本機は高い性能を備えるだけに発熱の処理も気になるところだが、放熱はしっかりとできており、高負荷時もキーボード面にじんわりと熱を感じる程度で、手がよく触れるパームレスト部分にまでは不快な熱が伝わってこない。
動作音は負荷に応じて変化する。究極のパフォーマンスモードでも常時ノイジーということはなく、ピーク時の音も外部GPU搭載のゲーミングPCと比べるとずいぶんマイルドだ。静音モードも用意されており、一般的なオフィス処理は常時静音で利用できる。
FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温25度)。発熱をうまく背面側に逃がす設計になっていることが分かる。パームレストは、高負荷時でも体温以下の状態を保っていたModern 15 H C13Mシリーズは、一般的なビジネスPCよりも1〜2ランク上の高性能なプロセッサを搭載し、そのパフォーマンスをしっかり発揮できており、現代のビジネスシーンで浮上してきたパフォーマンス要求に余裕を持って応えることができる。
日本向けに最適化されたキーボードやプライバシーシャッター付きのWebカメラ、充電と画面出力に対応したUSB Type-C端子を装備するなど、オフィス業務で使いやすい要素もしっかり兼ね備えており、本機を導入すればビジネスの生産性向上は間違いないところだ。
マルチタスクの作業や動画編集などでパワーが必要な業務に携わるオフィスワーカーはもちろん、オフィス業務や学習用途だけでなく、プライベートでクリエイティブな趣味などに活用したいリモートワーカーや学生などにとっても要注目の製品だろう。
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