オンライン面接に余裕を持って取り組むために、私たちはどんな準備をすればいいのか。IT環境の観点から解説します。
リモートワーク、在宅勤務──そんな働き方が珍しいものではなくなってから、早くも数年が経過している。コロナ禍を経て、出社に回帰している企業も少なくないが、働く側からすれば、通勤のストレスからの解放や育児/介護/持病との両立など、ワークライフバランスの面でメリットを強く感じた人も多いはずだ。
実際に、官民が実施している数多くの調査をチェックしてみても、世代を問わず多くの人が「リモートワークを継続したい」という趣旨の回答をしており、その結果に違和感はない。従来のフル出社という働き方と、リモートワークが行える働き方とでは、家族との関わり方や生き方など、その後の人生に大きく影響すると言っても過言ではないだろう。
ちなみに総務省の調査(令和6年版 情報通信白書)によれば、国内企業のテレワーク導入率は2023年時点では50%程度で推移しており、約半数の企業が在宅勤務やリモートでの業務を実施している。
もし、リモートワークのような働き方によって「自身の生産性を高められる」「柔軟な働き方で、家庭の事情があっても仕事を続けられる」「人生を充実させられる」と思うのであれば、リモートワークまたは近しい制度を実施している企業への転職を真剣に考えてもいいはずだ。
実際に転職市場における近年の動向調査を編集部が総ざらいでチェックしてみたが、コロナ禍を経て出社回帰の傾向がありつつも、求職者の中でリモートワークに関心がある人は依然として多く、特にフルリモートワークを求める層は増えているようだ。
本記事では、そうしたリモートワークが定着している企業への転職活動を見据えたPC環境作りについてチェックしてみよう。
もしあなたがリモートワークを実施している企業に転職を希望しているとして、これから転職活動を本格的に行っていく場合、選考の過程においてオンライン面接の機会に直面することが増えるはずだ。
現職などでオンライン会議に慣れている人であれば、画面越しでも違和感なく面接に臨めるかもしれない。しかし、これまでそうした機会があまりなかったり、最低限の環境で済ませていたりした人は、自身の自宅環境や業務の合間などにオンライン面接を乗り切れるか不安に思うこともあるだろう。プライベートの転職活動なので、現在の業務環境を使うのも好ましくないということもある。
これは面接官に与える印象にも関わる問題だ。リモートワークを既に実施している企業にとって、オンライン会議ツールの使用はほぼ当たり前となっており、多くの従業員が既に慣れ親しんでいる。最近はツールの使い方につまずくという人も見掛けない。
そうした状況下で、自身をアピールする場で慣れないツールを使うことにつまずいてしまったり、スムーズにやりとりできなかったりすると、面接官からすれば「この人はリモートワークをスムーズに遂行できるのか」というネガティブな印象を与えかねない。
もちろん面接官からすれば、そうしたささいな問題は徐々に慣れてもらえると考える人もいるだろう。素直に業務に従事できるか、結果を出せるかという本質が重要であることも理解できる。
とはいえリモートワークを希望する求職者は増加傾向にあり、転職活動は選考であるという点を踏まえると、できれば面接官に好印象──“シゴデキ”感を与えたいと考えるのが自然だ。
では転職活動をスムーズに、特にオンライン面接に余裕を持って取り組むために何ができるのか。PCベンダーのデル・テクノロジーズが提案するのは、PCの周辺機器を充実させることでデスク回りの環境を整え、自信を持って臨める環境を整えるというアプローチだ。
オンライン面接のような環境では画面越しに自身をアピールする必要がある。必要な資料を参照しつつ的確に面接官の質問に回答し、相手の表情をしっかりと捉え、適切なリアクションをする──。実際に会う面接よりも、難易度は少し上がる。
こうした状況で、まず改善したいのが“音”だ。「自分の声が相手にクリアに届いているか」「相手の質問を一言一句聞き逃さないようにできるか」──この2点は、面接の成否を分ける生命線と言える。音声が途切れたり、周囲の雑音(カフェの喧騒や家族の生活音)が混じったりしては、面接官の集中を削いでしまうからだ。そこで編集部が注目したのが、デル・テクノロジーズのワイヤレスイヤフォン「Dell Pro Plus Earbuds - EB525」だ。
本製品の最大の特徴は、ハイブリッドワーク向けに最適化された“インテリジェントな静寂”にある。特に強力なのがマイク性能だ。
AIベースのノイズキャンセリングマイクを搭載しており、周囲のバックグラウンドノイズを除去し、ユーザーの声だけをクリアに抽出して相手に届けてくれる。これは、自宅で不意に発生する生活音や、屋外などで周囲のノイズが気になる場面で絶大な威力を発揮する。さらにアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能によって自身に聞こえてくる音声に対してもノイズキャンセリングが働くため、相手の声を聞き取りやすくなる。
実際に編集部メンバーがEB525を使用してみたところ、確かに周囲の騒がしさがANCによってカットされ、相手の声がハッキリと聞き取りやすかった。そして肝心のマイク性能についても、相手にしっかり声が伝わっていることが確認できた。といっても実際にどのようにノイズがカットされるかテキストでは表現しきれない。そこでノイズキャンセルマイクの効果が分かるデモを以下に用意した。
ペアリングした専用スマートフォンアプリ経由で、前半はマイクのノイズキャンセル機能オフ、後半はオンにしている。近くの卓上ファンの風が直接当たる場所で、PCのキーボードを入力しながら発話するなど、周囲の環境は同条件だ。
EB525のノイズキャンセルがオフの状態では常にバックグラウンドノイズが発生しているが、オンの状態では風切り音やキータイプの音がしっかりカットされている。
また、デバイスとの接続性においても隙がない。ケースに収納できる付属のUSB Type-Cドングルを使用すれば、Bluetooth接続特有の不安定さや遅延を極限まで排除できる。PCにドングルを挿すだけで即座に接続が完了するため、「面接開始直前にペアリングがうまくいかない」といったトラブルからも解放される。
現在はオンライン面接で使われるツール自体にマイクのノイズキャンセル機能が備わっていることも多いが、この製品を使うことで、どのような環境、デバイスであっても、とにかく確実に聞き取りやすい音声を相手に届けられるという安心感が得られる。
「Dell Pro Plus Earbuds - EB525」は、AIノイズキャンセリングマイクを搭載したビジネス特化型のワイヤレスイヤホンだ。周囲の騒音を高度に除去し、ユーザーの声だけをクリアに抽出する性能は「Microsoft Teams Open Office」認定済み。聴く側もアダプティブANCで作業に没頭できる。付属のUSBドングルによる遅延のない安定接続やマルチポイント対応など、Web会議の品質を劇的に高める機能が凝縮されている。
音声の改善の次におすすめしたいのが、利便性と接続性を兼ね備えたポータブルディスプレイ「Dell Pro 14 Plusポータブル モニター - P1425」の活用だ。
なぜポータブルディスプレイなのか、法人モニターと周辺機器全般の製品統括をしている鈴木快林氏(デル・テクノロジーズ ブランドマーケティングシニアアドバイザー)に聞いてみた。
PC USER編集部 なぜオンライン面接にポータブルディスプレイが有効なのでしょうか
鈴木氏 オンライン面接では、相手の映像を画面に映しながら行いますが、1つの画面だけでは資料を参照したり、画面共有機能を使ったりする場合にウィンドウの切り替え操作が発生し、操作に慌ててしまうような場合が考えられます。
ポータブルディスプレイをサブディスプレイとして接続すれば、映像のウィンドウをメインディスプレイに固定したまま、資料を横に表示させてスムーズに受け答えできます。
PC USER編集部 通常の外付けディスプレイとの違いや、ポータブルディスプレイを選ぶメリットはありますか。
鈴木氏 もちろん、通常のPCディスプレイでも同じ役割を担えますし、弊社はさまざまな環境に合うPCディスプレイのラインアップを取りそろえています。今回、あえてポータブルディスプレイをおすすめする理由は、持ち運びしやすく、場所を問わずに作業できる柔軟性によるものです。
転職活動というものは、現在の本業の休憩時間の合間に面接が行われるといったケースも少なくありません。必ずしも自宅で腰を据えて臨めるというわけではないのです。ポータブルディスプレイであれば、自宅の書斎やリビングなどはもちろんのこと、外出先のコワーキングスペースや半個室のワークスペースなど、さまざまな場所で展開させることが可能です。
PC USER編集部 確かに現在の仕事もあるので、常に自宅で準備万端で臨むというわけにはいきませんね。盲点でした。
鈴木氏 特に「Dell Pro 14 Plusポータブル モニター - P1425」はUSB Type-Cケーブル1本で給電と映像出力が可能なため、荷物が少なくて済みます。また、自宅で使う場合もデスクの周囲がスッキリするので、使い勝手も良好です。
PC USER編集部 転職活動では私物のPCを使う機会が増えると思いますが、「プライベートではMacを使っている」という人もいるかと思います。そのような場合でもデル・テクノロジーズのポータブルディスプレイは使えるのでしょうか。
鈴木氏 USB Type-Cによる給電/映像出力に対応していれば、Windows PCだけでなく多くのモデルでMacでも利用できます。製品仕様をチェックしていただければと思います。
14型ディスプレイ(WUXGA:1920×1200ピクセル)を搭載する「Dell Pro 14 Plusポータブル モニター - P1425」は、重さが本体のみで約0.57kg、スタンドありでも約0.65kgと持ち運びにも適しており、単体で設置や縦置きにも対応する背面スタンドを使えばノートPCと並べても違和感なく使用できる。IPSパネルを搭載することで、高い表示品質を確保している。
PC USER編集部 オンライン面接もそうですが、将来のリモートワークを見据えて自宅のIT環境を整えたいという人もいると思います。外付けディスプレイであれば、支給された業務用PCでも接続できる場合があると思いますが、そうした方々におすすめできる製品はありますか。
鈴木氏 業務効率をアップさせるという観点では、ウルトラワイドの34.1型ディスプレイ「Dell Pro 34 Plus USB-Cハブ モニター - P3425WE」をおすすめします。オンライン面接では映像と資料を同時に表示しやすく、その他の用途でもウィンドウを横に並べて表示できるなど、横に長い作業領域はとても便利です。
PC USER編集部 P3425WEはウルトラワイドかつ曲面ディスプレイを採用しているようですが、曲面ディスプレイはゲーミング用途のイメージがあります。業務でも役立つのでしょうか。湾曲した表示が気になりませんか。
鈴木氏 ウルトラワイドで有利な曲面ディスプレイですが、特にP3425WEはフラットに近い作りによって湾曲が少ないモデルです。オフィス用途やCADや製図など表示したものの形状を自然に正しく見たいユーザーにも便利に使っていただけると考えています。
34.1型ウルトラワイド曲面ディスプレイ(WQHD:3440×1440ピクセル)を搭載する「Dell Pro 34 Plus USB-Cハブ モニター - P3425WE」は、オンライン面接の映像と参照資料を同時に表示できる広大な作業領域がある。USB Type-Cで最大90Wの電源供給も可能な他、ハブ機能も備えているので、ケーブル1本でノートPCの映像出力や充電、周辺機器の接続などを行えるスマートさもある。
さらに環境にこだわるなら、「Dell Proコンパクト サイレント キーボードおよびマウス - KM555」という製品もある。見た目は普通のワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスだが、製品名の通り、使用時に余計なノイズの発生を最小限に抑えた“静かな”キーボードとマウスになっている。
実際にどれぐらい静かなのか。一般的なキーボードとマウスとの比較を以下のデモで確認してみてほしい。
一般的に、こうした製品は静かなオフィスで周囲に配慮したい場合に選ばれることが多いが、オンライン面接やリモートワークで行われるオンライン会議のような場面でも、余計なノイズが発生しづらくなるので効果がある。もしこれから環境構築を行うのであれば、検討してみてもいいだろう。
「Dell Proコンパクト サイレント キーボードおよびマウス - KM555」は、静音性と省スペース性に優れたワイヤレスキーボードとマウスのセットモデルだ。キータイプ音が静かな設計のため、オフィスやカフェ、夜間の自宅でも周囲を気にせず作業に集中できる。接続はBluetoothとUSBレシーバーのデュアルモードに対応し、配線のないすっきりとしたデスク環境を実現できる。Copilotキーなどの便利なショートカットも搭載し、限られたスペースでも生産性を最大限に引き出すスマートな1台だ。
ここまでに紹介した周辺機器などをスムーズに活用するには、PCとの接続を便利にする「Dell Pro 7-in-1 USB-Cトラベル ハブDA310」もおすすめだ。
複数の周辺機器を接続する場合でも、このハブを経由させればUSB Type-Cケーブル1本をPCに接続するだけで完了する。持ち運びにも適しているため、さまざまな場面で活躍する汎用(はんよう)性も兼ね備えている。
「Dell Pro 7-in-1 USB-Cトラベル ハブDA310」は、手のひらサイズの円形ボディに、USB Standard-A/USB Type-C、HDMI出力、有線LANなど7種類のポートを集約した多機能ハブだ。これ1つでノートPCの接続性を飛躍的に拡張し、4K映像出力や最大90Wのパススルー充電にも対応する。一体型のUSB Type-Cケーブルは本体に巻き取って収納できる。外出先や会議室でも、デスクトップ環境のような快適な接続性をスマートに持ち運べる。
人生を変えるかもしれない転職活動。成功するかどうかは、あなたのスキルや経験にかかっていることは言うまでもないが、それらを最大限にアピールできる環境が整っているかも重要な要素となるはずだ。
オンライン面接は、面接官があなたの働き方や仕事への向き合い方を読み取る場でもある。サブディスプレイで資料を参照しながらスムーズに受け答えする姿は、落ち着きとプロ意識を感じさせる。クリアな音声や高画質な映像は、あなたの表情や自信をストレートに伝えるだろう。これらは全て、面接官に好印象を与えるための武器となる。
この記事で紹介したデル・テクノロジーズのディスプレイや周辺機器は、そんな理想の環境を手に入れるためのツールの1つだ。その中でも特に役立つ組み合わせについて、デル・テクノロジーズの鈴木氏は、あらためて次のように解説する。
鈴木氏 おすすめは、ずばり「AI&DXで実現! どこでも静音快適ミーティングセット」です。
AIによるノイズキャンセリングで、マイクの性能や音の聞き取りやすさに優れるDell Pro Plus Earbuds - EB525と、ジャイロ機能によって縦横を自在に切り替えられるポータブルモニターのDell Pro 14 Plusポータブル モニター - P1425を組み合わせれば、近所の工事や電車、救急車のサイレン、人の騒がしさ、ペットや子供の泣き声など、あらゆる雑音をシャットアウトして相手の声を確実に聞き取りつつ、まるで静音室にいるかのように、クリアではっきりと自分の声を相手に届けられます。そして相手の姿をしっかりチェックしつつ、資料を同時に閲覧するなど、余裕のある作業領域を確保できます。
さらにTeams Premium などのソフトウェアで実現可能なトランスクリプション(文字起こし)やライブキャプション翻訳を活用すれば、会話内容の「自動文字起こし&自動保存」が実現し、仮に海外とのやりとりだったとしても翻訳機能でサポートしてくれます。
今回の記事ではご紹介していませんが、プライバシーフィルムやセキュリティロックも組み合わせれば「情報保護」も万全です。
デル・テクノロジーズでは、他社様製品と組み合わせてのご提案も可能なので、こうしたセット以外にも、お客さまのニーズに寄り添ったさまざまな構成でご提案できます。ぜひお気軽にご相談ください。
一番大切なのは、あなたが「これなら自信を持って臨める」と思える環境を自分で作ることでもある。望む働き方を手に入れる最初の一歩として、まずは身の回りの環境を見直してみてはいかがだろうか。
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