夏に合わせて、各社が新型TVを投入している。「そろそろTVを買い換えよう(買い増そう)かな」と考えている人は、一体どこに注目して選べばいいのだろうか。改めてポイントをチェックしつつ、この夏お勧めの1台を紹介したい。
多くの企業では、6〜7月に夏季賞与が支給される。これを狙って、夏場は薄型TVの新商品が多数投入される。「ちょうどいい機会だから、そろそろTVを買い換えよう(買い増そう)」と考えている人もいるだろう。
TVは一度買うと、長期間にわたって使うものだ。購入するからには、後悔はしたくないと考えるだろう。画面のサイズやTVチューナーの数など、しっかりと要点を押さえて選びたい。
この記事では、今どきのTVでチェックすべきポイントを確認した上で、一押しの新型有機EL TVを紹介したい。
家電量販店のTV売り場に行くと、思った以上にたくさんのTVが展示されている。サイズはもちろん、搭載されている機能もさまざまで、「どれを選んだらいいんだ……?」と迷うこともしばしばである。
そこで、今どきのTVを買う際に、しっかりとチェックしておきたいポイントを幾つか挙げる。
TVの画面(パネル)には、大きく分けて「液晶(LCD)」と「有機EL(OLED)」の2種類があり、それぞれメリットとデメリットがある。
LCDパネルは「画面を明るくしやすい」「コストを抑えやすい」といったメリットがある反面、「暗い場所(黒色)が実際よりも明るくなってしまう」「パネルの種類によっては視野角が狭くなる」といったデメリットを抱えている。
一方、画素自体が光るOLEDパネルは「暗い場所(黒色)をハッキリと表現できる」「薄型化しやすい」「視野角が広い」といったメリットがある反面、「画面が暗い傾向にある」というデメリットがある。
技術の進化によってデメリットを克服したパネルが出てきている。家電量販店などに足を運べるようであれば、実際に「画面の明るさ」と「暗い場所(黒色)」の表現を中心によくチェックしてみよう。
また、パネルの解像度もしっかりチェックしたい。現在は40型を超えるなら4K(3840×2160ピクセル/約829万画素)解像度が主流だ。フルHD(1920×1080ピクセル/約207万画素)解像度と比べると表示はきめ細かく、より臨場感のある映像を楽しめる。主要な動画配信サービスでも4K対応コンテンツが充実してきたので、今から40型超のTVを買うなら迷わず4K解像度のパネルを備えるものを選びたい。
TVでゲームを楽しむ場合は、パネルのリフレッシュレート(1秒間の画面更新回数)もチェックしたい。最近はハイエンドゲーム機やゲーミングPCを想定して120Hz(120fps)表示に対応するパネルを備えるモデルも増えている。TVを使う要素として「ゲームをする」が含まれる人は、高リフレッシュレートパネル搭載のTVを買えば1台にまとめられる。
最近は4K/120Hz超の高解像度かつ高リフレッシュレート対応パネルを採用する中〜高価格帯のTVが増えている。「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」に対応するモデルも多いので、ゲーミングディスプレイとして活用しやすくもなった。ただし、「NVIDIA G-SYNC Compatible」に対応しているモデルは珍しいTVを買う際に“盲点”になりやすいポイントとして、設置場所と寸法(サイズ)がある。
メーカーのWebサイトやカタログにはTVの寸法が記載されている他、場合によっては三面図(背面図)も掲載されている。設置しようとする場所やTV台に空間的余裕があるかどうか、しっかりと調べておこう。「寸法を測るメジャーがない」という人は、家電量販店に行くと紙でできたメジャーをもらえることがあるので、店員さんに相談してみよう。
「自分の部屋にどのくらいの画面サイズが合うか?」という点だが、視線を移動せずに1つの画面を見渡せるサイズをお勧めする。4K解像度のTVの場合、適性距離は画面の縦方向の1.5倍くらいとなるため、画面から以下の距離を確保できれば大丈夫だ(視野は個人差があるため、大まかな目安として見てほしい)。
これを日本の家屋の間取りに合わせると、以下の通りとなる(部屋の壁際に設置する前提で計算)。
43型前後なら小さな部屋でも設置できることは、ぜひ覚えておきたいポイントだ。
現行の4K解像度のTVでは、一般的に「地上波デジタル」「BS/110度CSデジタル」「BS 4K/CS 4K」の3種類のTVチューナーを搭載している。別途USB接続のHDDを用意すると、TV番組の録画が可能なモデルも多い。
ただ、現在視聴している番組とは別の番組を録画する「裏録画(裏番組録画)」を行う場合は複数のチューナーを搭載しているモデルを選ぶ必要がある。
また、ゲーム機やビデオカメラ、外付けスピーカー/アンプなどを外部機器を取り付ける場合はHDMI入力端子を始めとするポート類の数とスペックもチェックしておきたい。
HDMI入力端子は、最近の4K TVであればHDMI 2.1規格に準拠したものが一般的で、基本的には数が多ければ多いだけたくさんのデバイスを接続できるため便利だ。ただし、モデルによっては端子の位置で対応機能やスペックが異なる場合があるので、以下の機能に対応している端子がいくつあるのか、事前に調べておくとよい。
USB HDDなどUSBデバイスを接続する場合は、USB端子の規格や数も調べておきたい。
最近は、TV番組だけでなくインターネットで配信される音楽/動画配信サービスも楽しめる「スマートTV」が増えた。
基本的に、音楽/動画配信サービスはアプリを介して楽しむ仕組みとなっているため、買おうとしているTVで目当てのサービスのアプリが使えるかどうかをチェックする必要がある。対応をうたうモデルでなければアプリをインストールできないサービスもあったりするので、後で見られないという事態を避けるためにも、念入りに調べておくべきだろう。
また、アプリを含めTVの根幹をつかさどる「OS」のアップデート体制もチェックしておきたい。スマートTVはOSのアップデートによって新機能/新アプリを使えるようになることがあるが、アップデートの提供期間が明確に提示されていないこともある。言い方を変えると、アップデートの提供期間が明確であれば長期間安心して使える。
TVは長く使う家電(デバイス)だ。だからこそ、スマートTVを選ぶならOSのアップデート期間にも注目したい。
上記のポイントを踏まえた上で、筆者はLGエレクトロニクス・ジャパンの新型OLEDスマートTV「LG OLED evo AI C6」を2026年の“一押し”としたい。
2026年の新モデルで、TVを選ぶ上で重要なポイントをよく押さえている。
本製品は、「Perfect Color(完璧な色)」をうたう色再現性を高めた4K OLEDパネルを採用している。屋内用のOLED TVとしては十分な明るさを備えている。
このパネルは、外部認証機関の米UL Solutionsから0〜500ルクスの環境下における「色の一貫性」と「黒の再現性」について、英Intertekから0〜500ルクスの環境下における「色の忠実度」の証明を受けた上で(いずれも500ニト表示時)、ULのブルーライト抑制認証「Eyesafe」も取得している。色再現性が高いだけでなく、目にも優しいことが特徴だ。
また、このパネルは4K/165Hzの高リフレッシュレート表示が可能で(※1)、応答速度(Grey to Grey時)も0.1ミリ秒と短い。応答速度については、VESAから「ClearMR 10000」の認証も取得している。
表示同期技術として「NVIDIA G-SYNC Compatible」「AMD FreeSync Premium」に対応していることも相まって、ゲーミングとの相性もよい。
(※1)4K/165Hz表示はVRR入力時のみ対応(固定リフレッシュレート信号の場合は最大4K/120Hz表示となる)
LG OLED evo AI C6は、画面サイズを「42型」「48型」「55型」「65型」の4種類から選べる。4畳半から10畳まで、幅広い部屋のサイズに対応できることが魅力だ。
本製品の場合、画面サイズによる基本スペックの差がないことも特徴で、純粋に好きなサイズを選べることも魅力といえる(※2)。
(※2)本体背面の形状は、画面サイズによって異なります。また、42型とその他のサイズでは付属する自立スタンドの形状も異なります
どのサイズも壁掛けした際にスッキリとする超狭額縁設計で、それを生かした機能としてGoogle フォトに保存した写真をランダム表示できる「マイフォト」や、天気予報/スポーツニュース/Google カレンダーなどをひとまとめに表示する「インフォメーションボード」なども備えているLG OLED evo AI C6は、HDMI 2.1入力端子×4、有線LAN端子、ヘッドフォン出力端子、アンテナ端子×2(地上波+BS/CS)、光デジタル音声出力端子とUSB 2.0 Standard-A端子を備えている。HDMI 2.1入力端子は全てVRR信号(4K/120Hz対応)対応で、HDR10/HLG/Dolby Vision規格のHDR信号も入力可能だ(ARC/eARC対応端子は1基)。
ワイヤレス通信はWi-Fi 6E(6GHz帯対応のIEEE 802.11ax)規格の無線LANと、Bluetooth 5.3に対応する。「Google Cast(Chromecast)」「AirPlay 2.0」によるワイヤレス映像伝送の他、Auracastによるワイヤレス音声伝送、「Matter」「Google Home」「Apple Home」によるIoTデバイスとの連携機能も備えている(※3)。
TVチューナーは「地上波デジタル」「BS・110度CS」「BS 4K・CS 4K」を各3基ずつ備えている。チューナーで番組視聴している状態で最大2番組、そうでない状態では最大3番組の裏録画が可能だ。
(※3)MatterはWi-Fi通信できるデバイス(Matter over Wi-Fi)に対応しています(接続時にスマートフォンアプリ「ThinQ」を通してペアリングします)
LG OLED evo AI C6は、LGエレクトロニクスの独自OS「webOS」で動作している。初期バージョンは最新の「webOS 26」で、本製品のグローバル発売から5年間のアップデート保証が付帯する。
独自OSとはいうもののwebOSの歴史は約17年と長く、スマートTVでは14年使われてきた。そのこともあり、webOSには国内外の主要な音楽/動画配信サービス用のアプリがしっかりとそろっている。NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeといったグローバルサービスはもちろん、TVerやU-NEXT、ABEMAといった国内サービスにもバッチリ対応している。
LG OLED evo AI C6は、TVを選ぶ上でチェックすべき機能やトレンドを高いレベルで満たしている。独自開発のAIプロセッサ「alpha 11 AI Processor 4K Gen3」がもたらす映像/音声処理やサクサクな動作も相まって、スマートTVの中でもかなり快適に使える。AIエージェント「Google Gemini」に対応しているので、音声でいろいろなことを調べることも可能だ。
少なくとも「動作が重い」という理由でスマートTVを敬遠していた人にこそ、試してほしい1台といえる。
また、本製品はユーザー登録をするとパネルの保証が無償で5年間に延長されるのも魅力だ(※4)。
(※4)通常保証(1年間)が終了した後については、パネル交換に伴う「技術料」「出張料」が有償となる
LG OLED evo AI C6は、一部の家電量販店で実機の展示が始まっている。この記事を読んで気になった人は、ぜひ実物を見に行って“良さ”を体感してみてほしい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年7月31日