X4-Tはインタフェースも充実している。ボディーの左側面にはUSB PowerDeliveryとDisplayPort Alternate Modeに対応したThunderbolt 4(USB Type-C)端子を2基備え、最大40Gbpsでデータをやりとりできるだけでなく、充電や給電、画面出力も可能だ。PCに充電中でも、もう1基で拡張ポートを利用できるのもうれしい。HDMI端子もあるので、従来のディスプレイやプロジェクターとの接続も行える。
右側面にはSDXC対応のmicroSDメモリーカードリーダー(最大512GBまで)や3.5mmのマイク入力/ヘッドフォン兼用端子、USB 2.0やUSB 3.2 Gen 1のUSB Type-A端子も並んでおり、モバイルPCでも高い接続性を維持している。
ユニークなところでは、左側面手前側にマイクとWebカメラをワンタッチでオフにする独立したスイッチを搭載している。ビデオ会議やリモート授業中に不意なアクシデントがあっても、このスイッチを切り替えるだけでWebカメラとマイクを一括してオフにすることができる。一種のエマージェンシーボタンであり、いざというときに重宝する
ここまでX4-Tについて紹介してきたが、液晶ディスプレイやCPU回りのスペックは若干異なるものの、同時発売の「THIRDWAVE F-14TG」も要注目だ。CPUはCore i5-1135G7(4コア8スレッド/2.40GHz〜4.2GHz)になるものの、その他はX-4Tと変わらず標準で「KINGSOFT WPS2 Office」が付属しながら、256GB SSDモデルが9万9980円、512GB SSDモデルでも10万4980円と懐に優しい。
ボディーカラーはシックなX4-Tから一転して、ラピスブルーと限定のSAKURAが用意されている。色鮮やかなボディーで美しいトリニティ・ストライプも健在なので、合わせてチェックしてほしい。
まずは、raytrek X4-TとTHIRDWAVE F-14TGを全国各地にあるドスパラの店頭で見て、ぜひ実機に触れてほしい。そして、Windows 11が快適に動作するのはもちろん、しっかりとしたキー入力と、何より10万円前後という価格のモデルとは思えない高い質感を備えたボディーに驚いてほしい。
「そうそう、これでいいんだよPCは」と思わずつぶやいてしまうハズだ。
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