を、これから具体的に見ていこう。
テレワークで一躍注目を集めているツールが、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetといった多人数が同時接続できるビデオ会議だ。テキストチャットでもコミュニケーションはとれるが、やはり表情や声のトーンから得られる情報は多く、画面共有なども簡単にできるビデオ会議の方がスムーズに運ぶという声は多い。
しかし、こうしたビデオ会議をするとPCの画面がカメラの映像で占有されてしまうため、会議しながらメモを取ったり、資料を参照したりといったことをするにはかなり窮屈だ。外付け液晶ディスプレイでもう1画面足せば、ずっと作業がしやすくなる。
ビデオ会議以外でも、2画面が作業効率アップにつながる場面は多い。例えば、Web画面やPDFファイルを参照しながら、データをExcelにまとめたり、複数の画像を1つにまとめた画像ファイルを作成したりといった作業は、1画面だけではとてもやりにくい。しかし、2画面にすると格段に効率が上がる。
一方、外付け液晶ディスプレイを追加するとなると、どうしても設置スペースが必要になる。会社のようなある程度ゆとりのある場所ならともかく、手狭な自宅では少しでもコンパクトな方がいい。その点、マウスコンピューターのiiyamaブランドに属する「ProLite XUB2292HS」ならば、21.5型と小型ながらフルHD(1920×1080ピクセル)表示が行え、省スペースと大きな画面を両立できる。
ノートPCの画面サイズは、大きくても15.6型が一般的であり、21.5型はそれを大きく上回る。視野角が広く画面を横から見ても色変化がほとんどないIPS方式のパネルを採用しており、映り込みの少ないノングレア仕様と合わせて、パキッとした表示でとても見やすい。
また、画面が大きい方が目の疲労軽減に有利なのは明らかだ。21.5型のProLite XUB2292HSをメインに据えて、ノートPCの画面をサブとして活用することで、目の疲労をだいぶ軽減することができるだろう。
接続端子も豊富で、HDMIとDisplayPort、そしてD-Sub 15ピンを備えており、接続するPCを選ぶこともない。背面に1W×2のスピーカーを内蔵する他、3.5mmの音声入力とヘッドフォン端子を装備しているのも心強い。
本製品はノートPCよりかなり大きな画面でありながら、設置スペースは少なくて済む。スタンドのサイズはわずか約240(幅)×210(奥行き)mmと、一般的なノートPCよりもはるかに小さな底面積しか占有しない。
しかも、画面の上部と左右の非表示部の幅がわずか6.2mmしかない。この「3辺フレームレスフラットデザイン」は、文字通りのフレームレスに近い感覚のため、21.5型という大きな画面サイズのわりに圧迫感を全く感じさせない。
液晶ディスプレイの設置を想定していなかった書斎などにも置きやすいし、重量も約4.8kgと軽量なので移動させるのも十分に現実的だ。昼間のワーキングタイムだけ、あるいはビデオ会議の時だけリビングに設置するというような使い方も問題なく行える。
続いて、本製品ならではの細かな調整機能をチェックしよう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2020年5月26日