ハイブリッドワーク時代に最適なノートPC! 1kg未満で高性能な「Latitude 7330 Ultralight」をお勧めする理由(3/3 ページ)

» 2022年06月27日 10時00分 公開
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ベンチマークテストで実力をチェック!

 軽量で持ち運びやすく、環境への配慮もしっかりとしているLatitude 7330 Ultralightだが、ビジネスシーンで利用するノートPCとしての性能はいかほどのものか、ベンチマークテストを通して検証してみよう。今回検証するマシンの主な仕様は以下の通りだ。

  • CPU:Core i5-1235U
    • Pコア2基4スレッド/最大4.4GHz
    • Eコア8基8スレッド/最大3.3GHz
  • メインメモリ:8GB
  • グラフィックス(GPU):Intel Xe Graphics(実行ユニットは80基)
  • ストレージ:256GB SSD(PCI Express接続)
  • OS:Windows 10 Pro 64bit版(Windows 11 Proからのダウングレード)

CINEBENCH R23

 まず、3Dレンダリングを通してCPUコアの性能をテストする「CINEBENCH R23」のスコアをチェックしてみよう。ACアダプターをつないだ状態で電源モードを「高パフォーマンス」(標準)にした場合のスコアは以下の通りだ。

  • マルチコア:5832ポイント
  • シングルコア:1547ポイント

 マルチコアの結果は、8基搭載されたEコアによって効果的に引き上げられており、ひと昔前のモバイルノートPCでは考えられないような好成績を記録している。一方、シングルコアの結果は、Pコアの“底力”を感じさせるもので、これも従来のモバイルノートPCと比べると良好な値である。

 今回はWindows 10 Pro 64bit版でテストしているが、第12世代Coreプロセッサへの最適化がより進んでいる「Windows 11」をインストールした構成なら、特にマルチコアのパフォーマンスにおいてさらに良い結果をもたらすことになるだろう。

CINEBENCH R23 CINEBENCH R23の結果

PCMark 10

 続いて、PCの実利用シーンを想定したベンチマークテストアプリ「PCMark 10」の結果を見てみよう。こちらも、ACアダプターをつないだ状態で電源モードを高パフォーマンスにした場合のスコアをチェックする(以下、他のテストも同様)。

  • 総合スコア:5064ポイント
  • Essentials(日常利用):1万269ポイント
    • アプリ起動:1万4016ポイント
    • ビデオ会議:8186ポイント
    • Webブラウズ:9440ポイント
  • Productivity(オフィス利用):6976ポイント
    • 表計算:6720ポイント
    • ワープロ:7243ポイント
  • Digital Content Creation(デジタルコンテンツ作成):4921ポイント
    • 写真編集:8954ポイント
    • レンダリング/ビジュアライズ:3027ポイント
    • 動画編集:4397ポイント

 こちらも、以前のモバイルノートPCと比べると良好なスコアといえる。特に、CPUに統合されたGPU(Intel Iris Xe Graphics)の性能向上も手伝ってデジタルコンテンツ作成のパフォーマンスは改善度合いが大きい。

 最近は、ビジネスシーンでも写真/動画の編集をする機会も増えつつある。そのようなシーンでも、そこそこのパフォーマンスで作業できることは、仕事の効率改善に寄与するはずだ。

 一般的なオフィスワークを想定したProductivityのスコアも良好である。これなら、オフィスアプリもサクサク動いて快適だろう。

PCMark 10 PCMark 10の結果

CrystalDiskMark 8.0.4

 SSDがデータを読み書きするパフォーマンスをチェックすべく、「CrystalDiskMark 8.0.4」によるテストも実施した。

 今回テストしたマシンには、KIOXIA(キオクシア)の「KBG40ZNS256G」というSSDが搭載されていた。公称のシーケンシャル(連続)読み出しは最大毎秒2200MB、シーケンシャル書き出しは最大毎秒1400MBというスペックである。結果は以下の通りとなった。

  • シーケンシャル(SEQ1M Q8T1)
    • 読み出し:毎秒2287.37MB
    • 書き込み:毎秒1577.76MB
  • ランダム(RND4K Q32T1)
    • 読み出し:毎秒402.78MB
    • 書き込み:毎秒335.16MB

 シーケンシャルの読み書きは、公称スペックを少し上回る結果となった。きちんとSSDの性能を引き出せているようである。ランダムの読み書きについても、細かい(小さな)ファイルを断続的に読み書きするようなことをしない限りは十分なパフォーマンスを備えている。

CrystalDiskMark 8.0.4 CrystalDiskMark 8.0.4の結果

3DMark

 3Dグラフィックス性能をチェックする「3DMark」の結果もチェックしよう。今回はDirectX 12ベースの「Time Spy」と、DirectX 11ベースの「Fire Strike」の2種類を計測した。結果は以下の通りだ。

  • Time Spy:1242ポイント
  • Fire Strike:2938ポイント

 過去のモバイル向け省電力CPUに統合されたGPUと比べるとパフォーマンスが良いことは間違いなく、3D関連のグラフィックス性能も良好だ。これなら、余暇のカジュアルなシーンで負荷の軽いゲームタイトルを十分にプレイできる。

3DMark 3DMark(Time Spy)の結果
3DMark 3DMark(Fire Strike)の結果

FF14ベンチマーク

 「軽いゲームならできるって本当?」と疑問を抱く人もいると思うので、実際のゲームをベースとしたテストアプリ「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク(FF14ベンチマーク)」も実行してみた。今回はノートPC向けの「標準品質」と「高品質」設定でフルHD/フルスクリーン描画でテストを行った。結果は以下の通りだ。

  • 標準品質(ノートPC):4033(普通)
  • 高品質(ノートPC):3153(設定変更を推奨)

 さすがに高品質では厳しいものの、標準品質ならそこそこの快適さでプレイできる。ノートPCのCPU内蔵GPUをターゲットにした設計の3Dゲームなら、今までよりもスムーズに動くことは間違いなさそうである。

FF14ベンチマーク FF14ベンチマーク(標準品質)の結果

 このように、Latitude 7330 Ultralightはあらゆる面でスキのない、堅実な製品に仕上がっている。抜群の軽さと頑丈さを兼ね備えつつ価格と性能のバランス感も妥当で、ハイブリッドワーク環境下のビジネスシーンで複数台を導入する際には、非常に魅力的な選択肢だといえる。

 ノートPCの導入について検討する際には、ぜひ第1候補として心に留めておきたい。

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