画面も充電も有線LANも周辺機器をまとめてUSB Type-Cケーブル1本で! 「ProLite XUB2492HSN-B5」はハイブリッドワーク環境のグレードアップにピッタリ!(3/3 ページ)
マウスコンピューターのiiyamaブランドから、ついにUSB Type-C対応ディスプレイが登場する。23.8型の「ProLite XUB2492HSN-B5」を細かくチェックした。(提供:mouse)
標準で必要なケーブルがフルセット! 5年保証も魅力
本製品は、USB Type-Cを含め、入力用のケーブルが標準でフルセットになっている。
見落とされがちなポイントだが、トータルコストを考えた場合に、ケーブルのコストは侮れない。というのも、端子/ケーブルの規格は複雑で、市販製品は仕様も品質もバラバラだ。規格を把握した上で商品を精査する必要があり、金銭負や時間などを含めて選定にかかる負担も大きい。
ケーブルは安いものなら数百円からあるが、本来の性能が出せない仕様であったり、粗悪品の可能性もあったりとリスクもある。一方、高価なものになると、1本で5000円を超える商品もザラにある。「とりあえず高いものを買っておけばいい」という考えでは、複数台導入したら相当に追加コストがかさんでしまう。
その点、必要なケーブルがすべてセットになっている本製品ならば、規格や品質面には不安がなく、万が一トラブルが起きてサポートを受ける場合も話が早く進む。
さらにいえば、iiyamaのディスプレイは全て標準で3年保証が付帯している。さらにユーザー登録を済ませれば、期間が2年延びて5年保証となる。液晶ディスプレイはライフサイクルが長い商品だけに、長期サポートが用意されているのは心強い。
ProLite XUB2492HSN-B5の付属品。ケーブルは、電源/USB Type-C/HDMI/DisplayPortと必要なものが全てそろっている。ケーブルの規格は複雑で、適切なケーブルを選ぶための精査と購入にかかるコストは侮れないだけにメリットは大きい
ハイブリッドワーク環境をワンランク引き上げるType-C液晶の決定版
これまで見てきたように、ProLite XUB2492HSN-B5は、ビジネス向けの液晶ディスプレイとして、ソツのないほぼ完璧な仕上がりだ。スタンドの調整機能の柔軟さやボタンとOSDメニューの使いやすさは特筆できる。
それに今回加わったのがUSB Type-C対応機能だが、こちらも機能的に洗練されたものとなっている。画面の入力、PCの充電、有線LANネットワーク接続、USB周辺機器の接続を全てUSB Type-Cケーブル1本にまとめられ、先進の快適な環境をスマートに構築可能だ。
しかもUSB Type-C、DisplayPort、HDMIなど入力用ケーブルが最初から付属し、標準で長期保証も付帯しながら、直販価格は2万8930円前後とリーズナブルにまとまっている。
外付け液晶ディスプレイを導入してハイブリッドワークの生産性、オンライン学習の効率を効率させたい人にうってつけの製品だ。特に「Type-Cを活用してよりスマートで快適な環境を構築したい」と考えている人には最適な製品だろう。
なお、同時発売で2560×1440ピクセル表示に対応した27型モデル「ProLite XUB2792QSN-B5」も3万8940円で用意されており、用途や予算に応じて選びたい。
デュアルディスプレイ環境は仕事や学習時の快適度がグンとアップする。さらにUSB Type-C接続によって、ケーブル着脱の煩わしさやゴチャゴチャした見た目も解決するなど、一石三鳥ともいえるほどメリットが大きい
コラム:USBType-C対応液晶ディスプレイが利用できるノートPCは?
USB Type-Cは、USBの初期規格で規定されたコネクター(Type-A、Type-Bなど)よりも後に追加された新しい仕様だ。「上下の向きがないリバーシブル仕様」「スマートフォンにも搭載できる小型サイズ」に加え、「多用途に使える拡張性」を備えている。
液晶ディスプレイの画面出力機能やPCへの給電機能も、その拡張性を利用して実現されている。具体的には、画面出力については基本的に「Alternate Mode(DisplayPort Alternate Mode)」、電源供給については「Power Delivery(USB PD)」という拡張仕様に基づいて実現されており、それぞれの機能を利用するにはPC側とディスプレイ側、両方が対応している必要がある。
当初は混乱もあったが、既にこの2つの拡張仕様はノートPCにとってポピュラーな存在だ。最終的には個別の製品ごとに確認が必要なものの、ここ1〜2年のビジネス向けPCの新製品では「DisplayPort Alternate Mode」「USB PD」どちらにも対応している製品が大半となる。なお、Thunderbolt 4/USB4は、DisplayPort Alterenate Modeの上位互換的な規格であり、ノートPC(消費電力100W未満)については、USB PDへの対応も要件に含まれている。
マウスコンピューターの製品であれば、スペック表のUSBポートの欄を見れば「画面出力が可能かどうか」「Power Deliveryに対応しているかどうか」が明記されており、注釈でより詳しい情報を確認できる。
提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2023年6月20日
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