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小型のマウスを標準添付！　しかし、キーボードにはやや難あり!?

　ノートパソコンというと、そのポインティングデバイスはタッチパッドになるのが一般的である。LaVie N LN500/4Dのポインティングデバイスも同様にタッチパッドであるが、それとは別に光センサーUSBミニマウスも添付されている。タッチパッドによるポイント操作が苦手な人は、このマウスを接続して操作すればよいだろう。

白くて小さいスクロール機能付きミニマウスが付属している

　もちろん、本体に装備されているスクロール機能付きNXパッドでの操作も快適に行える。スクロール速度やタップ機能のカスタマイズも可能だ。

　キーボードは、基本的にキーピッチ19mmのフルサイズとなっている。しかし、一部例外もある。まず上の2段であるが、これらのキーは確かに横の間隔が19mmとなっているものの、縦の間隔は通常キーの半分程度しかない。最上段のファンクションキーはともかくとして、2段目の数字キーまで小型キーとなっているのは感心できない。さらに、右端にある括弧キーなどは縦長の小型キーとなっている。

主要なキーは十分なサイズが確保されているが、キーサイズの統一性に欠けている（クリックすると拡大します）

　小さな面積に効率よくキーを収めるよう工夫した結果であると思われるが、キーのサイズがマチマチなのは少々使いにくい。最終的には慣れの問題ともいえるので、大きな問題とはならないが、改善を期待したいポイントである。

控えめな性能だが、ホームユースには過不足なし

　LaVie N LN500/4Dに搭載されている光学ドライブは、CD-R/RWへの書き込み/書き換えに加え、DVD-ROMの読み込みにも対応したマルチプレードライブだ。バックアップCDや音楽CDの作成、DVD-Videoの鑑賞など、光メディアへの対応も満足できるものとなっている。

　全体的なパフォーマンスは、他のノートPCと比べると控えめな性能となってしまう。とはいえ、LaVie N LN500/4Dより処理速度の遅いパソコンが今でも現役で多く活躍していることを考えれば、さして心配する必要はない。一般家庭で普通に使用する分には、十分な性能が備わっていると言える。たとえば、Webの閲覧、メールの送受信、年賀状の作成、デジタル写真の管理、DVD-Videoの再生など、いずれも問題なく動作させることが可能だ。

　以下に「PCMark2002Pro」「3DMark2001SE」で測定したベンチマークテストの結果を掲載しておくが、これらは1つの参考として捉えればよいだろう。なお、グラフィックスにATIの「MOBILITY RADEON」を採用しているだけあって、3D性能は思ったより良好な成績を残している。

PCMark2002Proのベンチ結果（クリックすると詳細画面を表示します）

3DMark2001SEのベンチ結果（クリックすると拡大します）

※画面解像度は800×600ピクセルにて計測しています。

[相澤裕介, ITmedia]

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