> レビュー> ノートPC 2003年5月14日 18時36分 更新

Inspiron X200:平均的スペックながらも要所を押さえた廉価サブノート−−ドッキングステーションも標準装備
デルコンピュータ

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他のデル製ノートとは異なる薄型機

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 デル製のノートPCと言うと、どこか無骨で、しかしパワフルな製品が多かったのだが、「Inspiron X200」は19.8〜24mmと、2.5型HDDを搭載する製品としては薄型に仕上がっており、国産のB5ファイルサイズサブノートPCに近い雰囲気を持った製品だ。そのオリジナルは、サムスン製の12.1インチ液晶パネル搭載サブノートPCにある。

本体サイズは273(W)×226(D)19.8〜24(H)mmで、2.5型HDDを搭載する製品としては薄型に仕上がっている重量は約1.27kg(クリックすると拡大します)

※カメラ位置などの関係で、実際のサイズとはやや違った見え方になる場合があります

 本機は、電源供給が可能な6ピンIEEE1394ポートを装備。USB 2.0ホストチップを搭載していないため、残念ながらUSBは1.1止まりで速度向上に期待することができないが、6ピンIEEE1394ポートの存在がそうしたネガティブな要素をうまく打ち消している。

 バス給電をサポートしたIEEE1394接続のドライブ類はもちろんだが、iPODユーザーはこの仕様を歓迎するだろう。IEEE1394の電源供給はUSBよりも多くの電力をサポートしているため、活用の幅はより広くなる。

 ただ、他のデル製ノートPCと異なる雰囲気は、必ずしも良い部分だけに現れていない。たとえば他のLatitudeやInspironは、ユーザーからの要望を組み入れるカタチで7段配列のキーボードを採用している。IBMのThinkPadに近い配列だが、IBM配列は「ESC」キーが遠いため、デルの7段配列では「F1」キーの右側に「ESC」キーを配置するなどの工夫も盛り込んでいる。

 他にもデルはIBM製ビジネスノートPCのデザインの良い部分を、ほどよく取り入れているところが多いが、本機にはそうした部分はなく、良くも悪くも平均的なODMノートPCとなっているのが残念だ。

他のLatitudeやInspironのキーボードは7段配列なのに対し、Inspiron X200では6段配列を採用している(クリックすると拡大します)

 またモバイルPentium III-M 933MHzは、ビジネスツールとしてのサブノートPCと捕らえるならば、決してパフォーマンス面で不足するところはないのだが、インテルプラットフォームの進化がストップしており(デルは伝統的にインテルチップセットを採用している)、前述したUSB 1.1を含めて基本的な設計に古さを感じる。

 また、装着できる拡張カードがミニPCI(IEEE802.11b無線LANに利用可能)とPCカード1枚のみ。12.1インチクラスの製品には、プラスαでコンパクトフラッシュType IIあるいはフラッシュメモリ専用スロットを装備していることが多い。PCカード1枚で十分という人も多いだろうが、究極の薄さを狙った製品ではないだけに、あと一歩の感はぬぐえない。

本体右側面。USB 1.1ポートとVGAポートを装備する(クリックすると拡大します)


本体左側面。モデム、Ethernet、USB 1.1 IEEE1394、サウンド入/出力、PCカードの各ポート/スロットが並ぶ(クリックすると拡大します)

[本田雅一, ITmedia]

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