> レビュー> ノートPC 2003年5月14日 18時37分 更新

Inspiron X200:平均的スペックながらも要所を押さえた廉価サブノート−−ドッキングステーションも標準装備
デルコンピュータ

前のページ3/3最初のページ

使いやすいメディアベースが標準添付

 もっとも、他社製品をよく研究しており、ビジネスノートPCとしての運用性はなかなか高い。標準添付される「メディアベース」(ドッキングステーション)は、デジタルサウンド出力、PS/2、IEEE1394、シリアル、パラレル、VGA、USB×2に加えて、本体内蔵のEthernetインタフェースがパススルーで出力されている。

メディアベースにドッキングした状態のInspiron X200。PS/2、USB 1.1×2、IEEE1394、シリアル、パラレル、VGAなどがメディアベースの背面に並ぶ(クリックすると拡大します)

 このため、ネットワークケーブルや周辺機器などをまとめてメディアベースに接続しておき、本体を持ち出すときにはメディアベースから切り離すだけ、という使い方を実践できる。当たり前の使い方のように思えるかもしれないが、たとえば似たようなソリューションを提供している「ThinkPad Xシリーズ」は、X30の世代になって初めてこうしたポートリプリケータ的な機能をウルトラベースに組み込んでいた。

 メディアベースにはオプションで光学ドライブを装着可能。この光学ドライブは内部的にIDE接続となるため、OSのインストールやバックアップユーティリティなど、あらゆるアプリケーションで内蔵ドライブと等価に扱うことができる。

メディアベースにはオプションで光学ドライブ(左)を装着可能。右はフロッピーディスクドライブ(クリックすると拡大します)

 デスクの上で、そして外出先でと、忙しくノートPCを使うユーザーには、こうした細かな使い勝手を向上させるデバイスが不可欠だ。それを標準装備している点は高く評価したい。

バッテリ持続時間には不満ありだが、2種類のバッテリパックがそれをカバー

 ただしバッテリ持続時間には多少の不満がある。実働で2時間を少し超える程度のバッテリ駆動時間は、丸形セルよりも容量の小さい角形セルを用いているためだ。角形セルは薄型筐体にフィットさせやすく、筐体に無用な凸凹を作らないというメリットがある反面、容量的には見劣りする。

 もちろん、ユーゼージによっては実働時間として2時間もバッテリが持ってくれれば十分な場合も多い。デル自身もそのことは理解しており、本機には2種類の大容量バッテリパックが用意されている。1つは、標準の20W時に対して27W時とあまり代わり映えしない容量だが、もう1つは58W時とかなり大きな容量を、標準バッテリに対してプラス240gの重さで提供する。スペック値では7時間駆動となっているが、実働でも6時間程度はもってくれるだろう。また、幸いなことに本機にはバッテリ充電器がオプションで提供されているため、予備バッテリの充電管理も簡単に行える。

 少し渋めの評価が続いたが、本機の価格を見れば評価を一転させるバイヤーも多いのではないだろうか? デルは本機に無線LANやCD-ROMドライブ、メモリ増設といったオプションを付加したうえで、14万円を切る価格に設定している。

 かつてはプライスリーダーだったデルも、最近は価格よりも内容で勝負する傾向にあるが、本機に関しては非常に買いやすい価格を実現している。PCUPdate

参考ベンチマーク値

「PCMark2002Pro」と「3DMark2001SE」のペンチマークテスト結果

[本田雅一, ITmedia]

関連リンク
デルコンピュータ ホームページ
デルコンピュータ 製品インデックス
Inspiron X200 製品情報
12.1型サブノートPC インデックス

前のページ | 3/3 | 最初のページ


モバイルショップ

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!