さて、pCloudが備える機能の1つに、「pCloud Pass」がある。さまざまなデバイスからアクセスできるオンラインストレージの特性を生かし、クラウドに保存したパスワードやクレジットカード情報を各デバイスから呼び出してWebページ上のフォームへの自動入力を可能にする、一般にパスワードマネージャと呼ばれる機能だ。
これらは各ブラウザに対応した拡張機能が用意されており、シームレスに利用できると共に、スマホやタブレットからも利用できる。機能面でも生体認証によるロック解除やオートロック、タグ分類など、安全快適に使える工夫が凝らされている。
今回のアップデートとしてpCloud Passに追加されたのが、オンラインでのセキュリティをより向上させるための3つの無料ツールだ。1つはメールアドレスを入力するだけで、そのメールアドレスにひも付く個人情報がダークウェブ上に流出していないかをチェックする「データ侵害チェッカー」だ。
同様の機能はGoogleをはじめ複数の事業者が提供しているが、pCloud Passの場合、これらの機能がパスワードマネージャと統合されていることから、何らかの問題が見つかった場合にパスワード変更などの対策がシームレスに行えるのが強みとなる。
使用中のパスワードの脆弱性をチェックしてくれる「パスワード強度チェッカー」も用意されている他、人間に変わって複雑なパスワードを考えてくれる「ランダムパスワードジェネレータ」も用意されており、これらを使えば、pCloudで利用するパスワード自体を、より強固にすることもお手の物だ。
以上のように、単純にデータを格納するためのストレージ領域としてだけではなく、インターネットを安全/快適に利用するための豊富なツールを備えていることが、pCloudの真の価値といえる。買い切りプランを導入すれば、ビジネスからプライベートまで幅広く、生涯にわたってサポートしてくれることは間違いないだろう。
とはいえ「いきなり全面的に導入するにはちょっと抵抗が……」という人も多いことだろう。そんな場合におすすめなのが、この11月に行われるセールだ。興味はあるものの価格面で二の足を踏んでしまっていた人にとっては非常に魅力的だ。
そもそもオンラインストレージというのは、実際の使い勝手を一定期間試してみなければ、正しく評価することは難しい。それだけに、こうしたセール期間を有効活用し、安価に試せる期限ギリギリまで使ってみて、問題がなければ導入に踏み切るというのは、賢いやり方だろう。今回紹介しきれなかった便利な機能も盛りだくさんなこのpCloud、この機会に一度試してみてほしい。
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提供:pCloud AG, LTD
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年11月20日