未来を変える1時間――子どもがプログラミングを学ぶ「Hour of Code」開催:マイクラ人気の影響大?
コンピューターサイエンス教育週間にあわせて、世界中のアップル直営店で子ども向けのワークショップが開催された。未来のジョブズがこの中にいるかも。
アップル直営店のアップルストアで、プログラミングの基礎を学ぶ子ども向けワークショップ「Hour of Code」が開催された。コンピューターサイエンス教育週間(12月7日から13日まで)にあわせ、世界中のアップルストアで行われた取り組みで、6歳以上の子どもなら無料で参加できる(先着順)。アップルストア表参道で行われたワークショップの様子をリポートしよう。
表参道店では12月10日の午後3回に渡って実施。各回ごとに10人弱の子どもたちが参加した。内容はCode.orgが提供している教育プログラムを使ってコーディングの基本的な考え方を学ぶというもの。開始前に流したビデオ(ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグがプログラミングの楽しさを語る大変ありがたいメッセージ)を退屈そうに眺めていた子どもたちも、スターウォーズやマインクラフトを題材にしたコーディング体験が始まると夢中で“遊んで”いた。
ワークショップをのぞいて驚いたのが、女の子の参加者が半分以上を占めていたこと。また、ほぼ小学校低学年という構成で、参加要件の下限となっている6歳の子もいた。参加した少女の保護者(母親)は、自身はコーディングの知識はないが「これからはプログラムの知識やスキルが役に立つかもしれないと思って参加を決めました。子どもがすごく楽しんでいたみたいでよかったです」とコメント。子どもたちも初めてのコーディング体験を「楽しかった」「簡単」と話し、ワークショップが終わってからもiPadで課題の続きを楽しんでいた。
12月10日に世界中で行われた「Hour of Code」の参加者から、いつか世の中を変えるようなサービスやソフトウェアを開発するプログラマーが生まれるかも?
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