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また両機ともハードウェアデコード機能も持っており、ホームサーバとしてMPEG4映像をクライアントPCなどへ配信する機能を備えている。

VALUESTAR TX VX900/6F
世界制覇、DVDマルチプラス、「SmartHobby」
NECによると、2003夏モデルの最注力ポイントは、テレビとDVDだそうで、ほとんどの機種にDVDマルチドライブ(DVD RAM/-R/-RW、CD-R/RW)を搭載してきた。搭載される機種は、「VALUESTAR F」、「LaVie F」、「VALUESTAR FS」、「VALUESTAR FZ」、「LaVie C」、「VALUESTAR C」、「VALUESTAR T(一部)」、「LaVie T」、「LaVie L(一部)」、「LaVie ME(一部)」である。NEC並にDVDマルチドライブをラインナップしてきたのは、他社ではソニーくらいなものであろう。
さらにNECは、世界初のDVDマルチプラスドライブを投入してきた。夏のPCメーカーではNECのみの搭載となるこのDVDマルチプラスドライブは、DVDマルチドライブに+R/+RWの機能を追加したもの。現存するDVD系メディアを全て制覇することになるわけだ。搭載機種は、「VALUESTAR T」及び「VALUESTAR TX」となる。
NECはDVDソリューションにも改良を加えた。DVDマルチドライブ搭載機種についてはほとんどのラインアップに搭載されており、DVカメラやVHSなどのアナログ映像をワンステップでDVDへ保存することができる「SmartHobby」がインストールされる。ダビング開始ボタンを押すだけで自動で映像の取り込みからDVD焼き込みまでしてくれるので、プロレベルのことをするつもりはないが、効率的にDVDを使い倒したい向きには便利なツールだろう。また、TV機能搭載機種については、ハードウェアMPEG2エンコーダを全機種に搭載した。
また地味ではあるが「ソフトナビゲーター」が強化された。以前のものよりもユーザーインタフェースが改善され、やりたいこと志向でソフトを選ぶことができるようになった。言い換えると、たくさんバンドルされてわかりにくかったアプリケーションを、やりたいことに合わせて選べるナビゲーションの役割を果たす、ということだ。

VALUESTAR T VT870/6D
ファミリー機能もUI強化
忘れてはいけないのが、NECのファミリー向け商品に搭載されているファミリーボタン。
このファミリーボタン、ボタンでユーザー(もしくは使用環境)を切り替えることができる。他社に無いソリューションであり、意外と言っては失礼だが、多くのユーザーからの支持がある機能だ。ファミリーでなくとも、ログイン・セッティングの切り替えなどに非常に簡便だからだ。今回新たに「LaVie F」に搭載され、「VALUESTAR F」は全機種に搭載されている。
さらに、リング上のユーザーインタフェース「ファミリーリング」もインストールされており、ユーザー切り替え・アプリケーション起動がグラフィカルに分かりやすくなった。
なお、「VALUESTAR FZ」「VALUESTAR FS」では「ファミリーボタン」が搭載されないため、「ファミリーリング」でのユーザー切り替えを行うことになる。

VALUESTAR F VF700/6D
ワイヤレスチューナそしてテレビ複数画面表示など話題は盛りだくさん
そのほか目立つ話題が、さらに盛りだくさんのため、しぼって紹介しよう。
802.11a対応チューナ
「LaVie L」だけではあるが、ワイヤレスLAN対応チューナが付属するモデルがラインアップされた。これは、802.11a経由でテレビ映像をパソコン本体に配信するチューナで、802.11a対応のマシンであれば、テレビを見ながら同時にブロードバンドインターネットを楽しめるようになる。
[大出裕之, ITmedia]
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