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約398gでRyzen 5 5560U搭載! 持ち運べるゲーミングPC「AYANEO AIR」を使ってみた(2/4 ページ)

中国AYANEOが開発したポータブルゲーミングPC「AYANEO AIR」は、わずか約398gのボディーにAMDの「Ryzen 5 5560U」を搭載している。とはいえ、ゲーミングPCとしては少しCPUが弱いようにも思えるが、実際にゲームを楽しむことはできるのだろうか。スタンダードモデルを使って検証してみよう。

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とても便利な専用ユーティリティー「AYA Space」

 AYANEO AIRには、AYANEOオリジナルのユーティリティーアプリ「AYA Space」がプリインストールされている。このアプリには主に以下の機能を備えている。

  • ゲームランチャー
  • システムモニター
  • ジョイスティックの調整/ボタン割り当ての変更

 トップ画面でコントローラーの「Y」キーを押すと、CPUのTDP(熱設計電力)を変更できるようになっている。Ryzen 5 5560Uの標準TDPは「15W」に設定されているが、ファンの音を抑えたりバッテリー駆動時間を延ばしたりしたい場合は、TDPの上限値を「12W」「8W」「5W」に変更すれば対応可能だ。

トップ画面
AYA Spaceのトップ画面。最近プレイしたゲームや簡易的なシステム情報をチェックできるようになっている

 AYASpaceはWindowsのスタートアッププログラムとして登録されており、OSの起動に合わせて自動的に常駐する。

 本体右下にある「AYANEOボタン」を押すと、AYA Spaceの簡易版「AYAQuickTool」を起動できる。先述のTDP変更も、このQuickToolから簡単に行える。

AYAQuickTool
AYAQuickToolの画面。トリガー形式でTDPを簡単に変更できる他、冷却ファンの回転数、ボリューム、画面輝度、解像度も簡単に設定できて便利だ
Assistant画面
AYA Spaceの「Assistant」の画面。CPUやメモリの使用率を確認できる他、内蔵コントローラーの設定を行える
コントローラー設定
Assistantの「Master Controller」を選択すると、ジョイスティックの感度やバイブレーターの振動度を調整したり、ボタンの割り当てを変更したりできる
ジョイスティック
ジョイスティックの調整画面
CPU負荷
Assistantの「Usage Status(利用率ステータス)」の画面。CPUやGPU、メインメモリの利用率などを確認できる。CPUについては、個々のコアに掛かっている負荷や駆動クロックもチェック可能だ
RGBライティング
ジョイスティックの外周のRGBライティングの設定も行える

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