液晶ディスプレイのサイズは14型だ。画面解像度は標準的なフルHD(1920×1080ピクセル)に対応する。液晶の配向方式は公開されていないが、上下/左右とも視野角は広く、IPS方式系の技術が使われていると思われる。表面は外光や照明が映り込みにくいノングレア仕上げだ。映り込みは眼精疲労の大きな原因になるだけに、ノングレア仕様は大きなポイントだろう。
キーボードは、6列のアイソレーションタイプを採用する。キーピッチは約19.1mmでゆったりとした間隔が確保されており、配列もクセの少ない素直な内容だ。キーストロークは約1.2mmとやや浅めながら、タイプ感はしっかりとあり、スイッチの感触も悪くない。
キーボード手前にあるタッチパッドおよびパームレストも広く確保されており、ビジネスや学習を行うのにストレスを感じない入力環境が備わっている。
液晶ディスプレイ上部に100万画素のWebカメラとデュアルアレイマイクを内蔵しており、ZoomやMicrosoft Teamsなどを利用したオンライン会議も追加装備なしで快適に行える。
タッチパッド左上にはWindows Helloに対応した指紋センサーを装備する。指紋を登録しておけば、PCをロックした状態からセンサーにサッと触れるだけでログインできる。自宅とオフィス以外の場所に持ち運んで使う可能性があるPCとして、この利便性は大きい。もちろん、TPM 2.0にも対応しているので、標準装備のWindows 10 Proと併せて、BitLockerなどハードウェア暗号鍵を利用した強固な暗号化機能も利用できる。
CPUは、4コア8スレッドのCore i5-1135G7(2.4GHz〜4.2GHz)を採用する。開発コード名「Tiger Lake-UP3」で知られる第11世代Coreプロセッサのミドルレンジモデルだ。メモリとストレージはBTOで柔軟なカスタマイズが可能なので、業務に最適な構成でオーダーできる。
標準構成ではメモリがDDR-3200を8GB、ストレージはM.2 SSD(NVMe)を256GBという内容だ。予算が許すならば、メモリは16GB以上、SSDも512GB以上にしておくのがお勧めだ。この構成なら、TeamsやZoomでバーチャル背景、ノイズリダクションを利用したリモート会議をしながらオフィスアプリやブラウザを複数同時利用したり、画面共有をしたりといった作業も快適に行えるだろう。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年3月23日