持ち運びやすさにAIパワーをプラス! これからのビジネスパーソンに「ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon」をお勧めする理由(3/3 ページ)

» 2024年10月18日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2|3       

「ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon」の実力をチェック!

 ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonの特徴を一通りチェックしたところで、本機の実力をザッと確認していこう。今回は、本体の設定を変更せずに(出荷時のままで)テストを行っている。設定によっては結果が大きく変わる場合があるので注意したい。

CINEBENCH 2024

 3Dグラフィックスのレンダリングを通してCPUのパフォーマンスをチェックできるベンチマークアプリ「CINEBENCH 2024」のスコアは以下の通りとなった。

  • マルチコア:662ポイント
  • シングルコア:108ポイント(MPレシオ:6.12倍)

 本アプリはマルチプラットフォーム対応で、アーキテクチャが異なるCPUの演算能力も比較できる。スコアを見る限り、本機のCPUパフォーマンスはここ1〜2年にリリースされた別アーキテクチャかつ同一レンジのWindowsノートPCと大差ないか、場合によっては上回る。参考に、約2年前のノートPC(Pコア6基12スレッド+Pコア8基8スレッド)ではマルチコア415ポイント/シングルコア96ポイントだった。

 アプリが快適に動くのも当然といえば当然かもしれない。

CINEBENCH 2024 CINEBENCH 2024の結果。ノートPCとしては良好だ

PCMark 10(Applications)

 PCの総合ベンチマークテストアプリ「PCMark 10」では、一部のテストがマルチプラットフォーム対応している。今回はそんなテストの1つで、Microsoft Officeアプリを利用した際のパフォーマンスを計測する「Applications」テストを実行した。

 総合スコアは1万3079ポイントで、CINEBENCH 2024と同様に直近1〜2年にリリースされた別アーキテクチャかつ同一レンジのCPUを備えるWindowsノートPCと大差ないか、場合によっては上回る。オフィスアプリの利用はもちろん、Webブラウジングもサクサクで、写真や動画の小〜中負荷の編集も快適にこなせるレベルだ。

 実際に使ってみて「意外と快適だな」と感じた筆者の印象は、どうやら間違っていなかったらしい。

PCMark 10(Applications) PCMark 10(Applications)の結果

CrystalDiskMark 8.0.4

 先述の通り、本機はストレージとしてPCI Express 4.0接続のSSDを搭載している。レビュー機には、Western Digital製の「WD PC SN740」の512GBモデル(SDDQMQD-512G-1201)が装着されていた。公称では、シーケンシャル(連続)の読み出し速度は毎秒5000MB、書き込み速度は毎秒4000MBというスペックを備える。

 このSSDを「CrystalDiskMark 8.0.4」で読み書きの速度をチェックしたところ、おおむねスペック通りのパフォーマンスを発揮できた。十分に高速で、OSやアプリの起動を素早く行えることはもちろん、高解像度の写真や動画を始めとするGB(ギガバイト)級のファイルの読み書きもサクッと進む。

CDI 「CrystalDiskInfo 9.4.4」でSSDの情報をチェック
CDM CrystalDiskMark 8.0.4」の結果

驚異的なバッテリー駆動時間

 冒頭で触れた通り、本機は公称でアイドル時に最大約37.4時間、動画再生時に最大約19.3時間というバッテリー駆動時間を確保している。バッテリーの容量は58Wh(定格値)とそこそこ大きめとはいえ、他プラットフォームでの同等容量のノートPCと比べると長めの駆動時間を確保している。

 「本当にここまで持つの?」と疑問を持った筆者はまず、PCMark 10のバッテリーテスト(Applications)を使った駆動時間テストを行った。最近のモバイルノートPCはバッテリー駆動時間が長い傾向にあるので、用事で家を出かける前(正午過ぎ)にテストを開始した。

 約9時間後に家に戻ると、まだバッテリーが半分も減っていない。驚きつつ、風呂に入るなどして、1時間半後に就寝した。そして朝起きるとまだ電源が入っている。最終的に電源がオフ(強制休止状態)になったのは、テストを開始してから19時間33時間後だった。正直、驚きである。

 これだけバッテリー駆動すれば、多少の残業があったとしても、まる1日十分に仕事をこなせるはずだ。

バッテリーテスト PCMark 10 Battery Benchmark(Applications)の結果

良い意味でいろいろと驚いた「ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragon」

 ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonは、現状では数少ないビジネス向けCopilot+ PCである。ArmアーキテクチャベースのSnapdragon X Eliteを搭載しているということもあって、「今までのWindowsノートPCと同じように使えるの?」と不安に思っている人も少なくないはずだ。筆者も例外ではない。

 しかし、その不安は不要だった。本機は期待を上回るWindowsノートPCで、圧倒的にThinkPadだった。先述の通り、気を付けないといけない利用シーンはゼロではないものの、基本的には従来アーキテクチャのWindowsノートPCと同じように扱える。本機の場合、主要なユーティリティーアプリやUEFIセットアップも従来と変わりなく使える。

 頑丈さやキーボードの打ち心地など、従来から変わらないThinkPadの価値に、Snapdragon X Eliteならではのバッテリー駆動時の省電力性がプラスされたことで、ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonはビジネスパーソンにとっての理想を詰め込んだノートPCとなっている。持ち運びも苦にならず、1日中外回りをするような業務に従事している人には特にピッタリだ。

 自分のビジネス環境を吟味して、アーキテクチャへの依存度が低いなら、ThinkPad T14s Gen 6 Snapdragonは間違いなく2024年イチオシの1台といえる。ノートPCの買い換えを検討しているなら、ぜひ選択肢に加えてみてほしい。

Snapdragon X Elite
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年11月4日