マウスコンピューターのスタンダードノートPC「mouse F4」シリーズは14型の大画面で持ち運べる重さを維持しながら、10万円台前半で購入できるお手頃価格が魅力のモデルだ。ここでは、実売12万円を切る評価機を徹底チェックした。
マウスコンピューターの「mouse F4-I5U01OB-A」は、持ち運びやすいスリムなボディーに12コアの第12世代Intel Coreプロセッサを備えた14型スタンダードノートPCだ。
リーズナブルなプライスながら、約1.38kgの上質感あるボディーにパワフルなプロセッサを搭載しており、幅広い用途に活用できるスタンダードモデルとなっている。
直販サイトでは4種類のベースモデルが用意されているが、ここではメモリ16GB/SSD256GBで価格が11万9900円(税込み、以下同様)のモデル(型番:F4I5U01OBABAW102DEC)を評価機として入手した。実機で内容をチェックしていこう。
スリムなボディーは、シンプルなデザインながらディテールの作り込みが丁寧で好感が持てる。「オリーブブラック」と呼ばれるマットなブラックの塗装も上質感がある。しっとりとしたソフトなタッチながら皮脂が付着しやすいこともなく、とても印象の良い仕上がりだ。
突起部を除くボディーサイズは、約320(幅)×215(奥行き)×19(厚さ)mmで、重量は約1.38kgとなる。特段、薄型軽量というわけではないが、気軽にどこにでも持ち運べるサイズと重量にまとまっている。ボディーには剛性感もあり、頑丈さに不安はない。
なお、mouse F4-I5U01シリーズには、ボディーカラーがシャンパンゴールドのバリエーション(mouse F4-I5U01CG-A)も用意されている。
公称のバッテリー駆動時間は約10時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0)だ。付属のACアダプターは独自端子だが、USB Power Delivery(PD)に対応したUSB Type-C端子も備えており、USB PD対応の汎用(はんよう)ACアダプターやモバイルバッテリーも利用できる。
BTOでは、本製品で利用可能な出力100WのUSB PD対応アダプターも、注文時に同時にオーダー可能だ。USB PD対応のACアダプターといっても種類はたくさんあるため、本製品に対応している製品を同時に手に入れられるのは、利便性の面でも安心感の面でもありがたい。
CPUは、IntelのCore i5-1240Pを搭載する。第12世代のCore i5なので最新のCore Ultraから数えれば2世代前だが、パフォーマンス/電力効率ともに十分現役で通用するCPUだ。ビジネス用途や学習シーンはもちろん、構成次第ではエンターテインメントやクリエイティブ用途まで活用できる。
メモリとストレージはBTOでカスタマイズが可能だ。標準ではメモリが16GB、ストレージが256GB(PCI Express SSD)という構成だが、メモリは最大64GBまで選べ、ストレージは最大2TBを2基、合計で最大4TBまで搭載可能になっている。
ストレージ容量が256GBの場合、限定的な用途以外ではすぐに容量不足になるため、「自分の用途では256GBで十分」だという確信がある人以外は、500GB以上の構成にしておいた方が後で困らないだろう。
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提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年6月23日