|
前のページ
|
1/3|
次のページ
2003年夏モデルが各社から発表されたが、どうやら本命は後半に固まっているようだ。NECはほとんどの機種でDVDマルチドライブ&ハードウェアMPEG2エンコードとなったほか、最強のDVDマルチプラスドライブ搭載モデルや、水冷&静音デスクトップも登場するなど、力が入っている。夏のVALUESTAR(デスクトップ)シリーズ及び、LaVie(ノートPC)シリーズを概観しよう。
水冷タワーの登場
ここのところNECのラインアップとしては、直販の121@storeにある、VALUESTAR G タイプAしか、ミニタワータイプは存在しなかった。そのミニタワー型「VALUESTAR FZ」「VALUESTAR TX」が、満を持しての登場である。静音をコンセプトにして、サイレントシークタイプのHDDや大型/低速回転のSPS(System Power Supply)ファンを搭載し、なおかつ水冷システムによって静音性が強化された。
水冷システムそのものは自作パーツとして売られているし、ビジネスモデルとしては他メーカーで販売が始まっているが、メーカー製市販デスクトップとしては世界初ということになる。

写真上部がラジエター。写真下部オレンジ色部分はリザーブタンクでその側面にポンプが配置されている。写真には無いが、ラジエターのこちら側に12cm角の回転音/風切り音を低減させた低速回転ファンが配置される
新筐体にも注目したい。ダイヤルを回すだけで蓋を取り外すことができ、PCI×3(空き2スロット)、x8AGP(フルハイト)×1、ダブルHDDベイにアクセスできる。PC前面にはAV端子やSD/メモリースティックのデュアルスロットが搭載される。

VALUESTAR FZ前面

VALUESTAR FZ後面。これだけ水冷ユニットが飛び出る格好だ

VALUESTAR FZの左側面にはこのようにダイヤルが配置されている
ファミリー向け商品としてラインアップされる「VALUESTAR FZ」は、DVD-RAM/-R/RW/CD-R/RWに対応するDVDマルチドライブを搭載し、CPUはハイパースレッディングテクノロジ対応のPentium 4、グラフィックはATI RADEON9100だ。もちろんファミリー向けなので、ユーザー切り替え機能および「ファミリーソフトDVD」が添付される。
変わってニュースタイル向け商品としてラインアップされる「VALUESTAR TX」は、まさに家庭内サーバモデルと言っていいだろう。ギガビットEthernetや11a/bの無線LANを搭載し、ハイパースレッディングテクノロジ対応のPentium 4。光学ドライブには、後述するが世界初のDVDマルチプラスである。
注目したいのは、ハイパースレッディングテクノロジ対応の、DVD MovieWriterだ。これにより、エンコードした後でDVDに書き込む多くのソリューションに比べ、エンコードしつつDVDに書き込むため、書き込み時間が大幅に短縮されるという。
[大出裕之, ITmedia]
前のページ | 1/3 | 次のページ
|