手頃で好パフォーマンスなスマホ時代のNAS「UGREEN NASync DH」シリーズの魅力をチェック！（2/2 ページ）

PR／ITmedia

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PCいらずでスマホから簡単セットアップ！

　UGREENのNASyncシリーズで好評なのが、PCがなくてもスマホさえあればセットアップが可能なことだ。これはDH4300 Plusを含むNASync DHシリーズでも同様だ。

　スマホに専用アプリをインストールして起動し、後は画面の指示に従って必要な情報などを入力していくだけでセットアップを進められる。PCやネットワークに関する専門的な知識は不要だ。

　また、一度セットアップした後、NASのさまざまな機能を利用する際にも、同じアプリを開くだけでいいため、専門知識がないとNASを満足に使えないのでは……と、今までためらっていた人にはうれしい仕組みといえる。

スマートフォンが1台あれば、PCやネットワークに関する知識がなくてもセットアップを進められる

アプリでは使い方のチュートリアル（左）や専門用語の解説（中央）もあるので、使い方を比較的すぐ覚えられる。スマホの写真／動画を自動バックアップする設定も容易に行える（右）

　さらに、NASync DHシリーズの正面にはNFCポートが備わっている。「アプリのインストール」「アプリとNASのひも付け」といった作業は、このNFCポートにスマホをかざすだけで進められる。もちろん。PCから設定を行うことも可能で、PCを使った方がより高度な設定も行える。

　ただ、まず「NASを使い始める」という観点では、PCいらずで専門的知識も不要な方がとっつきやすい。使い始めてから必要に応じPCからの操作を試すといったステップアップがしやすいのも、他社のNASにはない強みといえる。

　スマホの周辺機器を長く扱ってきたUGREENだからこそできる、完成度の高い「スマホ時代のNAS」と言っても過言ではない。

NFCポートにスマホをかざすだけでアプリのダウンロードや、アプリとNASyncのひも付けを行うことが可能だ

パフォーマンスも良好

　DH4300 Plusの転送速度のテストも行ったところ、性能も優秀だということが分かった。

　今回は2.5GBASE-Tで通信できる環境を構築し、4台のHDDでRAID 5を組んだ上で、Windows 11 PCと直接つないで「CrystalDiskMark 9.0.1」で読み書き速度のテストを行った。するとシーケンシャル（連続）の読み出しで毎秒290MB弱、書き込みで毎秒240MB〜250MB程度というパフォーマンスだった。ランダムの読み書きも毎秒40MB前後で、スペックを考えると悪くない結果となっている。体感的には外付けのUSB HDDをPCに直接つないだ場合の速度と同等か、少し速いくらいだ。4K／8Kといった高画質の動画のバックアップに使っても、ストレスなく利用できる。

読み書き速度は外付けUSB HDDをPCに直結した場合と同等か、それを上回る。これなら十分実用的だ（左が通常テスト、右が0fillテスト）

スマホ時代の最適なバックアップ先――それが「NASync DH」

　以前であれば写真や動画を高画質で撮影する機会は、旅行や運動会といったイベントのタイミングで、デジタルカメラを使っての撮影が主だった。

　しかし現在は、スマホを使えばデジタルカメラと遜色ないか、むしろそれ以上に高画質の写真／動画を気軽に撮影できる。撮った思い出を消さず残し続けるための“容量”という課題を、UGREENのNASync DHシリーズなら専門的な知識なく解決してくれる。

　NASync DHシリーズとHDDを購入する初期費用が気になる人がいるかもしれないが、今回レビューしたDH4300 Plusの場合は通常価格が5万9800円で、これにHDDの費用がプラスされるイメージだ。「数TBのクラウドストレージを年間プランで家族で使っている」というシチュエーションなら2〜3年で元は取れる。それ以降ならむしろおトクになっていく。「Amazon感謝祭」期間中なら本体は期間限定で20％オフなので、より手頃感が増す。

　PC以上に「容量」や「保存先」が悩ましいスマホのお供として、よく考えられたNASがUGREENのNASync DHシリーズだ。まさにスマホ時代の最適なNASといえるだろう。

NASync DH4300 Plusの詳細はこちら（Amazon.co.jp）