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デスクトップ機に迫るパワーを凝縮――Core 2 Duo採用の大画面ノートPC「m-Book GW 7200MD」(1/2 ページ)

ノートPCでも性能に一切の妥協をしたくない――そう考えるなら、モバイル向けCore 2 Duoを搭載するマウスコンピューターの最新モデル「m-Book GW 7200MD」が最適だ。

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 “Merom”の名で知られるIntelの最新CPUをいち早く採用し、ノートPCならではの省スペース性と優れたパフォーマンスを両立したのがマウスコンピューターの「m-Book GW」シリーズだ。いわゆるデスクトップリプレースを目的とした製品で、DVD映画やゲームも大迫力で楽しめる17インチワイド液晶を備える。ここでは上位モデル「m-Book GW7200MD」の実力を検証した。

 まずは評価機の基本スペックを確認しておこう。CPUには2次キャッシュ容量が4MバイトのCore 2 Duo T7200(2GHz)を採用し、デュアルチャンネルで実装された1Gバイトのメモリと100Gバイト/5400rpmのHDD、そしてグラフィックスにはNVIDIAのモバイル向けGPU、GeForce Go 7600を搭載する。DVD±Rの2層記録に対応したDVDスーパーマルチドライブと17インチの光沢ワイド液晶はシリーズ共通の装備だ。

 このうちBTOに対応するのはメモリとHDDで、メモリは最大2Gバイトまで増設できるほか、少しでも安価に本機を入手したいユーザーのために512Mバイトという選択肢も用意されている。HDDは評価機が搭載する100Gバイトが最大容量で、ほかに80Gバイトと60Gバイトを選択することも可能だ。なお、OSのWindows XP Home Editionは、Windows XP ProfessionalやOS未搭載のモデルにも変更できる。

高解像度パネルと余裕のある入力環境

 液晶ディスプレイは1680×1050ドットの高解像度表示に対応する。普及価格帯のノートPCは1280×768ドット程度の解像度を持つ製品が多いが、本機の液晶はこれよりふた回りほど広いため、複数のウィンドウを同時に表示してもデスクトップが狭く感じることはない。パネル自体のサイズも17インチと大きいので、文字やアイコンが見やすいサイズに保たれている。また、パネル表面には光沢処理が施されており発色も鮮やかだ。なお、画面の明るさはキーボードの専用キーを使って調整でき、映像を見るさいは最大輝度、ビジネス文書を作成時は輝度を落とした目に優しい表示と、用途に応じて簡単に使い分けられる。

 キーボードは文字/記号キーの横ピッチを19ミリで統一。タイプミスの原因となるピッチの乱れは見当たらず、快適に文字を入力できる。カーソルキーやHome、End、Deletといった機能キーが主要キーから完全に独立し、本体の右寄りに搭載されているのも目を引く。はじめはDeletキーの位置が特殊な点に若干戸惑ったが、慣れで補うことは十分に可能だ。キーボード奥にはメールソフトとWebブラウザを起動するワンタッチボタン、音楽/映像の再生操作用ボタンが並ぶ。タッチパッドも十分に広く、操作面の右端にスクロール用エリアを設けており、全体としてはデスクトップPCのキーボードにも劣らない快適な操作性が得られるだろう。

液晶ディスプレイ(写真=左)とキーボード(写真=右)

 主なインタフェースは、4基のUSB 2.0を両側面と背面に振り分けているほか、メモリカードスロットやサウンド関連のコネクターなど着脱頻度の高いを端子をアクセスしやすい側面手前に搭載し、アナログRGBやDVIは背面に並べている。なお、本機にはIEEE802.11a/b/g無線LAN機能が標準搭載されているので、LANケーブルを引き回しづらい部屋でも快適にインターネットを利用可能だ。

左から本体前面/背面/左側面/右側面

 使用時の発熱と騒音についてもチェックしておこう。あえてシステムに高い負荷をかけると、瞬間的にファンが高速回転を始めるが、排熱効率が高いのかすぐに回転数は低下する。通常の利用でファンノイズが気になることはあまりないだろう。また、ベンチマークテスト計測中の本体に手を触れてみても、パームレストとキーボードの左半分がやや温まる程度で、不快感をおぼえるほど本体が熱くなることはなかった。

CPUとGPUの熱はヒートパイプをつたって背面左に排気される仕組みだ(写真=左)。グラフィックス機能はGeForce Go 7600が外付けでマザーに実装されている(写真=中央)。メモリの増設や交換は底面から容易に行える。評価機の標準構成でデュアルチャンネルとなっている(写真=右)

提供:株式会社MCJ
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日

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