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供給不足の新型Core 2 Quad――バルク品投入も焼け石に水古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

製造プロセス45ナノメートルの新型Core 2 Quadが、出荷数の少なさから入手困難な状況になっている。代替CPUとして人気を集めるXeon 33xxシリーズも品薄の状況だ。

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品薄なCore 2 Quadもネタにするアキバショップの商魂に感服!

ツートップ秋葉原本店の「入らないCPUは忘れようセール!」

 一日中アキバを回っても入手が難しい新型Core 2 Quadの状況を利用して(?)、ツートップ秋葉原本店では「入らないCPUは忘れようセール!」を開催している。

 Core Duo T2600(1万4980円)やAthlon FX-51(7980円)など、旧世代のCPUを特価でレジ前に並べた同店は「いま使っているマシンで、CPUだけを乗せ替えてもパワーアップできるんです。最新CPUを使うためにマシン一式を買い替えるのも手ですが、OSの再セットアップもいらない手頃な強化策として有効ですよ」と語る。その後「まあ、決算期の在庫一掃という側面もありますけど……」と本音もチラリとのぞかせた。

 3月末は多くのPCパーツメーカーやその代理店、販売店が決算期を迎えるため、在庫品を一掃する目的で特価品が店頭に並ぶケースが多い。いわゆる“レガシー系”の古いパーツもあるが、基本的には1年前後前のパーツが多く、実用性に優れたアイテムが安く購入できるチャンスでもある。

 500〜1000円でCPUクーラーやサプライ品を「ジャンク市」として売り出すT-ZONE.PC DIY SHOPは「国内に流通する前に入荷した直輸入のアイテムなどもそろえているので、レアもの好きの人には喜んでもらえると思います」と語る。

 また、グラフィックスカードを処分特価で販売中のフェイス パーツ館も「少し枯れめのパーツなら、こういうタイミングで安く買えますし、ファームウェアも安定していることが多いです。あまり古いと使い道がないですけど、1年程度前のものならバリバリ現役で使えますよ。CPUが入手困難でも、チャンスなので足を運んでください」と話していた。

倉庫の奥から出てきたという「Windows 2000 Server」は、ツートップ秋葉原本店で3万円。こちらはちょっと古め……しかし、レアだ(写真=左)。T-ZONE.PC DIY SHOP 3階ではジャンク市を開催。クーラーマスターの「CM SPHERER」(直輸入品:980円)など、掘り出し物が見つかる(写真=中央)。フェイス パーツ館の「売り尽くし決算セール」(写真=右)

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