12コアCPUで仕事もエンタメも快適! 洗練されたボディーも魅力のスタンダードノートPC「mouse F4-I5U01OB-A」を試す(3/3 ページ)

» 2024年06月07日 14時00分 公開
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スタンダードPCとして十分なパフォーマンス

 ここでは、ベンチマークテストの結果を掲載する。今回の評価機は、mouse F4-I5U01OB-A(F4I5U01OBABAW102DEC)の標準構成モデルだ。参考として、2018年発売のビジネスPCのスコアを掲載した。

 特に言及がない限り、Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」、Control Centerのパワーセッティングについては標準の「バランス」で実行している。

14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC テストに利用した機材の主なスペック
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC 「Control Center」ユーティリティーが導入されており、パワーセッティングが選べる。特に言及がない限りは「バランス」で測定している

 CINEBENCH R23のCPUテストでは比較対象の2倍を上回るスコアをマークした。CPU(シングルコア)でも大差を付けており、高負荷な処理はもちろん、普段使いのちょっとしたレスポンスでも旧世代のPCとは大きな差があることが分かる。

 実際のアプリケーションを使って計測するPCMark 10のスコアも、Essentials(日常操作)、Productivity(オフィス作業)、Digital Content Creation(クリエイティブコンテンツ制作)の全項目で旧世代PCを圧倒した。こちらは静音モードでも旧世代を楽々と上回っている。

14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC CINEBENCH R23のスコア比較。CPUスコア、CPU(シングルコア)ともに比較対象を圧倒している
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC CINEBENCH 2023(最低実行時間10分)のスコア
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC PCMark 10のスコア比較。静音モードではDigital Content Creationのスコアがかなり落ちるが、それでも比較対象には圧勝している
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC PCMark 10/Modern Office Battery Lifeの結果(バランスモード/画面の輝度50%/トップクラスの電力効率)。バッテリー残量100%から2%までで7時間3分動作した
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC 3DMarkのスコア比較
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル/標準品質)のスコア
mouse F4-I5U01OB-A

発熱の処理も良好

 高負荷時にはファンの音が大きくなるが、特に問題になるレベルではない。高負荷時のファンの音を抑える静音モードも用意されているので、うまく使い分けるとよいだろう。サーモグラフィーの画像から、発熱の処理もうまくできているのが分かる。

14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC 動作音の測定結果(室温27.8度/暗騒音30.9dB)。本体手前から5cmの距離に騒音計を置いて計測した
14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク終了直前に、FLIR ONEで撮影したサーモグラフィー。手がよく触れるパームレストまで気になる熱が伝わってくることはなく、発熱の処理はうまくできている
mouse F4-I5U01OB-A

バランスに優れたワンランク上のスタンダードノートPC

 mouse F4-I5U01OB-Aは、とてもバランスの良いPCだ。持ち運びもできる上品なボディーやThunderbolt 4を含めた高速インタフェースといった内容は、いわゆる「コスパ優先」のモデルよりワンランク上の装備とパワフルなパフォーマンスを持ちながら、標準構成で11万9900円(税込み、以下同様)とリーズナブルなプライスにまとまっている。標準で3年保証が付帯し、長く安心して使える点も魅力だ。

 なお、標準構成はSSDの容量が256GBと最小限なので用途が限定されるが、これを増やしておけば、より幅広い用途で長く利用できるだろう。直販サイトのBTOメニューで実際にカスタマイズして価格を見積もってみると、512GB(PCI Express接続)にした場合には12万7600円、1TB(PCI Express Gen 4 x4接続)にすると13万5300円となった。1TBにするとインタフェースが高速になることもあり、1TBの構成が最も割安感がありそうだ。

 マウスコンピューターの直販サイトでは、このようにBTOメニューを使って構成をカスタマイズした価格をすぐに確認することができ、そのまま注文まで行える。興味があったら一度訪れてみて、試してみてはいかがだろうか。

14型ノートPC マウスコンピューター mouse F4-I5U01OB-A F4I5U01OBABAW102DEC
mouse F4-I5U01OB-A
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