YouTuberなどで人気のクリエイター、ミヤマレベッカさんが人生初の自作PCに挑戦しました。
日々、膨大なデジタルコンテンツが消費される現代において、「PC」はクリエイターにとって単なる作業道具ではなく、自身の表現を形にするための最も重要なパートナーと言っても過言ではありません。
しかし、そのPCを“一から自分で組み立てる”となると、どこかハードルの高さを感じてしまう方もいます。「パーツの互換性は大丈夫?」「静電気で壊してしまったらどうしよう」「専門知識がないと無理なのでは」──。
そんな先入観を心地よく解きほぐし、自作PCが持つ「自由さ」と「モノづくりの楽しさ」、ライフスタイルに調和する「趣味性」をVlog(Video Blog)として届けてくれたのが、独自の洗練されたセンスで、YouTubeを中心に人気を集めるクリエイターのミヤマレベッカさんです。
今回、ITmedia PC USERとミヤマさんのコラボレーション企画として、「人生初の自作PC」に挑戦していただきました。
本記事では、ミヤマさんが自身のYouTubeチャンネルで公開したVlogのダイジェストと共に、組み立て直後に行ったインタビューの模様をお届けします。
ミヤマさんは、フリーランスのWebクリエイターとして活動する傍ら、YouTubeチャンネル「Rebecca Miyama / ミヤマレベッカ」で日々の暮らしやガジェット選び、黒を基調としたシックなファッション、カルチャーなどを切り取るVlogを投稿しています。
彼女が提案するミニマルでモダンな世界観、そして妥協のないモノ選びのセンスに憧れるファンは多く、チャンネル登録者数は2026年5月末時点で18.6万人を突破しています。
そんな日々のライフスタイルを大切にするミヤマさんですが、これまで動画編集の相棒にはBTO(受注生産)のデスクトップPCやノートPCを選んでおり、自作PCの経験はないといいます。
今回の企画にあたり、PC USER編集部がミヤマさんのために選定した構成は、日々のメイン業務である「4K動画編集がサクサク快適にできること」を最優先したハイスペックな仕様です。同時に、ミヤマさんの仕事部屋やインテリアの雰囲気を損なわない、デザイン性の高さや静音性も重視しました。
主要なパーツ構成は以下の通りです。
| パーツカテゴリー | 採用した製品名 | 特徴/クリエイターへのメリット |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core Ultra 7 270K Plus | 最新のアーキテクチャによる圧倒的なマルチタスク処理性能 |
| マザーボード | ASUS ProArt Z890-CREATOR WIFI | クリエイター向けに最適化された高い拡張性と美しいデザイン |
| グラフィックスボード | ASUS PRIME-RTX5070-O12G | 4K動画のリアルタイムプレビューやエンコードを劇的に高速化 |
| メモリ | Crucial PRO CP2K16G60C36U5B DDR5 PC5-48000(16GB×2) | 大容量かつ高速なDDR5メモリで、重いクリエイティブソフトも安定 |
| SSD | Sandisk WD_BLACK SN850X(1TB) | 読み込み・書き込み速度に優れた高速M.2 NVMe SSD |
| CPUクーラー | be quiet! Dark Rock Pro 5 | 抜群の冷却性能を誇りながら、驚くほどの静音性を実現 |
| 電源ユニット | Pure Power 13 M 850W | 最新規格に対応し、高負荷時も安定した電力を供給 |
| PCケース | ProArt PA401 Wood Edition - Tempered Glass Panel | フロントに本物の「木目」をあしらった、モダンでシックな意欲作 |
| OS | Windows 11 Pro | クリエイティブ環境を支えるビジネス/プロ向けOS |
| その他 | GPUサポートスタンド | 大型化する高性能グラフィックスボードを強固に支えるスタンド |
「精密機械を自分で組み立てる」という未知の領域に対し、ミヤマさんはこだわりの1台を作れるのか、そして初心者の手で無事に完成させられるのか。ドキドキとワクワクが詰まった挑戦が幕を開けます。
動画では、大きな箱に囲まれたミヤマさんがパーツを一つずつ開封していくシーンから自作PCのパートが始まります。
最初に手を付けたのは、心臓部であるマザーボードへのCPU取り付けです。パーツが入っていた静電気防止袋を作業マット代わりに敷き、慎重に位置を合わせます。
端にある三角形のマークの位置が同じになるようカチッとはめるのですが、「ここを本当にミスらないように気をつけたい」と語るミヤマさんは真剣そのもの。極度の緊張感の中、カチッとスムーズにはまった瞬間、ミヤマさんは「最初の山場、いけたんじゃないでしょうか!」と安堵の表情を見せました。
続いて、1TBのM.2 SSDの装着へと進みます。保護フィルムを剥がし、差し込んだ後に専用パーツをスライドさせるだけで固定できる仕組みに「すごい簡単、ここスライド式なの、かわいいですね」と声を弾ませ、ヒートシンクを戻します。
さらに、16GB×2枚で計32GBとなるCrucial製DDR5メモリを、内側から2つ目と一番外側のスロットに「女性の場合は立ち上がって体重ちょっとかけてもいいかも」と言いながらぎゅっと押し込み、無事に装着を完了しました。
続いて、大型のCPUクーラー「be quiet! Dark Rock Pro 5」を開封したところで予期せぬ緊張の瞬間が訪れます。なんと、自分で熱伝導グリスをCPUに塗布するタイプだったのです。
「まさか自分でグリスを塗ることになるとは……」と戸惑いつつも、事前にネットで調べた「米粒から豆粒くらい」という表現を頼りに塗りつけます。「米粒よりは一回り多い量にしました。頼む、これでうまく冷却してくれ!」と祈るようにクーラーをねじ止めする姿は、自作PCならではのリアルな試行錯誤と楽しさに満ちていました。
マザーボード側の準備が整うと、いよいよ本企画の主役級パーツであるPCケース「ProArt PA401 Wood Edition」が登場します。
黒を基調としたシックでモダンなボディーに、アクセントとして上品に輝くゴールドのライン。そして何よりフロントパネルに縦に走る本物の木(木目)の素材感に、ミヤマさんは深く感動していました。
「この木の素材のおかげで、全体的に落ち着いたモダンな雰囲気が出ています。いわゆる“ザ・ゲーミングPC”みたいなピカピカ光るケースが苦手な方には、めちゃくちゃおすすめですね」と、そのデザイン性を絶賛。ロック機構を解除してボタンをぎゅっと押すだけで、左右のパネルが簡単に外れる親切設計にも感銘を受けていました。
続いて850Wの電源ユニットをケースに取り付け、先ほどのマザーボードを収めて9カ所のねじ止めを完了させます。しかし、その後に最大の難関が待ち受けていました。それが「配線作業」です。
ケース側と電源から伸びる無数のケーブルを、どこに接続すればいいのか。「全く自信がない」と言いながら、事前に調べた通り「挿せそうな場所に挿した」といいます。
続いて、4K動画編集の要となる「GeForce RTX 5070」搭載グラフィックスボードを組み込みます。マットな加工が施された重厚なボディーと3基の立派なファンに「やばい、めちゃくちゃかっこいい」とテンションは最高潮に。ヒートシンク部分の保護シールを丁寧に剥がし、スロットにカチッと差し込んで全ての接続を確認しました。
そして、ついに運命の瞬間が訪れます。HDMIケーブルをディスプレイにつなぎ、本体の電源ボタンを押します。
「いきますよ。どうぞ……あ、きた! 動いた動いた動いた動いた! 皆さん、やりました!つきました! パソコン!」
ファンが静かに回り始め、画面に無事ロゴが映し出された瞬間、ミヤマさんは両手をたたいて大喜び。「これちょっと待って、達成感がすごい。いま達成感に浸らせてほしい(笑)」と、自作PCでしか得られないカタルシスを全身でかみ締めたようです。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年7月31日