ゲーミングディスプレイ入門にもピッタリ! 2万円切りで180Hzモデルもあるフィリップス“Evnia”のコスパがスゴイ(2/2 ページ)

» 2024年09月06日 10時00分 公開
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フィリップスの「Evnia」から新モデルが登場

 こうしたゲーミングディスプレイに求められる性能をふまえた上で、今注目したいのが、フィリップスのゲーミングディスプレイの新製品だ。

 同社はビジネス向けの手頃なディスプレイから、大型TVサイズの4Kディスプレイ、さらにスタンドやベゼルといった本体デザインに凝ったディスプレイなど、豊富なPC向けディスプレイのラインアップがあることで有名だ。

 そのフィリップスが新たに立ち上げたゲーミングデバイスのブランド「Evnia」(エヴニア)が日本に上陸する。Evniaはギリシャ語の「eu(良い)」「nous(心)」の略で、直訳すると「誰かを守り、支える」という意味を持つ。フィリップスのEvniaブランドを冠する製品は、ゲームを楽しみたい人たちをサポートし、より夢中になれる環境を提供するという位置付けだ。

 フィリップスのEvniaは、全てのゲーマーにとって親しみやすいブランドを目指している。例えば「ゲームの腕前を上げたい」「ゲームにもっと夢中になりたい」と望んだときに、それをサポートする機能や性能を持つ製品がそろったブランドあれば、数多くのゲーミング製品の中から自分にあったベストな製品を選びやすいだろう。

 今回、Evniaから新たに新製品としてリリースされるゲーミングディスプレイは4モデルだ。どのモデルも、ゲーマーであれば気になる基本スペックを備えている魅力的な製品に仕上がっている。

 スタンダードモデルとして登場する24型の「24M2N3200L/11」(1万8800円)、27型の「27M2N3200L/11」(2万800円)はフルHD解像度、リフレッシュレートが180Hzという入門向けゲーミングディスプレイだ。

photo 24型の「24M2N3200L/11
photo 27型の「27M2N3200L/11

 そして、上位モデルに位置付けられる27型の「27M2N3500NL/11」(2万5800円)は、リフレッシュレートは180Hzとそのままに、解像度がトレンドの1440p(WQHD)にアップした製品だ。

photo 27型の「27M2N3500NL/11

 いずれもお手頃価格なので、ゲーミング環境をこれから整えたり、今まで使っていたディスプレイから高リフレッシュレートに対応したディスプレイへの買い替えたりする場合、手に取りやすいだろう。

 24.5型の「25M2N3200W/11」(2万9800円)は、解像度はフルHDとして、リフレッシュレートがどのモデルよりも高い240Hzを実現したモデルだ。

photo 24.5型の「25M2N3200W/11

 どのモデルも国内のゲーミング市場が充実してきた今だからこそ、環境の構築やアップグレードを検討しているゲーマーには魅力的に見えてくるはずだ。


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「24M2N3200L/11」でEvniaの実力をチェック

 豊富なラインアップや仕様、価格が魅力的に見えるEvniaシリーズだが、果たして実際の性能はいかがなものか。ここからは23.8型でフルHD/リフレッシュレート180Hz、そして1万8800円というお手頃価格を実現した手に取りやすいモデル「24M2N3200L/11」の実機を用いて、その実力をチェックしていこう。

photo 24型の「24M2N3200L/11」をチェック!

 まずは24M2N3200L/11の基本的な仕様をおさらいしていく。画面サイズは23.8型のIPS液晶パネルを採用しており、画面解像度は1920×1080ピクセルのフルHDだ。リフレッシュレートはゲームに求められるハイリフレッシュレートに対応しており、最大で180Hzと高速、応答速度も1ミリ秒と速い。視野角もIPS液晶を採用したことで、縦横どちらにも178度と広い。

 輝度は最大300ニト、色域もDCI-P3でカバー率93%、Adobe RGB比110%と広く、HDR10にも対応している。

 映像入力はHDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1の2系統を備える。スピーカーは搭載しておらず、必要であれば搭載されたヘッドフォン出力端子にヘッドフォンやスピーカーをつなげばよい。

photo 背面のインタフェース

 電源は本体に内蔵されている。ディスプレイケーブルの他にACアダプターをつなぐ必要はないため、配線がシンプルに済むのはうれしいところだ。

 付属品はマニュアルなどを除くと電源ケーブル、HDMIケーブル、DisplayPortケーブルとシンプルだ。映像ケーブルが2種類付属しているため、組み合わせるPCの映像出力がどちらか片方しかなかった場合でも、ケーブルを買い足さないといけないといったことがないのはうれしい。

 開封後の設置も簡単で、ディスプレイスタンドはドライバーなどのツールを使うことなく組み立てられる。

 スタンド部分はケーブルを這わせるための溝(サポート)も用意されているので、電源ケーブルと映像ケーブルをすっきりとまとめられる。

 24M2N3200L/11はVESAマウント(100mm)にも対応しているので、スタンドを使わず、別途用意したディスプレイアームを使って設置することも可能だ。

photo VESAマウント(100mm)に対応しているので、ディスプレイアームにも装着できる


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ディスプレイとしての使用感は?

 続いて24M2N3200L/11の使い心地をチェックしていく。パネルは非光沢仕上げのため、ディスプレイへの写り込みが気にせず集中してゲームをプレイできる。またIPS液晶を採用しているため、視野角も広く、ゲームプレイ中に集中しやすい姿勢や楽な姿勢をとって視点が真正面になくても、画面の色が変わって見えてしまうようなこともない。

 色域も広くグラデーションの表示も滑らかで、表示品質は十分に高いといえる。最大輝度は300ニトと、ものすごく明るいわけではないのだが、室内で使うディスプレイであることを考えればまず暗いと感じることはない。

 OSDメニューの設定項目が充実しているのも、24M2N3200L/11の特徴の1つといえる。SmartImageとしてカラープリセットがいくつか用意されているのだが、その中に「FPS」「レーシング」「RTS」とゲームジャンルごとのプリセットがある。

photo OSDメニューを開いたところ

 例えばFPSでは画面輝度を最大にするなど、ゲーム画面の暗部が明るくなることで隠れた敵やアイテムに気付けるといった、よりゲームを快適に楽しむ設定を容易に適用できる。

 さらに「Game Mode」として、ゲームに役立つ機能の設定がまとめられているのも便利だ。特に「クロスヘア」を有効にすると画面中央に照準(クロスヘア)が常時表示されるため、FPSゲームなど敵を照準の中央に収めつつ「エイム」を行いやすくなるといった、これもゲームをより楽しむためのサポート機能として活用したい機能だ。ただし、対人戦のオンラインゲームなどではルール違反にある可能性もあるので、規約をよく確認することも重要となる。

photo クロスヘアを常時表示できる。ゲームタイトルによってはルール違反になるので注意が必要だ

 これらOSDメニューだが、24M2N3200L/11では電源ボタンを兼ねたジョイスティックの操作で呼び出し、設定を行える。

photo 背面のジョイスティックで直感的に操作できる

 一般的なディスプレイではOSDメニューの呼び出しや操作が複数のボタンに分かれていることが多く、直感的に操作を行うには難しい。

 24M2N3200L/11であればOSDメニュー内の上下/左右の移動や選択はジョイスティックで直感的に操作できるため、ちょっとした設定の変更もあまり苦になることはないだろう。

 またジョイスティックを左に倒すとSmartImageを呼び出せるので、ゲームを遊ぶタイミングですぐにカラープリセットを切り替えるといったスマートな操作を行えるのも24M2N3200L/11の便利な機能だ。

photo カラープリセットを即座に変更できるSmartImage

 24M2N3200L/11を使って実際にゲームをした際の印象も紹介しよう。

 今回はFPSゲームとして人気の高い「Apex Legends」と、ロボットアクションゲームとしてTPS視点で操作を行う「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」の2タイトルを、ゲーミングPC+24M2N3200L/11でプレイした。

photo 24M2N3200L/11で実際にゲームをプレイ(ゲーム画面には権利の都合上、ぼかしを入れています)

 Apex Legendsは対人ゲームという性質上、プレイヤーの腕前はもちろんのこと「より速く相手の動きに気付けること」も勝敗を決める要因になる。

 また広大なフィールドには屋外も屋内もあり、場所によっては画面が暗くオブジェクトが見づらい場所も存在する。

 ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICONも全体的に画面の作りが暗く、ステージによっては物陰から敵が出てくる場所もある。

 今回はどちらのゲームもSmartImageから「FPS」を選択しプレイを行ってみたのだが、画面をグッと明るくしてくれることで普段のプレイ時に気付かない場所にあるアイテムの回収や、暗いシーンで敵に気付き先制して攻撃を行える場面が何度も発生した。

 また180Hzと高いリフレッシュレートのおかげで、ゲーム画面の動きも滑らかで没入感が高いのはもちろんのこと、Apex Legendsではより速く相手の動きに気付けるという利点から、こちらも先制して攻撃を行うといったプレイが可能だった。

 ゲーム以外でも発色が豊かなことで動画視聴もしやすい。最近の劇場版アニメ作品にあるような“あでやか”な色の表現や、まるで実写のような奥行感を感じられる繊細なグラデーションで描かれた空なども色が潰れることなく表示できた。ゲームや動画といったエンターテインメント以外での利用でも24M2N3200L/11の使用感は優秀だ。

 さらに色域が広いことで、Excelのセルの塗りつぶしに淡い色が使われていても「塗りつぶされていることが分かる」のは大きい。他にもけい線に淡い色が使われている場合でもくっきりと発色してくれるおかげで、何を基準に図形が置かれているかなども気付きやすく、これによってオンでもオフでも活躍できるディスプレイといえるだろう。


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Evniaは選ぶ価値がある?

 ここまでに紹介した通り、フィリップスのEvniaシリーズは、ゲーミングディスプレイとしてPCゲーム体験を満足いく水準に引き上げてくれるのにちょうどいい製品だ。

 今回試用した24M2N3200L/11は、「23.8型」「フルHD解像度」「180Hzの高リフレッシュレート」、さらにゲーム体験をサポートしてくれるSmatrImageやクロスヘアといった機能も搭載されていることを考えると、PCゲーム体験を十分なものにしてくれる。

 新モデルとして登場した24M2N3200L/11以外の3モデルは用途に応じた画面サイズ/解像度の選択肢として選ぶことができるため、Evinaシリーズのラインアップから自分の用途にあったゲーミングディスプレイは選びやすいといえるだろう。

 また、フィリップスのPCディスプレイには5年間の保証サービスが付帯している点も見逃せない。これはEvinaシリーズも例外ではない。自然故障であれば液晶パネルやバックライト、本体やスタンドのトラブルが無償修理の対象となるため、長期間に渡り安心して使えるのはうれしい。

photo

 これからPCでのゲーミング環境を整える場合、Evniaのゲーミングディスプレイは有力な選択肢であることは間違いないだろう。ぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。


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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年10月31日