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ユーザー自身でバッテリー交換可能! 軽量ビジネスPC「Endeavor NA610E」がエプソンダイレクトから登場 情シスが語る導入メリット(2/2 ページ)

ビジネス向けPCを多数手掛けるエプソンダイレクトから、バッテリー交換に対応するビジネスノートPC「Endeavor NA610E」が登場した。バッテリー交換できるビジネスPCを導入するメリットとは? NA610Eのパフォーマンスは? 検証してみた。

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Endeavor NA610Eの外観をチェック!

 バッテリー交換の利点やキッティングBTOサービスについて触れてきたが、ここからは実際にEndeavor NA610E本体についてレビューしていこう。

 本体サイズは13.3型のいわゆるB5ファイルサイズのノートPCだ。画面解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)WUXGAで、ノングレア(非光沢)ディスプレイを搭載している。

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Endeavor NA610Eは画面解像度はWUXGA(1920×1200ピクセル)WUXGAで、ノングレア(非光沢)ディスプレイを搭載している

 本体重量は約960gとかなり軽量で、営業職などの外回りが多い職種でも持ち運びが苦にならない。バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法 Ver3.0)は動画再生時が約6.7時間、アイドル時は約19.0時間となっている。

 本体サイズが13.3型で、重さも約960gとなると、搭載されているインタフェースが少なくなっているのではと心配になるが、Endeavor NA610Eはその本体の小ささからは想像つかないほど非常に充実している。

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Endeavor NA610Eの天板はシンプルだ
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Endeavor NA610Eに付属するACアダプター
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左側面にはUSB 3.2 Gen 2x2、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)に対応したUSB Type-Cポートがそれぞれ2ポート、HDMI出力ポートとmicroSDメモリカードスロットが1ポートずつ並ぶ

 左側面にはUSB 3.2 Gen 2x2、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)に対応したUSB Type-Cポートがそれぞれ2ポートと、HDMI出力ポートとmicroSDメモリカードスロットがが1つずつ搭載されている。

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右側面には有線LAN(ギガビット対応)ポートとUSB 3.2 Gen 1に対応したUSB Standard-Aポートが2ポートある

 右側面には有線LAN(ギガビット対応)ポートとUSB 3.2 Gen 1に対応したUSB Standard-Aポートが2ポートと、ビジネスPCとして必要なインタフェースがそろっている状態だ。

 Endeavor NA610Eは、ビジネスPCとしてバランスの取れた機種だと感じたが、筆者が実際に使って気に入った点がキーボードにある。右上に配置された電源ボタンの高さが、他のキーと比べて低くなっている。

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Endeavor NA610Eのキーボード
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電源ボタンにフォーカスを当てた写真

 最近の軽量薄型ノートPCは、電源ボタンがキーボードに組み込まれている場合がほとんどで、社内では「間違えて電源ボタンを押してしまった」というクレームも少なくない。

 Endeavor NA610Eも、他の軽量薄型ノートPCと同じく、電源ボタンがキーボードに組み込まれているが、ちょっとした工夫で押し間違いを防ぐ仕組みが構築されているというわけだ。

 スペック表では目に見えない細かな仕様として捉えてしまうかもしれないが、情シス目線から見るとこの仕様のありがたみと、エプソンダイレクトのユーザーへの心遣いが見て取れる。

Endeavor NA610Eの拡張性と、メモリ換装の自由さ

 Endeavor NA610Eはインテル® Core™ プロセッサー・ファミリーのモバイル向けCPU「インテル® Core™ 5 プロセッサー 120U」(Pコア2基/Eコア8基/10コア12スレッド/最大動作周波数5GHz)をベースに、BTOではメモリを最大32GBまで、ストレージは最大2TBまでカスタマイズが可能だ。

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インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーのモバイル向けCPU、インテル® Core™ 5 プロセッサー 120Uを搭載している

 フルBTOのPCと比べると、カスタマイズできる項目は少なめだが、他メーカーではメモリを32GB搭載するために、CPUも上位モデルを選択しなければならなかったりする。Endeavor NA610Eはメモリだけアップグレードできる点は非常にありがたい。

 さらにEndeavor NA610Eはユーザーによるメモリ換装をサポートしており、オプション購入できる純正のメモリであれば、保証を維持したままメモリを追加できるのも隠れた魅力だ。

 社内PCを調達する立場からすると、社内PCに搭載するPCのメモリは8GBか16GBモデルを選定したいのが正直なところだが、今後のOSのハードウェア要件変更や業務内容が変化した際に、メモリ容量が足りなくなるケースが出てくる恐れがある。

 薄型軽量モバイルPCは、基本的に後からメモリの増設ができないことがほとんどなため、そうなった場合はPCのリプレースが必要となるが、Endeavor NA610EであればPCの寿命をさらに延すことができる。

Endeavor NA610Eの“実力”をチェック

 ここからは、Endeavor NA610Eの実機(32GBメモリ、2TB NVMeストレージにそれぞれアップグレード)で、ベンチマークテストを行い実力をチェックしていこう。

CINEBENCH R23

 まずは、3DレンダリングでCPUの性能をテストする「CINEBENCH R23」を実行して、Endeavor NA610E に搭載されている、Intel Core 5 120Uの実力を測ってみた。結果は以下の通りだ。

 なお、比較対象として2020年に発売されたモバイル向けCPUのCore i7-1165G7を選んだ。リプレースする際の目安としてみてもらいたい。

【マルチコア】

  • Core 5 120U:5711ポイント
  • Core i7-1165G7:5108ポイント

【シングルコア】

  • Core 5 120U:1574ポイント
  • Core i7-1165G7:1181ポイント

 テスト結果を見ると、マルチコア性能は約11.8%、シングルコア性能は約33.4%の性能向上が見受けられる。

 Core 5 120UはCore プロセッサ(シリーズ 1)ファミリーのモバイル向けCPUの中では下位モデルに属するCPUだが、2世代前の上位モデルである「Core i7-1165G7」と比べて、高いパフォーマンスを発揮することから、コストパフォーマンスの高いモデルであることが伺える。

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CINEBENCH R23の結果

PCMark 10

 続いてさまざまなアプリケーションを実行して、総合的なパフォーマンスを測定できる「PCMark 10」を実行し、Endeavor NA610Eの総合的な実力を試してみた。結果は以下の通りだ。比較対象はモバイル向けハイパフォーマンスプロセッサであるCore i7-12650Hを搭載したミニPCを用いている。

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PCMark10の結果

【総合スコア】

  • Endeavor NA610E:7428ポイント
  • Core i7-12650H搭載ミニPC:5312ポイント

【Essentials】Webブラウジングやビデオ会議、アプリ起動時間などから一般的なPC利用時のパフォーマンスを測定

  • Endeavor NA610E:9200ポイント
  • Core i7-12650H搭載ミニPC:9820ポイント

【Productivity】一般的なオフィスアプリケーションを利用した際のシステムパフォーマンスを測定

  • Endeavor NA610E:7481ポイント
  • Core i7-12650H搭載ミニPC:7095ポイント

【Digital Content Creation】写真編集やレンダリング、動画編集した際のパフォーマンスを測定

  • Endeavor NA610E:5561ポイント
  • Core i7-12650H搭載ミニPC;5841ポイント

 比較元となったCore i7-12650H搭載ミニPCが備えているCore i7-12650Hは、Pコア(高性能コア)が6基、Eコア(高効率コア)が4基の計10コア16スレッド構成で、Pコアは最大4.7GHzで駆動する。メモリは16GB×2(DDR4-3200)だ。

 手元にある比較データの都合上、モバイルノートPCと小型PCとの比較となってしまい、ベンチマーク実行当初は比較にならないのではないかと不安視していたが、結果としては基本的にEndeavor NA610Eの方が高いスコアを示した。

 ビジネスPCの用途として多くを占めるWebブラウジングやビデオ会議、アプリ起動時間を測定するEssentialsだけ低い値を示していることが少し気になるが、その差は約6.3%とわずかな差だ。

 その他のスコアについては、PコアもEコアもスレッド数も多く、モバイル向けハイパフォーマンスプロセッサであるCore i7-12650Hより高い値を示しているため、薄型軽量のビジネスPCとして、Endeavor NA610Eは非常に優秀なパフォーマンスを発揮することが分かる。

交換用バッテリーも含まれるお得な定額保守サービス

 エプソンダイレクトの強みとして、Endeavorシリーズにおけるメモリ交換の自由度やバッテリー交換が可能というハードウェア面、キッティングBTOサービスを少数ロットで実現できる運用面の2点についてフォーカスを当てて紹介してきたが、それだけではない。それは、定額保守サービスの手厚さだ。

 エプソンダイレクトでは、1年間無償預かり保証(3年部品保証)の標準保証と併せて、最長7年までの定額保守サービス(訪問・預かり修理、物損保証)を提供している。もともとビジネスPCを長期間安心して使用できる環境を提供していたが、さらにバッテリー送付サービスをプラスしたお得なサービスメニューも提供を始める。

 なんとこの保守サービスは、本来であれば消耗品であるバッテリーの交換サービスも付いており、好きなタイミングで新しいバッテリーの取り寄せが可能だ。

 そのため、備品管理の必要が無く、PC本体を購入後は追加の保守費用が不要で、追加予算を計上しなくて良いという情シスにとって非常にありがたいサービス内容となっている。

 さらにうれしいことに、保守期間が7年のパックについては、保守期間中バッテリーを2回送付してくれるため、バッテリーを個別で購入する費用も考えれば、7年間のPC本体保守パックが非常にお得と言えよう。

 あとからバッテリーの購入も可能だが、購入計画時から5年以上PCを利用することを想定しているのであれば、発注時に5年間または7年間の定額保守サービスを付けることをオススメしたい。

ビジネスPCの新たな選択肢

 今までビジネスPCを選定する際は、限られた予算内でできる限りパフォーマンスの高いPCを選ぶことに主眼が置かれていた。加えて、そもそも購入後に内部パーツなどを換装できなかったため、将来的な拡張性やバッテリーの消耗については選定条件の対象外となっていた。

 そんな中、メモリ交換の自由性やバッテリー交換に強いこだわりを持つエプソンダイレクトのEndeavor NA610Eは、ビジネスPCを選ぶ新たな視点に気付かせてくれる非常に魅力的なモデルだ。

 Windows 10の延長サポート終了まで1年を切った今、ビジネスPCの買い換えを考えている方は、この機会にエプソンダイレクトへ相談してみてはいかがだろうか。

Endeavor NA610E発売記念キャンペーンでPC本体保守パックがお得

 今回、エプソンダイレクトではEndeavor NA610Eの発売を記念して、2025年1月14日(火)午後5時までの間、下記の通りお得な価格で購入できるキャンペーンを実施中だ。

保守内容 キャンペーン価格(税込) パック価格(税込)
5年間 PC本体保守(お預かり修理+物損保証+バッテリー1回送付) 2万9700円(7700円 OFF) 3万7400円
5年間 PC本体保守(訪問修理+物損保証+バッテリー1回送付) 3万7400円(8800円 OFF) 4万6200円
5年間 PC本体保守(訪問修理+HDD返却不要+物損保証+バッテリー1回送付) 4万1800円(9900円 OFF) 5万1700円
7年間 PC本体保守(お預かり修理+物損保証+バッテリー2回送付) 5万1700円(1万2100円 OFF) 6万3800円
7年間 PC本体保守(訪問修理+物損保証+バッテリー2回送付) 6万1600円(1万5400円 OFF) 7万7000円
7年間 PC本体保守(訪問修理+HDD返却不要+物損保証+バッテリー2回送付) 6万7100円(1万6500円 OFF) 8万3600円

 通常価格と比べて約20%の割引価格で提供されているため、PC本体保守パックに入るのであれば今がチャンスだ。購入検討されている方は、ぜひPC本体保守パックのアップグレードなども検討してほしい。

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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年11月20日

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