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イー・モバイルのHSPA+、「今までは“なんちゃって”、今回は違う」──WWANモジュール内蔵PCの登場も(1/2 ページ)

イー・モバイルは、国内初のHSPA+データ通信サービスを2009年8月に開始。USBスティック型端末ともに、同社のワイヤレスWANモジュールを内蔵するノートPCも2009年夏に登場する。

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photo HSPA+サービス対応のデータ通信端末「D31HW」

 イー・モバイルは6月18日、HSPA+を採用した下り最大21Mbps通信対応端末「D31HW」を2009年8月上旬に発売すると発表、同時に先日発表したHSPA+サービスも開始する。

 D31HWは、Huawei(ファーウェイ)製造のUSBスティック型データ通信端末。USB端子を収納できるスライド機構とmicroSD(SDHC対応)スロットを搭載し、HSPA+対応エリア内で下り最大21.6Mbps、上り最大5.8Mbpsで通信できる。対応OSはWindows Vista(64ビット版含む)/XP SP2以降とMac OS X 10.4〜10.5。1.7GHz帯と2.1GHz帯に対応し、現地キャリアのSIMととも海外の対応エリアでも利用できる。価格はベーシック契約で4万1980円、新にねん契約で1万7980円となる。

 イー・モバイルはHSPA+サービス用料金プラン「スーパーライトデータプラン21と「年とく割2」加入時の月額最低額を580円とし、HSPA+対応エリアの人口カバー率を年内に6割以上に増強する展開。2009年7月に開始する「UQ WiMAX」や10月開始予定の「WILLCOM CORE XGP」といった2.5GHz帯の次世代通信サービスも迎え撃つ考えだ。同時に、2009年夏にHSPA+モジュールを内蔵するPCが登場することも明らかにした。東名阪地区の地下鉄や地下街のエリア拡充も2009年度内100%の導入を掲げ、HSPA+対応基地局の設置を積極的に進める。

photophoto USBスティック型のボディは、USBポート接続時に77ミリほど出っ張る(左) microSD(SDHC対応)とともに、USBメモリととしても使用できる(右)
photophoto USBポートは収納式。スライドレバーの奥に外部アンテナ端子があるが、D31HWにおいては使用を想定していないとのこと
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