ゲーミングノートを下克上!? 6コアCPU&GTX 1060を搭載した「m-Book T510SN-M2SH2」のコスパがすごい(2/3 ページ)
ゆとりある15.6型ボディーに高性能CPUと外部GPUを搭載する「m-Book T」シリーズが第8世代Coreを搭載してリフレッシュ。6コア・12スレッドの処理性能と、高いグラフィックス性能を備え、抜群のコストパフォーマンスを実現している。
ゲームも楽しめるハイエンドノートPC
それではベンチマークテストを用いてm-Book T510SN-M2SH2のパフォーマンスを調べてみよう。
CINEBENCH R15では、CPUスコアが1060.28cbと、4桁に突入している。4コアから6コアへと増強された効果がはっきりと出ている。CPU(Single Core)スコアも174.7cbと高めであり、シングルスレッド対応までのアプリケーションでも快適に動作する。
PCMark 10では、Extended Scoreが5000ポイント台後半となり、デスクトップ代替ノートとしては十分なパフォーマンスだ。特にGPUが効くEssentialsやDigital Content Creationは、CPUに統合されたGPU機能を利用するノートPCと比べるとかなり高いスコアである。Gamingはもちろん8000ポイント台半ばと高い。
PCMark 10 | |
---|---|
Extended Score | 5709 |
Essentials | 7974 |
Productivity | 6622 |
Digital Content Creation | 6392 |
Gaming | 8507 |
3DMarkでは、Fire Strikeで1万の大台に乗せているのがポイント。DirectX 11世代のゲームタイトルを、1920×1080ピクセルで楽しむのに十分なスコアだ。また、本製品の場合、CPUがかなり強力なので、Physicsスコアも高めだった。
3DMark | |
---|---|
IceStorm | 169662 |
CloudGate | 31405 |
SkyDiver | 28606 |
FireStrike | 10286 |
それでは、ゲームにおけるパフォーマンスも調べていきたい。まずはTom Clancy's Ghost Recon Wildlands。かなり負荷の高いタイトルなので、解像度がパネル上限の1920×1080ピクセルとしても「ウルトラ」画質では37.56fpsだった。もちろんこれでもゲームプレイは可能だが、快適ラインを得たのは「高」画質設定で66.26fps、「低」画質ともなると常時60fps超、平均95.84fpsが得られている。
Shadow of the Tomb Raiderの1920×1080ピクセルでは、「最高」画質は47fpsで先と同様にプレイ可能だがやや足りないところで、「高」画質なら平均57fpsとなり、まずまず快適、「最低」画質ではこれも常時60fps超、平均85fpsだった。
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