オールSSD NASがパワーアップ! テックウインドの第2世代「AXELBOX」をお勧めする理由(3/3 ページ)

» 2021年08月06日 10時00分 公開
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ポイント3:省電力化でコスト削減 でもパフォーマンスは向上

 第2世代AXELBOXは、第1世代からパフォーマンスを向上する一方で、省電力化も進んでいる

 CPUの消費電力の目安となるTDP(熱設計電力)を比較すると、第1世代が採用するRX-421NDは35Wであるのに対し、第2世代が採用するRyzen Embedded V1500Bは16Wと半分以下になっている。それでいて、処理パフォーマンスは約1.8〜2.5倍に向上している。

 ストレージをオールSSDとしたことによる消費電力の削減効果も大きい。ウエスタンデジタルのWD Redシリーズには3.5インチHDDも用意されているが、同じ2TBで比較するとSSDの消費電力は読みだし時で約27%、書き込み時で約7%少ない。平均有効電力で比較した場合はSSDはHDDの約38分の1(スリープ時は約10分の1)と大きな差が付く。

 先述の通り、電子部品のダメージを減らすには常時通電が望ましい。ユーザーが利用しない深夜帯、休日に通電していても、それによるコスト増はほとんど無視できるレベルといえる。

 発熱の減少とRAID6のパフォーマンス向上により、耐障害性や可用性が一段とアップしている。

第1世代 AMD RX-421NDを搭載する第1世代AXELBOXのパフォーマンスを「GeekBench」で計測した結果
第2世代 Ryzen Embedded V1500Bを搭載する第2世代AXELBOXのパフォーマンスをGeekBenchで計測した結果。第1世代から性能が向上していることが分かる

ポイント4:とにかく導入が楽!

 第2世代AXELBOXは、QNAPのTS-x73Aシリーズをベースとした製品だ。しかし、単なる「NASキットとストレージのセット」ではない。導入のコストや手間を大幅に削減してくれる以下のようなメリットがある。

1. 相性問題に関する動作検証が不要

 NASキットは、ニーズに応じてストレージやメモリ、拡張ボードなどを選択できる柔軟性も持つ反面、互換性の問題が生じた場合はユーザーの自己責任となる。

 キットメーカーのWebサイトには互換性を確認できた機器の情報が掲載されているが、載っていないものを使うのはある意味で「ばくち」だ。互換性が未確認の機器は、はた目では正常に動作しているように見えても「負荷が高まるとパフォーマンスが低下する」「スリープから復帰する際に障害が発生する」「RAIDのリビルドがうまく行かない」といった問題が後から顕在化するケースもある。

 その点、AXELBOXはQNAPの国内正規代理店であるテックウインドが、その経験と知見から選んだパーツで構成されている。互換性(相性)も含めて保証されている安心感は大きい。

2. ストレージ/ネットワークボードが組み込み済み

 キットを組み立てる場合の問題は、互換性にとどまらない。パーツの不具合への対応も意外と手間が掛かる。不具合は初期不良が原因となることもあるが、ユーザーの取り扱いミスが原因であることも少なくない。「できればトータルで動作を保証してほしい」と思う人もいるはずだ。

 AXELBOXは、SSDと10GbEネットワークボードをあらかじめ組み込んだ状態で出荷される。もちろん、出荷前には製品全体での動作試験も行われる。自分で組み込む手間がないだけでも、大きな時間の節約となる。

3.あらかじめ設定済み

 QNAPのNASキットのセットアップは、それほど難しくない。しかし、「RAIDの構成」「ストレージの容量」「ネットワークの構成」といった設定の“さじ加減”はある程度の経験がないと難しい

 その点、AXELBOXはテックウインドの推奨設定がプリセットされている上、RAIDの構築もあらかじめ完了した状態で出荷される。そのため、ネットワークに接続して電源を投入すれば、すぐに管理画面が表示される。

 RAIDの構築を含む初期設定は、ストレージの容量や設定によっては丸一日以上かかることもある。開封してすぐに運用を開始できることは、AXELBOXの強みだ。

Qfinder AXELBOXを起動した後、同じネットワークに接続したクライアントPCで「Qfinder」を起動すると、自動的にAXELBOXが検出される
ログイン画面 Qfinderの画面からAXELBOXをクリックして、付属のIDとパスワードを入力すれば、すぐにQTS(管理インタフェース)にアクセスできる
デフォルト設定 AXELBOXは「RAID6」「SSDエキストラオーバープロビジョニング10%」で初期設定が行われている。2TB×4ベイモデルの場合、実効ストレージ容量は約3.15TBとなる
ウイルス対策 ウイルス対策も標準で導入済みだ

今後も続くテレワーク AXELBOXでより快適に

 コロナ禍をきっかけに、2020年から急速なテレワークへのシフトが起きた。一方で、ワクチン接種も本格的に始まり、それをきっかけとして元の生活様式への回帰を期待する声もある。だが「マスクなしの生活」「深夜までの飲食店営業」は望まれても、「全員がオフィスに出社することを前提とした仕事スタイル」は望まれないだろう。

 新型コロナウイルスの動向とは関係なく、テレワークへの対応を進めることは企業の重要な課題の1つとなる。これは大企業だけではなく、中小企業も同様だ。

 テレワーク環境をより快適にするツールとして、第2世代AXELBOXは非常に良い“投資先”となりうる。本体は4ベイ(TS-473A)、6ベイ(TS-673A)、8ベイ(TS-873A)の3種類から、SSDの容量は1TB、2TB、4TBの3種類から職場のニーズに合わせて選択できる。最廉価の4ベイ/1TB SSD構成の標準価格は29万2000円(税別)と、会社の稟議(りんぎ)を通しやすい設定となっている。

 まずオールフラッシュの第2世代AXELBOXでファイルサーバをリプレイスすることから、テレワーク対応を始めてみてはいかがだろうか。テレワーク時代のNAS(ファイルサーバ)は、もはや企業の基幹インフラと言っても過言ではない。従業員1人1人の満足度の向上だけでなく、会社全体の生産性向上にも大きな役割を果たすはずだ。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2021年8月25日