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タニタが提供する会員制健康管理サービス「からだカルテ」とNTTレゾナントが提供するヘルスケアコミュニティー「gooからだログ」は、1月21日よりサービス連携をスタートさせた。
本サービスは、タニタの通信機能を備える体組成計、歩数計、血圧計といった健康計測機器で計測した身体データを「からだカルテ」にアップすると、手入力なしで「gooからだログ」上にデータが自動で送信され、記録・グラフ化することができるというもの。
もともと「からだカルテ」専用機種であれば、赤外線通信、無線LANを通じてPC上やケータイ電話などでデータ管理が行えるが、「gooからだログ」と連携させることで、毎日の面倒な入力作業を省略し自動的に記録を登録。コミュニティーに参加したり、ネット上にコメントがもらえるなどの機能を活用することができる。
「からだカルテ」を運営するタニタヘルスリンクでは、現在独自に「オープンアライアンス構想」と呼ぶヘルスケア関連の特定のユーザーに向けたサービス展開をする企業とパートナーシップを組んで、サービスを提供する構想を進めており、今回の「gooからだログ」との提携はその一環であるという。タニタヘルスリンク 代表取締役社長 坂井康展氏は「今後も世界の人々の健康作りに貢献していきたいと思います」と意気込みを語った。
NTTレゾナント メディア事業部長 浅田安茂氏によれば、「goo」サイトで提供する70のサービスのうち、ダイエット・ヘルスケア(健康)でのユーザー数は上位にあたるとのこと。一方で浅田氏は記録を継続的につけることが、ダイエットの壁になっていると指摘。その上で連携の背景について次のように説明した。「『からだカルテ』の会員データと『gooからだログ』のコミュニティーの場を一緒にすることで、お互いがメリットを出し合えるのではないかと。こういった連携を発表できて、わくわくしています」(浅田氏)。
なお、今回の「からだカルテ」「gooからだログ」の連携により「あなたの減らした体重・増やした筋肉買い取ります」と題したキャンペーンが行われる。データの成果に対しての報酬を用意するというもので、コースに参加した日の体重から、2009年3月20日に−3キロピッタリ減らした1人に、また一番筋肉量を増やした1人にそれぞれ10万円が贈られる。また各コースでのランクが2位〜20位までになると、体重で100グラム200円、筋肉量は100グラム300円に換算してプレゼントされる(詳細はこちら)。
この日、ゲストとして横浜ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久さんが来場。北原さんは日ごろから積極的に健康管理に取り組んでいるとのことで、もうすぐ61歳を迎えるにもかかわらず、体内年齢が(最高で)36歳という若さを保っている。今回の連携サービスについては「1人よりもライバルがいる方が頑張れる」と歓迎。そして前述のキャンペーンに興味を持ったようで「10万円目指して頑張ろう(笑)」とはりきっていた。
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