14型レッズPCの基本スペック以下の通りだ。
Ryzen 5 3500Uは、AMDのモバイル向けプロセッサ「Ryzen(ライゼン) Mobile」のラインアップの1つだ。デスクトップPC向けのRyzenプロセッサは近年、デスクトップPC向けCPUにおいてIntelを脅かす存在となっている。そのモバイル向けたるRyzen Mobileも、2019年後半から2020年にかけて採用モデルが増えており、ノートPCでも定番的存在になりつつある。
その性能をIntelのモバイル向けCore i5プロセッサと比べると、CPU部分はほぼ同等で、グラフィックス部分は少し上、という感じとなる。グラフィックス機能をつかさどるRadeon(ラデオン)はレッドをイメージカラーとしており、レッズPCと相性バッチリな組み合わせといえる。
参考として、14型レッズPCがどのくらいの性能を備えるのか、ベンチマークテストを通して確認しよう。
CPUの処理能力を見る「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」のスコアは、最新の第10世代Core i5プロセッサと同じくらいのスコアを記録した。CINEBENCH R15のスコアについては、参考として用意した約5年前の「Core i5-5300U」搭載ノートPC(メモリ8GB、SSD 250GB、約1.5kg弱)と比べると約2.3倍になっている。
PCの全般的な処理能力を見る「PCMark 10」のスコアも、最新モバイルノートPCならではのスコアだ。Core i5-5300U搭載ノートPCと比べると、Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス)、Digital Content Creation(クリエイティブ)、全ての項目で大幅に性能が向上している。
PCMark 10では、バッテリー駆動時間をテストする「Modern Office Battery Life」も実行している(ディスプレイの輝度は50%に指定)。結果、満充電からの駆動時間は8時間3分となった。
Modern Office Battery Lifeテストは、EssentialsテストとProductivityテストに内包される幾つかのテストを、長めのインターバルを挟んで繰り返し実行する実践的な内容となっている。ビジネス用途においての目安としての信頼できるテストであるだけに、価値があるだろう。
「3DMark」を使って3D描画性能もテストした。定番の「Fire Strike」のスコアは1757。Intelの内蔵GPUを利用するモバイルノートPCでは1000前後のスコアとなることを考えると、やはりグラフィックス性能は優秀だと分かる。
ストレージの性能は「CrystalDiskMark」でテストした。Serial ATA SSDとして水準以上の性能が出ている。
このレッズPCは、“レッズ愛”を全身で主張できるスペシャルな仕様に加えて、PCとしての実力も相当なものに仕上がっている。
薄型軽量と大きな画面を両立しており、ベンチマークテストでも明らかな通り、最新製品ならではの高性能と長時間のバッテリー駆動時間も折紙付きだ。実用十分なインタフェースやセキュリティ対策なども欠かすことなく備えている。
しばらく使ってみて気付いたこととして、レッズPCは静音性にも優れている。ビデオ会議中にファンがうるさく回り出すような心配はなく、テレワークとも相性が良いだろう。
販売価格も14型モデルで9万4800円(税別)、15型モデルで9万9800円(同)とリーズナブル。熱心なレッズサポーターならば、購入をためらう理由はない。
レッズPCはマウスコンピューターのWeb直販サイトや浦和レッズの公式オンラインショップで購入できる。7月4日からJリーグが開幕する。手元にレッズPCがあれば、より楽しめるだろう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2020年6月22日