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コンパクトで高性能、優れた柔軟性と拡張性を兼ね備えたコスパ良好の超小型PCでオフィスをより快適に!(1/2 ページ)

働き方改革の流れの中で、会社からノートPCを支給される機会が増えている。しかし、全ての部署がノートPCに適しているかというと話は違う。そのような場合に、省スペースで高性能、拡張性も豊富な超小型PC「MousePro M」シリーズの優れた汎用(はんよう)性が力を発揮する。

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 マウスコンピューターの「MousePro M」シリーズは、同社の法人向けブランド「MousePro」に加わった超小型デスクトップPCだ。

 厚さがわずか約28mm、本体の重量も約590gのボディーは、シンプルなスタンドを使った設置に加え、液晶ディスプレイの裏側にマウントしての利用にも対応するなど、設置場所の自由度が極めて高い。

 価格は4万2800円(税別、以下同)からと買いやすく、基本スペックも幅広いバリエーションが用意されており、BTOでの柔軟なカスタマイズも可能なため、オフィスの一般用途から受付端末、デジタルサイネージといった特殊用途まで、さまざまな業務にフィットする。

 今回は、多彩なモデルの中から、Core i3を搭載したスタンダード構成モデル(MousePro-M600F)の実機を入手したので、その魅力をじっくりみていこう。

MousePro-M600F
マウスコンピューターの法人向けブランド「MousePro」から登場した超小型デスクトップPC「MousePro M」シリーズは、抜群の省スペース性が特徴だ。スペックのバリエーションも豊富で、さまざまな業務の即戦力としての活躍が期待できる

約28mmの厚さで重量500g台という“書籍サイズ”の軽量ボディー

 MousePro Mシリーズ最大の特徴は、超小型のボディーだ。具体的な本体サイズは約28(幅)×150(奥行き)×194(高さ)mm、容積にすると約0.8L(リットル)で、重量も約590gとタブレット並みに軽量だ。

 縦置き用のシンプルなスタンドが標準で付属しており、これを装着した状態でも約 73(幅)×150(奥行き)×219(高さ)mm、重量は約747gと省スペースで済む。スタンド底部のみ横幅が少しあるが安定性は高く、見た目の印象はスタンドの有無でほとんど変わらない。

 実際、重量が非常に軽いため、ボディーとACアダプターをセットで持ち歩いても一般的なノートPCよりも軽くて済む。出先でプレゼンテーションでの利用や、オフィスから持ち帰って自宅などでテレワークでの活用というのもありだろう。

MousePro-M600F
ボディーのサイズは、ちょっとした書籍サイズで、容積は約0.8Lとコンパクト。抜群の省スペース性で設置場所を選ばない
MousePro-M600FMousePro-M600F ボディーは金属製で、表面はヘアライン加工で仕上げてある(写真=左)。デザインも洗練されており、写真は縦置き用のスタンドを装着した状態だが、横置き用のゴム足も本体に装着されている(写真=右)
MousePro-M600F
本体に電源は内蔵せず、ACアダプターで駆動する。ノートPC向けのACアダプターによくあるサイズで、電力仕様は65Wだ

豊富なインタフェース、最新のWi-Fi 6にも対応!

 小さなボディーだが、インタフェースを豊富に備えているのもポイントだ。前面には、USB Type-AのUSB 3.0とUSB 2.0を2基ずつに加えてUSB Type-C(USB 3.0)の各端子を装備し、さらにSDメモリーカードスロット(SDHC、SDXC、UHS-I対応)も搭載している。

 背面にはType-A(USB 3.0)端子を2基装備する他、ディスプレイ出力としてHDMIとアナログRGB出力(D-Sub15ピン)端子を装備する。1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力端子、さらに盗難防止用ワイヤーを取り付けるセキュリティスロット もある。

 無線機能としては、Wi-Fi 6とBluetooth 5.0を標準で装備している。Wi-Fi 6は無線LANの最新規格(IEEE 802.11ax)で、通信速度の理論値が向上しているだけでなく、複数のデバイスが混在する環境、同時に通信を行う会社のような環境でも速度を発揮できる仕組みを採用しており、実用上のメリットが大きい。

 Wi-Fi 6対応ルーターが本格的に登場してきたのは2019年の秋頃からだが、かなりのハイペースで普及が進んでおり、今後も拡大が予想される。近い将来、このWi-Fi 6対応は大きく効いてくる部分だろう。

MousePro-M600FMousePro-M600F ボディー前面(写真=左)。USB Type-AのUSB 3.0とUSB 2.0の端子を2基ずつ、USB Type-CのUSB 3.0端子と5基のUSBポートを装備する。SDメモリーカードスロット(SDHC、SDXC、UHS-I対応)も搭載済みだ。背面には、Type-A(USB 3.0)、HDMI出力、アナログRGB出力(D-Sub 15ピン)、1000BASE-T対応の有線LAN、ヘッドフォン出力、マイク入力の各端子を装備する(写真=右)。盗難防止用ワイヤーを取り付けるためのセキュリティスロットもある

液晶ディスプレイにもスマートにマウントできる

 MousePro Mシリーズのパッケージには、縦置き用スタンドとVESAマウントフレームが標準で付属する。縦置き用スタンドは、縦置き時に十分な安定性を確保しながらも、スリムなボディーのメリットをスポイルしないデザインだ。

 VESAマウントフレームもスムースな着脱作業ができるように配慮された秀逸な構造になっている。フレーム単体で液晶ディスプレイの裏側に装着でき、後から本体をマウントしてネジ1本で固定できる。

 iiyamaブランドの液晶ディスプレイについては、対応表も用意されている。多数の製品について、横向き、縦向きを区別して対応の可否が明記されており、安心して利用できるだろう。

 なお、VESA規格自体は汎用(はんよう)規格だが、規定されているのはネジ穴の位置のみなので、実際にマウントしようとすると、ディスプレイ本体やスタンド部に物理的に干渉する場合がある。

 新規購入するならばiiyamaブランドの対応製品と組み合わせるのが無難だが、対応製品の形状や寸法などをチェックすれば、他社製の既存の液晶ディスプレイで使えるかどうかについても分かるだろう。

MousePro-M600F
縦置き用スタンドやマウントアダプター、VESA規格のマウントホールに固定するためのネジも付属する
MousePro-M600F
写真はiiyamaブランドの24型液晶ディスプレイ「ProLite E2483HSU-5」で、背面にVESA規格(VESA100)対応のマウントホールが用意されている
MousePro-M600F
液晶ディスプレイの背面に取り付けるためのVESAマウントフレームを装着したところ。4本のネジをとめるだけで作業もスムーズに行える
MousePro-M600F
MousePro Mを液晶ディスプレイに装着。本来はデッドスペースになるところをうまく活用できることが分かる。マウントフレームにスライドさせて本体を差し込み、ネジ1本で固定する。しっかりとホールドされている
MousePro-M600F
本製品を縦位置で装着すると、各種端子もアクセスしやすい位置にくる
MousePro-M600F
24型液晶ディスプレイにMousePro Mを縦位置で装着し、背面側から見たところ
MousePro-M600F
付属のキーボードとマウスを接続した。占有スペースは液晶ディスプレイのスペースのみで済み、まるで液晶ディスプレイ一体型PCのように使うことが可能だ

 これまでは外観やボディーの構造を中心に見てきたが、もちろん内部スペックも高性能で高い柔軟性を兼ね備えている。


提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2020年3月25日

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