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「自作は安い」が復活するかも――AMD 690への期待5分で分かった気になる、3月のアキバ事情(2/4 ページ)

3月のアキバは「AMD 690」搭載マザーボードが好調に売れていた。一方、ビル建設中のヤマギワ東京本店跡地にソフトマップ秋葉原新本店(仮称)が入り、これにともなう再編計画が明らかになるなど、中央通りの景観が大きく変わる予感も。

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「10年ひと昔」を体現した“テラバイト”のHDD

 AMD 690と同じくらいに、街全体で注目を集めたのは、1TバイトのHDDだ。32Mバイトのバッファ領域を備える日立GST「Deskstar 7K1000(HDS721010KLA330)」で、月末に登場した。

 5万円台半ばの価格もあり、現在は手を出す人が少ない様子だが、多くのPCパーツショップが派手なPOPを作って、新しい“単位”の登場を歓迎していた。T-ZONE.PC DIY SHOPは「個人向けのHDDが“ギガバイト”になったのは、Windows 98登場の少し前です。わずか10年で容量が1000倍になったというのは、技術が進化するスピードを感じさせてくれますね」と、うれしそうに語る。

 手を出さないまでも注目しているユーザーは多いようで、複数のショップが頻繁に問い合わせを受けるという。あるショップは「意外とバッファ容量を気にする人が多かったですね。RAIDを組んで、大容量を高速に使いこなしたいという声も……でも、購入には結びついていませんが」と話してくれた。

 ちなみに、Deskstar 7K1000シリーズの1Tバイトモデルは、IDEタイプもラインアップされているが、こちらはバッファ容量が8Mバイトになる。

日立GST「Deskstar 7K1000(HDS721010KLA330)」(写真=左)。HDS721010KLA330のスペックシートには、“GB”ではなく、“TB”が使われている(写真=中央)。750Gバイト版の日立GST「Deskstar 7K1000(HDS721075KLA330)」。こちらもSeria ATA接続で、32Mバイトのバッファを持つ。価格は3万円台半ば(写真=右)

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