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「ご利用は計画的に」――“自己責任”でどこまでも楽しめるASUSTORの魅力

ユニスター主催でASUSTOR製NASのイベントがアキバの老舗ショップであるオリオスペックで開催。新ファームウェアADM 2.3の新機能や怪しげな活用法が紹介された。

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ASUSTORの販売代理店であるユニスターのNAS製品スペシャリスト、越沼哲史氏

 ASUSTOR製NASを紹介するユーザーイベント「asustor x Seagate NASイベント in オリオスペック」が12月13日に販売代理店のユニスター主催で実施された。

 これまでASUSTORのイベントは、主にNASを導入するメリットなどエントリー向けの内容が多かったが、今回はアキバの老舗ショップであるオリオスペックでの開催ということもあり、最新ファームウェア(ADM 2.3)で実装された新機能をはじめ、誌面ではお伝えしづらいややグレーな活用法なども紹介された。

 ユニスターの越沼哲史氏は、まずADM 2.3の特徴として、ログイン画面のカスタマイズや、アイコンが並ぶ新しくなったユーザーインタフェースのほか、SMB 2.0のサポートによるネットワーキングパフォーマンスの向上(同社によれば30〜50%)、TFTPサーバやプロキシサーバへの対応といったエンタープライズ向けソリューションの強化などを紹介。さらにインテルCPUを搭載するASUSTOR 3シリーズで1080pでのリアルタイムトランスコードができる点や、モバイル端末でASUSTOR製NASに保存した動画を視聴できるAiVideo(β版)、マルチメディア機能を強化したLooksGood(β版)などを披露した。

 また、CPUにXeonまたはCore i3を採用する上位機種「7」シリーズでは、NASではじめて4K出力に対応したと述べ、実際に4K動画をそのままNASに出力するデモを行いながら、これができるのはASUSTORだけとアピールした。なお、7シリーズはこれまで8ベイ/10ベイモデルがラインアップされていたが、今回待望の4ベイモデル「AS-7004T」が登場する。さらに、近日中にCereron(2.0GHz)を搭載する50T/51Tシリーズが発売される情報も明らかにしている。

7シリーズに加わった4ベイモデル「AS-7004T」を使ってデモを実施。4K動画をそのまま再生してみせた

ASUSTOR NASにDACを挿し、dsd形式のハイレゾ音源を直接再生するデモも披露。オリオスペックの松田氏がオーディオ用NASとしての特徴を解説した

Cereronを搭載した新モデル「50T/51T」シリーズの主なスペック

 続いて実施したデモは、AppCentralから導入できる拡張アプリを使ったもの。詳しくは触れないが、ASUSTORコミュニティでは有志が開発したさまざまなアプリが配布されているのも特徴の1つで、「海外の天才プログラマーたちが作った怪しげアプリも“自己責任で”楽しめる」と強調。越沼氏は「ASUSTORは拡張性、将来性が高い。NASの中でも賢くてカッコイイのがASUSTORです」とイベントを結んだ。

どこかで見たことがあるアイコンのアプリを立ち上げると、どこかで見たことのある画面が……

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