ゲームでもクリエイティブ用途でも、重要なのが液晶ディスプレイだ。ゲームシーンでは特にリフレッシュレートや応答速度、クリエイティブ用途では色域や色再現性といった要素がより優先される。
本製品の17.3型液晶ディスプレイは、どちらの条件も高レベルで兼ね備えているところがポイントだ。リフレッシュレートは通常の2倍の120Hzに対応し、残像感のない滑らかな表示でゲームを楽しめる。ゲームのコマをより速いタイミングで表示することでもあるため、格闘ゲームやシューティングなどではプレイを有利に進められる要素でもある。
一方、クリエイティブワークで重要なのは色域だ。本製品ではインターネットコンテンツの標準であるsRGBを大きく超えるDCI-P3の色域も100%カバーし、本格的な制作用途にも利用できる条件を満たす。
さらに、画面解像度は3840×2160ピクセル(4K UHD)に対応する。近くで見てもドットが見えない精細な表示で、高解像度の写真や動画を臨場感たっぷりに、立体感や臨場感がさらに増し、より美しく表示できる。
本製品は、2スピーカー/4ウーファーの6スピーカーシステムを採用している。ゲームやエンタメを迫力のサウンドで楽しめる。
液晶ディスプレイの上部には、約207万画素のWebカメラとアレイマイクを内蔵する。AIを活用したノイズキャンセリング機能も搭載しており、ゲーム配信、ビデオ会議などのコミュニケーションも良い音で利用できる。
Webカメラは、レンズ部分を物理的に隠すプライバシーシャッターを備えており、意図せず映像が配信されてしまうことを防げる。顔認証や指紋認証にも対応しており、外へ持ち出して使う場合も、セキュリティとスピーディーなログインを両立させることが可能だ。
通信機能とインタフェースの充実ぶりも特筆できる内容だ。通信機能は、2.5GBASE-T対応の有線LANに加え、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準で装備する。
最近は2.5GBASE-T対応のルーターやNASなども増えてきており、データの管理に高速NASを活用しているクリエイター、宅内で少しでも高速に通信したいゲーマー、いずれのニーズも満たす。
左側面には、Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子を搭載する。最大40Gbpsのデータ転送、ディスプレイ出力、充電端子(USB Power Delivery対応)とマルチに活用可能だ。
プロのクリエイティブユースでは、Thunderbolt対応のビデオキャプチャデバイスや高速ストレージが普及していることからThunderbolt 4の採用が絶対条件となっているクリエイターも少なくないが、本製品であれば問題なく対応できる。
ここからは、ベンチマークテストの結果を見ていこう。比較用に2021年購入のゲーミングノートPCのスコアも掲載した。
CPUの馬力をストレートに反映するCINEBENCH R23のCPUスコアは、18289ptsだった。Core i9-13900Hを搭載するノートPCとしても上位のスコアで、高い冷却性能により、CPUの性能をしっかり引き出しているといえるだろう。
GPUレンダリングを行うBlender Benchmark(GPU)のスコアや3DMarkのスコアから、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUの実力もしっかり発揮できていることが分かる。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年9月23日