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「SwitchBot 開閉センサー」で宅配ボックスやごみストッカーを“お手軽IoT化”したら在宅ワークと相性抜群だった今どき! 買いどき! デジモノ道案内!(2/2 ページ)

戸建て住居に設置した宅配ボックスとごみストッカーに開閉センサーを取り付けることによって、生活が便利になった。その模様をレポートしよう。

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開閉センサーを取り付けると何が便利なのか

 前置きが長くなってしまったが、ここまでに紹介した宅配ボックスやごみストッカーに開閉センサーを取り付けることで、次のようなメリットを得られている。特に在宅ワークで家にいる時間が増えているため、便利に感じる機会はとても多い。

(1)置き配指定の荷物が届いたらスマホですぐ分かる

 最近はあらかじめ置き配を指定できるECサイトも増えており、インターフォンが鳴らされずに、いつのまにか荷物が届けられていることも多くなった。宅配ボックスに開閉センサーが付いていれば、荷物の到着時に家族全員のスマホが鳴るので、とても便利だ。

(2)外のポストをチェックし忘れて帰宅しても、置き配伝票の存在を忘れることがない

 これまで住んできた住居はドアにポストが用意されていたため、室内からでも気軽に郵便をチェックできた。つまり荷物の不在票にもすぐに気付くことができた。

 しかし、戸建てではポストが玄関ドアから少しだけ離れているため、定期的に外に出て中身をチェックする必要がある。「帰宅時にポストをチェックし忘れてそのまま」なんてこともあるため、“宅配ボックスが開いたら即通知”は分かりやすくていい。

(3)「朝8時までにごみを出し忘れた!」なんて時に、収集トラックが行ってしまったか手元ですぐにチェックできる

 多くの地域で「ごみは朝8時までに出してください」という指定があることだろう。しかし、たまにごみを出し忘れてしまう日もある。朝8時ぴったりに収集車が来るわけではないので、周囲の様子を伺いつつごみ袋を片手に出しにいきたいところだが、もし収集が既に行われていたら無駄足だ。

 そんな時に、ごみストッカーに開閉センサーがあれば、開閉の履歴によって既に収集が行われてしまったかどうかをチェックできるという仕組みだ。また、自分の地域が大体どの時間帯に収集されているのかを知れて参考にもなる。

「SwitchBot 開閉センサー」を取り付けてみた

 今回の仕組みを構築するにあたり、購入する開閉センサーを検討したのだが、ほぼSwitchBotの独壇場と言っても過言ではない。筆者もスマートホーム製品をSwitchBotでそろえており、余計なアプリを増やしたくなかったので、一択という感じだった。

 SwitchBot 開閉センサーは本体と磁石パーツの2つ1組で構成されており、それぞれを開口部に取り付ける。内蔵している磁石が近づいたり離れたりする反応によって、開閉を検知する仕組みだ。

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公式サイトより

 宅配ボックスおよびごみストッカーの開閉部に取り付ける際、うまく磁石同士が反応するところに取り付けることに苦労したが、位置が決まってしまえば両面テープで貼り付けるだけである。単4形乾電池2本で約3年間は稼働するということで、頻繁な電池交換は必要なさそうだ。

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宅配ボックスの扉に取り付けたところ
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宅配ボックスの扉を閉めたときにちょうどいい場所を探して取り付けていく
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こちらはごみストッカーのふた
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ごみストッカーの本体側
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ごみストッカーのふたを閉めると、ちょうどセンサー同士が近づく

 SwitchBot 開閉センサーはBluetoothに対応している。近くにスマホがあれば直接情報をやりとりできるが、敷地内でも離れた場所に設置したり、ネット経由で状況を確認できるようにしたりするには、別途自宅内に設置している「SwitchBot ハブ2」と連携させる必要がある。これでインターネット経由でどこでもスマホから状況を確認できるようになる。

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SwitchBot ハブ2を経由させることで、開閉状況をインターネット経由で確認できるようになる

 Switchbotアプリとそれぞれを連携させれば、状況が表示できるようになる。分かりやすい名前を付ければ見やすい。

 Switchbotアプリは複数のアカウントと連携できるので、家族のスマホにひも付けておけば、全員が同じ利便性を享受できる。

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Switchbotのアプリでごみストッカーの開閉状況の履歴を表示したところ
photophoto Switchbotのアプリで宅配ボックスの開閉状況の履歴を表示したところ。照度センサーも付いているので明るさ情報も表示される

 実は住居を引っ越す前は、SwitchBot 開閉センサーの有意義な利用シーンが思い付かなかったのだが、環境が変わることで必要なスマートホーム製品やガジェットの新たな活用方法が見えてきた。SwitchBot 開閉センサーに関しては製品の完成度は十分なので、今後は製品の安定性とサーバの安定稼働が継続的に提供され続けることを願うばかりだ。今後もこうした製品を活用してQoLをアップする方法をレポートしていきたい。

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