PCやスマホが“大画面”に大化け! 超軽量ARグラス「RayNeo GTシリーズ」で手に入れる、どこでも自分だけの大画面(1/3 ページ)

スマートフォンやノートPCはどこへでも持ち運べる反面、画面サイズが小さく作業効率や没入感に欠けるのが悩みだ。その解決策として注目したいのが、場所を取らずに大画面環境を構築できるARグラスである。ここではモバイルワークからエンタメまで、ビジネスパーソンやゲーマーの日常をどう変えるのか、その実力を徹底検証する。

» 2026年09月02日 10時00分 公開
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 今やスマートフォンやノートPCは、仕事やコミュニケーションにおける必須アイテムだ。どこへでも持ち運べる反面、画面サイズの制約を受けやすく、オフィスや自宅のマルチディスプレイ環境と比べると生産性が上がりづらくなる。

 この問題を解決する方法の1つが、最近手頃になってきたモバイルディスプレイだ。しかし、モバイルディスプレイは基本的に机の上に置くスタイルのため、置き場所に困ることもある。また、画面の“のぞき見”によるセキュリティやプライバシー上の懸念もある。しかも、実用的なサイズ(14〜15.6型)の製品だと、重量が500g前後あり、特にノートPCと一緒に持ち歩く際に負担が大きい。

 携帯性を犠牲にすることなく、外出先や移動中の乗り物の中で、もっと大きな画面で作業をしたり映像やゲームを楽しんだりしたい――そんなニーズに応えてくれるのが、RayNeoのARグラス「RayNeo GT Max」「RayNeo GT」だ。今回、両製品をポータブルスマートTVデバイス「Pocket TV Pro」と一緒に試す機会を得たので、その実力を検証していく。

RayNeo GT MaxとRayNeo GT、Pocket TV Pro RayNeo GT Max(左)、RayNeo GT(右)と、両製品と組み合わせて使えるPocket TV Pro(中央)

広視野角でより大きな画面が目の前に

 RayNeo GTシリーズに共通する特徴は、卓越したディスプレイ性能と、独自搭載のダブルチップ連携にある。

 ディスプレイには新開発の「第5.5世代デュアルレイヤーMicro OLED(有機ELディスプレイ)」を採用する。DCI-P3の色域カバー率は98%、sRGBの色域カバー率は145%と高い色再現性を備える。コントラスト比は20万:1で明暗をハッキリと表現できる他、最大120Hzのリフレッシュレートで動画やゲームも滑らかな画面で楽しめる

RayNeo GT MaxとRayNeo GT RayNeo GT Max(左)とRayNeo GT(右)は、パッと見で同じように見えるが、視野角など細かい部分のスペックに差異がある(詳細は後述)

 この優れた画質と空間表現は、画像処理チップ「Vision 4000」と空間演算チップ「Zone 360」が連携することで実現している。

 Vision 4000は、AI(人工知能)を活用したSDR映像のHDRへのリアルタイム変換に対応しており、SDR映像も高コントラストかつ奥行きを持った映像として楽しめる。3840Hzの「高周波PWM調光」によって、長時間の使用でも目が疲れにくい設計となっているのもうれしい。

 一方、Zone 360は「3DoF空間トラッキング」を担う。ARグラスでは、頭の動きでディスプレイそのものが動いて、映像がブレて見えることもよくあるが、3DoF空間トラッキングによって、そのブレをリアルタイムで緩和できる。トラッキングモードは、空間の特定位置に画面を固定する「固定」、常に視界の中心に画面を追従させる「追従」、そして細かい揺れが多い場面で画面のブレを抑える「手ブレ補正」の3種類から選べる。

ダブルチップ ダブルチップで、高コントラストで奥行ある画像への処理や3DoFトラッキング機能を提供する

Bang & Olufsenの監修を受けたスピーカーを搭載

 RayNeo GTシリーズは、背中合わせ構造の4ドライバースピーカー(左右対称6磁気回路構造)を搭載している。このスピーカーは、音響ブランド「Bang & Olufsen(B&O)」と共同でチューニングを施したもので、従来のARグラスのスピーカーの音質に対するイメージを覆すほどの、臨場感あふれるサウンドを実現している。

スピーカー いずれも4ドライバースピーカーを搭載する。しかも、B&Oによるチューニングが施されている
Bang & Olufsen Bang & Olufsenのロゴ入りだ

2モデルの大きな違いは「光学エンジン」にあり

 独自の光学系「孔雀(Peacock)光学エンジン」は、RayNeo GTシリーズの薄さや軽さに貢献している。RayNeo GTと、その上位モデルであるRayNeo GT Neoでは仕様に差分があり、それぞれに特徴があるので、チェックしていこう。

RayNeo GT

 RayNeo GTには、「孔雀光学エンジン3.0」が搭載される。第5.5世代デュアルレイヤーMicro OLEDとの組み合わせで映像性能を最大化しながらも、従来モデルと比べて薄型化と軽量化を実現した。視野角は46度で、約6m先の視野に最大231型(標準201型相当)のスクリーンを展開する。

 大画面でも色への妥協はなく、DCI-P3色域カバー率は98%、sRGB色域カバー率は145%となっている。最大輝度は1200ニトで、屋外でも十分な視認性を確保している。

 それでいて、本体重量は実測値で69.5gと軽量設計となっている。付属のケーブルと合わせても98.9gなので、持ち運びやすい。

RayNeo GTと付属品 RayNeo GTと付属品

RayNeo GT RayNeo GT

光学系のアップ 光学系は「バードバス方式」を採用している
質量 本体の実測重量は69.5gと、ARグラスとしては軽量な部類である

RayNeo GT Max

 「Your Own Cinema Anywhere.(あなただけのシネマを、どこへでも。)」がキャッチコピーのRayNeo GT Maxに搭載される「孔雀光学エンジン3.0 Max」は光学系を一新し、直方体プリズムを採用したことにより、孔雀光学エンジン3.0で採用している「バードバス方式」と比べてモジュールのサイズが約29%スリムになった上に、視野角が約59度まで広がっている。約6m先に最大307型という映画館にいるかのような大画面が出現し、圧倒的な没入感を生み出す。

 色域のカバー率はベースモデルのGTと同様で、DCI-P3で98%、sRGBで145%となる。本体重量は実測で80.2g、ケーブルと合わせても109.9gと、こちらも性能の割には軽量だ。

RayNeo GT Maxと付属品 RayNeo GT Maxと付属品
RayNeoGT Max RayNeo GT Max
光学系のアップ 光学系は直方体プリズムを採用する。この方式にすることで、よりスリムさを追求できる
質量 実測の重量は80.2gだった
大画面 視野角が広いため、圧倒的な大画面表示が可能になった

 さらに、GT Maxはユーザーの瞳孔間距離に合わせて「S」「M」「L」の3つのサイズから選べる点もポイントだ。自分にとってベターな視聴体験を得られるのは、Maxならではの強みだといえる。

レビュー用はMサイズ 今回、RayNeo GT Maxは「M」サイズをレビューしている

 両モデルの主な仕様の違いについては以下の表で確認してほしい。

スペック表 RayNeo GTとRayNeo GT Maxの主な仕様
スリム 光学系が異なるものの、どちらもスリムに仕上げてある

持ち運べるスマートTVを実現する「Pocket TV Pro」

 「Pocket TV Pro」は、RayNeoがARグラス向けに用意しているオプションのストリーミングボックスだ。Google TV(Android TV)を搭載しており、RayNeo GTシリーズがスマートTVに“変身”する。

 本体サイズは約52(幅)×138(奥行き)×11(高さ)mmで、重量は約208gと、コンパクトで軽く、その名の通り「ポケット」に入れてどこへでも持ち運べる。

Pocket TV Pro Pocket TV Pro
コンパクト 手のひらサイズで、RayNeo GTシリーズをスマートTVにしてくれる

 Google TVを搭載しているので、YouTubeやNetflixを始めとする動画/音楽サービスをアプリを通して楽しめることが特徴だ。インターネット環境さえあれば、電源を入れたらRayNeo GTシリーズとケーブルで接続するだけで目の前に“ホームシアター”を展開できるのがいい。

端子 本体下部にはUSB Type-C端子を2基備える。左は充電用、右がARグラス(ヘッドセット)接続用となる

 本体には64GBのストレージを備えており、あらかじめ動画ファイルを格納しておけば、インターネット接続が不安定な場所でも動画を楽しめる。

 出力解像度は最大で4K(3840×2160ピクセル)に対応しており、RayNeo GTシリーズと組み合わせた場合は「Dolby Vision」規格のHDRコンテンツの表示も可能だ。

おことわり

 Pocket TV Proの販売開始時期は、当初の予定より遅れる可能性があります。最新情報はRayNeo公式サイトまたはRayNeo Amazon公式ストアをご確認ください。


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提供:RayVision AR Limited
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2026年9月30日