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Weekly ITmedia +D Top10:乙女のライバルも登場? +D週間ランキング

6月も半ばをすぎ梅雨を迎えている。相変わらず脂肪をまとった乙女はムシムシとし始めた気候に嫌気が差している。しょうがないので梅雨を楽しむ方法を考えていた筆者に、突如ライバルが襲来した。

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 6月も半ばをすぎ梅雨なのにもかかわらず、晴れたり降ったり逆にはっきりしない天気の今日このごろ。極端な性格の乙女としては思いっきりザーザー降ってほしいものだが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。乙女は脂肪のせいでおそらく人よりもムシムシした日々を送っている。楽しみがないと乗り越えられないこの時期、せっかくなので俗に言われる“レインブーツ”でも買おうかと現在検討中。気取るな! 長靴と言え! と言いたくなる読者のみなさまの気持ちは分かる。でも乙女というキャラ設定上“レインブーツ”と言わなくてはいけないような気がひしひしとするのだ。半ば義務だ。そう、乙女とはすなわち我慢。そんなこんなで我慢しながらも乙女を貫き通している“漢”な筆者が今週は梅雨でも楽しく過ごせるアイテムを探してみた。

音楽と直感的操作で梅雨でもストレス知らず

 黒船やら津波やらさまざまなものに形容されている「iPhone 3G」(以下、iPhone)。いまかいまかと日本での発売が待たれてきたなか、ついに7月11日に発売されることが決まった。+DのランキングにもiPhoneの話題が3本も上位に食い込んできており、当然筆者もミーハーな乙女ですからiPhoneが欲しくてて欲しくてたまらない。しかし、携帯を買い換えた直後であり、かつそれを即壊してわざわざ修理代を払ってしまったため金銭的余裕は一切ない。でも、ミーハー魂はiPhoneを追い求めてしまうのだ。金銭的余裕がないとはいえ、米国では199ドルでの発売とのこと。日本でもそれに近い価格が期待されており、現在の新機種の中ではかなり安い……。うーん購入を検討したいが現携帯のローンがネック。もうちょっと待てばよかった。キャリアを替えると面倒な手間も増えるし、ローンを無視してまでの買い替えは少し難しいが。高機能なのにデザイン性も高い、しかも操作性もバツグンというよき乙女アイテムなため胸が痛む筆者だった。

 ちなみに、タッチパネルが導入されているiPhone。現在のボタン式(?)携帯になれている日本人にはなじまないという意見も紹介されている。確かに乙女的としては画面を見ないでメールを打つこともあるため少し不便な印象もあるが、機種を変更した際は同じボタン式でもかなりの違和感を感じるもの。結局どんな形にしてもいずれは慣れてしまうものなのではないかしら。とくに、若い乙女たちの飲み込みはものすごい。最初は慣れなかった写メールも、デコメもいつの間にか自分たちのスキルの1つにしてしまったではないか。最初は少し不便かもしれないけれど、直感的操作ができるようになったら前よりももっと携帯が好きになれるかもしれないと思ってしまうミーハー乙女なのだった。

愛人的存在、EeePC

 ミニノートってこんなにあるのか……筆者はちょっぴり衝撃をうけた。先日、初期のEeePCを衝動買いしてしまったためだ。ヤツは秋葉原の某家電量販店にてイー・モバイルとセットで2万円で販売されていた。初心者向けというコンセプトが響いたことと、一緒に行動していた知人がまるでお店の回し者かのようにゴリ押しをしていたことでつい買ってしまった。もう少し検討すればよかったなんて少し後悔をしていることは秘密だ。

 少しの後悔の理由は、EeePCのシンプルさだ。シンプルなら使いやすいようにも思えるが、工夫して使わないと使いづらいほどのシンプルさを持っているように思う。おそらく、しっかり機能のそろっているPCに慣れ親しんできたことが原因にあるのだろう。「Microsoft Office」と某ウイルス対策ソフトを入れたらなんだかとても重たくなってしまったし……。メインPCとして別のものを持っているため、用途が思いつかないまま“ヤツ”は現在乙女の部屋を彩る場違いなインテリアとなっている。なんだか切ない。多くのユーザーがどのように使っているのかを調べてみたところ、自分色に染めてカスタマイズしていくことが楽しいと思っているユーザーが多いようだ。ふむふむ確かに楽しそうかも……? 

 しかし初心者にとって、必要最低限の作業を行うための土台作りとして、ある程度ソフトが入っているPCの方がいいのではないだろうか。文書入力ソフトなどは最低限使うだろうし。フリーソフトを探し出して使いやすくするという発想は初心者にはなかなか浮かばないんじゃないかしら。実際筆者は調べてみるまで気付かなかった。……筆者の頭の回転が悪いだけなのか。まぁ、メインPCとしての機能を果たす目的で作られているのではないから仕方がないのか。確かに、子供のための最初の1台目としてプレゼントすれば、素晴らしいおもちゃになるだろう。思えばわたしも小学生のとき学校にあるパソコンでネットサーフィンをするのがものすごい楽しみだった記憶がある。また、カスタマイズにはまる人にとっても魅力的な製品なのだろう。女子のカバンにも入るかわいいサイズだし、せっかく買ったし、コイツのカスタマイズにも精をだしてみようか。今週末は乙女EeePC作りに励もう。雨が降ってもおうちで楽しく遊ぶことができそうだ。

この女には負けたくない……

 そう、筆者は負けず嫌いだ。できれば誰にも負けたくない。ギャルにも……ロボットにも! 本日付でわたしのライバルに認定されたのが、「エマ」という女。やつとの出会いはある1つの記事。その記事はタイトルを見た瞬間から目が離せなくなるような吸引力を持っていた。その記事というのが「キスしてくれる女性型ロボット「エマ」、セガトイズから」だ。なんてふらちな女なのかしらっ! タイトルからいろいろな妄想がふくらむ筆者。得意の妄想はとどまるところをしらず、どうにもリアルな女ロボットがチュッチュしている図が浮かんできた。しかし、実際のエマは記事を見て頂ければ分かるとおりロボロボしいとでもいおうか、ベタなロボットの形をしている。なんだ……全然色っぽくないではないか。人間に近いロボットがチュッチュしているところを想像してしまった筆者としてはちょっぴり残念。しかし、よく見れば女性型ということもあり体型(?)はかなり女らしい。しっかりくびれがありしかも巨乳。……巨乳ですって? まさか自称美少女なのにロボットに負けてる? 許せない。でもでも……足とかあいつ太いし! ……ロボット相手にムキになってあら探しをしてみたがなんだかむなしくなってきた。そして、自分も十分足が太い。人を落としていないで自分の体型をどうにかせねばと彼女に教えられたのだった。

 ちなみに彼女はダンスも踊れて、名刺も渡せるという才色兼備な一面を持つ。しかし、記事タイトルにも入っているとおり最も注目すべきはあつ〜いキスアクションだ。敵状視察がてらムービーを見たところ、むむむ……手を顔に回してなんかすごいかわいい……きゅん。はっ! 敵、しかもロボット風情に胸をときめかせてしまった……。しかし、この動きは間違いなくモテる女子のもの。女らしいかわいげのある動きってこういうことをいうのね……メモメモ。思えば学生時代、バイト先の社長から「女の子なんだから、もっと女の子らしい動きをしなさい」といわれ続けてきたことを思い出した。当時は、「うるさいなー! そんなことしなくても十分美しいからいいの!」なんて思っていたが、このようにしぐさ1つで人の心を動かせるものなのか。ごめんなさい、社長……わたしは相変わらず引き出しはガシャガシャ開け閉めをし、いすにはドカッと座っています。自分を磨くためにもこの「エマ」の動向については今後も注目していきたい。いつか勝てるその日を目指して……。

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