ゲーミングディスプレイ入門にもピッタリ! 2万円切りで180Hzモデルもあるフィリップス“Evnia”のコスパがスゴイ(1/2 ページ)

フィリップスのゲーミングディスプレイブランド「Evnia」から、コスパに優れる新製品が続々と登場する。

» 2024年09月06日 10時00分 公開
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 “TVゲーム”という言葉があるように、これまでゲームを遊ぶ環境といえばTVと家庭用ゲーム機の組み合わせが一般的だったが、近年は「PCでゲームを遊ぶ」という行為が全く珍しいものではなくなっている。

 以前は自作PCを組み立てるようなコアなユーザーに支持されるだけだったPCゲーム市場は、成長の一途をたどっている。PCゲームを楽しむことに最適化された「ゲーミングPC」が一大ジャンルに成長し、多くのメーカーが新製品として積極的に発売していることや、店頭にフィーチャーされた売り場が設置されていることからも、その勢いを知ることができる。

 ただ、快適なPCゲーム環境を構築するには、高性能なPC本体をただ用意すればいいというわけではない。ゲームによってはPCそのものの処理能力だけでなく、周辺機器にも一定の性能が求められる。

 その中でもディスプレイは、「ゲーミングディスプレイ」というジャンルが成立するくらいにゲーム体験を大きく左右する周辺機器として挙げられる。ゲーム体験を重視するのであれば、PC本体と一緒にこだわりを持ってそろえるといいだろう。

 今回はそんな盛り上がりを見せるゲーミングディスプレイの製品の中で、フィリップスが掲げるゲーミングデバイスブランド「Evnia」と、注目の新製品の魅力を紹介していきたい。

photo フィリップスのゲーミングブランド「EVNIA」の製品に注目(写真は24型の「24M2N3200L/11」)

ゲーミングディスプレイは普通と何が違うのか?

 まず、ゲーミングディスプレイは普通のディスプレイと何が違うのか。何を基準として選べば最良のゲーミング環境を構築できるのだろうか。ゲーミングディスプレイの適切な選び方を解説しよう。

リフレッシュレート

 ゲーミングディスプレイを選ぶ際に最も注目されるスペックが「リフレッシュレート」だ。リフレッシュレートとは、ディスプレイの画面表示を書き換える頻度のことを示している。

 一般的な液晶ディスプレイやTVのリフレッシュレートは「60Hz」で、これは1秒間に60回、画面に映る映像を書き換えていることになる。

 ノートの隅に書いたパラパラ漫画をイメージすると分かりやすいだろう。ページ数が多いと動きが細かく、より滑らかに見えるはずだ。ディスプレイのリフレッシュレートが高ければ高いほど対応するゲームで遊ぶ際に滑らかにゲーム画面が動くため、グラフィックに力を入れたゲームタイトルであれば、より映像がキレイに、もっといえば現実に近いようなゲーム画面を楽しむことができる。

 また、競技性が高く、素早く細かい操作が求められるFPSやTPSであれば、より細かく相手の動きやフィールドの変化に気付くことができるようになる。さらに、素早く反撃を行うなど勝敗を左右するチャンスを得られるだろう。

 もちろん普段のPC操作でもブラウザのスクロールが滑らかに感じられたり、スクロール中の文字の可読性が上がったりといったPC全体の操作感も改善し、目が疲れにくいというメリットもある。

 リフレッシュレートが何かを理解すれば、高いリフレッシュレートが「ゲームに勝つため」「ゲーム体験を良くするため」に必須であるということが分かるはずだ。

24型? 27型? それ以上? ディスプレイサイズの選び方

 あわせてディスプレイを選ぶ際に気にしたいのは画面サイズだ。設置場所の都合により、置ける最大サイズに限度があるのは当然だが、どんな用途で使いたいかでも選ぶべきサイズは変わってくる。

 例えば、よくFPSやTPSを遊ぶのであれば、選ぶべきは小さいディスプレイだ。

 小さすぎても文字が読みづらいといった弊害も出てくるため、現在であれば24型前後のディスプレイを選ぶといいだろう。

 24型前後のディスプレイであれば、画面の端から端までが視界に収まりやすい。FPSやTPSはフィールドのどこに敵が潜み攻撃をしてくるかを素早く把握する必要がある。そのため、画面全体を把握していなければ勝ちづらい。

 視界に収まりきらないサイズのディスプレイの没入感も体験としては楽しいのだが、勝ちにいきたいのであれば、24型前後を選ぶのがいいだろう。

 逆に没入感やPCとしての操作性を重視するのであれば、27型以上のディスプレイがオススメだ。

 ディスプレイまでの距離にもよるが、27型以上ともなると視界はディスプレイでいっぱいになるため、ゲームに没頭したい場合にはこのサイズ以上を選ぶとよい。24型前後のディスプレイと比べ、同じ解像度であれば文字サイズなども大きくなるため、視認性も増す。ゲーム以外の用途で細かい文字を読んだり入力したりする機会も多ければ、作業の快適性も増す。

 また、27型以上ともなるとフルHD(1920×1080ピクセル)より解像度の高いWQHD(2560×1440ピクセル)のディスプレイの選択肢も増える。表示される文字は細かくなる(もちろん、スケーリングの調整は可能だ)が、1画面の情報量を重視したい場合にも、大型のディスプレイであれば選択肢が広がってくる。

フルHD? WQHD? 解像度はどれを選ぶべきか

 ディスプレイの画面サイズでも触れているが、画面サイズが同じであっても解像度、つまり1画面に表示できる情報量が違うディスプレイが存在する。

 現在主流のディスプレイの解像度は以下の3つが存在する。

  • フルHD(1920×1080ピクセル)
  • WQHD(2560×1440ピクセル)
  • 4K(3840×2160ピクセル)

 フルHDと4Kでは縦横のピクセル数が2倍違い、4K解像度はフルHDの4倍もの情報を1画面に表示することが可能だ。

 文字数といった情報量だけでなく、ゲームであれば高精細なグラフィックスを表示できるので、没入感を重視するのであれば高い解像度を選ぶメリットがあるだろう。

 だが、高い解像度にもデメリットはある。小さな画面サイズに高い解像度の組み合わせは、文字が細かすぎるなど可読性に難がある。

 また1画面に表示できる情報量が多い分だけPCにかかる負荷も大きくなるため、高いグラフィックス性能がなければゲームなどは動作が緩慢になってしまう。つまり、高い解像度のディスプレイを接続する場合、PCの性能も上げる必要が出てくるため出費も増えるだろう。

 最初から4K解像度でゲームを快適に動かすような高性能のPCを用意していれば別だが、そうでない場合はフルHDやWQHDを選んだ方がいいだろう。

 またフルHDやWQHDであれば、ずばぬけて高性能なPCでなくても高いフレームレートでゲームを動作させられる。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年9月30日