人気プロ絵師のrefeia先生が、マウスコンピューターのクリエイター向けノートPC「DAIV 5N」とワコムの液晶ペンタブレットの組み合わせを試し、改めて気が付いたことがあるという。その心得とは?
こんにちは! refeiaです。
今日はマウスコンピューターのクリエイター向けノートPC、「DAIV 5N」とワコムの「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」をご紹介します。DAIV 5Nは同社のクリエイター向けノートPCの15.6型モデルで、かなり高い処理能力を持ったPCです。
のっけからかっ飛ばしてしまいますが、正直なところこの5Nは、イラスト用途にはパワーがあり余るモデルです。実際に、マウスコンピューターの「ワコム 液晶ペンタブレット 推奨スペックパソコン」や、「CLIP STUDIO PAINT 推奨モデル」には「DAIV 4N」がピックアップされてます。
しかしなぜか、手元に届いた機材はこのDAIV 5NとWacom One……最初は「え?」と思いました。そう、今回は先月発売になったDAIV 5NとWacom Oneを編集部の担当者がBTOでチョイスした構成だったのです。
ところが、手元で触って、実際に使って、これからの絵師にはこのレベルのPCが必要だ、この組み合わせで送られてきたのは正しかったんだ! という思いがふつふつと沸いてきました。
今イラストに取り組んでいる人や、これから志そうという人が、なぜ“オーバースペックなPC”を持つ必要性が増してきているのか? 今回はそれについてお話していこうと思います。よろしくお願いします!
まずは、DAIV 5N自体についてお話します。
DAIV 5Nは、マウスコンピューターでクリエイター向けノートPCとして13.3型から17.3型まで用意されている中の大きい方から2番目、15.6型のモデルです。
CPUはIntelの第10世代Core i7-10875H(8コア16スレッド)、GPUのNVIDIA GeForce RTX 2060(グラフィックスメモリ6GB)は固定ですが、メモリは16GB〜64GBまで、SSD(NVMe SSD)が512GB〜2TBまでカスタマイズ可能です。
17.3型モデルは、8コア8スレッドで動作するCore-i7 9700というデスクトップ向けのCPUを搭載しているお化けPCなので、リアルなノートPCとしてみた場合、このDAIV 5Nが実質的な最上位モデルのような気がします。
では、外観と機能をチェックしていきましょう。
見た目は、シャープな細部と端正なシルエットの大型ノートPCです。同社の「G-Tune」というゲーミングモデルと一部コンポーネントを共有しているからか、キーボードを虹色に光らせることができたり、少しけれん味あふれるデザインが紛れていたりしますが、嫌味ではないと思います。
左側面にUSB 3.1 Type-Aとヘッドフォンおよびマイクの各端子、右側面には2基のUSB 3.0 Type-A端子とmicroSDカードリーダーが、背面には丸形の電源、有線LAN、HDMI出力、そしてThunderbolt 3端子(DisplayPort Alternate Mode対応)があります。この後面の端子類が秀逸で、使用中にケーブル類があまり目に入らないように設置できます。
一方のWacom Oneも、ACアダプターの未使用は公式にはサポートされていませんが、こういう接続もできてしまいます。
ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の15.6型で、今風のナローベゼルです。画面はしっかり端まで広がっているので、景色や映像を見る時には迫力がありますね。
15.6型なので据え置きタイプでは標準的なサイズですが、13.3型のWacom Oneとぴったり重なるサイズです。一緒に運ぶときには気分が良いですね。
では、早速DAIV 5Nのパフォーマンスをチェックしてみましょう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2020年9月2日