> レビュー 2003年5月20日 14時21分 更新

dynabook E7/518PDE:オリジナルDVD-Videoの作成も可能なオールインワン
東芝

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パフォーマンスも良く、幅広い用途に使用可能

 dynabook E7/518PDEのパフォーマンスは、なかなか高速といえる。モバイルPentium 4-M 1.80GHzのCPU、DDR SDRAM PC1600のメモリ、高速な60GバイトHDDなど、基本的なパーツの性能バランスもよい。動画編集も快適な速度で行うことが可能であるし、DVD-R/RW & CD-R/RWマルチドライブを搭載しているのでDVD-Videoの作成も可能である。

 性能を示すひとつの指標としてベンチマークテストを行ったので、参考としていただきたい。

PCMark2002Proのベンチ結果(クリックすると詳細画面を表示します)

 上記は「PCMark2002Pro」の結果であるが、「CPU Score」は4,347、「Memory Score」は3,518、「HDD Score」は485という具合に、全体的にバランスの取れた良好な結果となっている。「Video Performance」もなかなか良い。基本的なパフォーマンスにおいて大きな不満を感じることは、まずないであろう。

 なお、3Dグラフィックス性能は、特に高性能というわけではない。「3DMark Score」は1,488。ちょっとした3Dゲームであれば楽しむことも可能であるが、バリバリの3Dゲームには物足りない、といったレベルの性能である。

3DMark2001SEのベンチ結果(クリックすると拡大します)

 液晶の解像度は1,024×768ピクセルのXGAまで。それ以上の解像度では、バーチャルデスクトップとなり、デスクトップ画面がスクロールするようになる。15型液晶として考えれば解像度は控えめであるが、そのぶん文字やアイコンが大きくなるので画面は見やすい。

 なお、初期設定ではデスクトップやフォルダのデザインが「Windowsクラシック」となっている。壁紙も「なし」である。この設定のほうが各操作を高速に行えるのは確かであるが、それほどパフォーマンスに不安があるわけではない。むしろ、最新のノートPCと比較しても、そのパフォーマンスは高いほうである(2003年4月現在)。自分の好みに応じて設定を変更してしまうのがいいだろう。

インタフェースには物足りなさも

 dynabook E7/518PDEに標準装備されているインタフェースは、USB 1.1×4、IEEE1394、PCカードスロット×2、Ethernet、Sビデオ出力など。そのほか、BluetoothやSDメモリーカードスロットも装備しているが、無線LANの搭載はなし、USB 2.0未対応など物足りなさを感じる面もある。

本体前面には、オーディオボタン、光学ドライブが配置されている(クリックすると拡大します)


本体右側面には、右スピーカ、USB 1.1×2、IEEE1394、PCカードスロット(Type II×2またはType III×1)、SDメモリーカードスロットが配置されている(クリックすると拡大します)


本体左側面には、Bluetoothスイッチ、ライン入力、マイク入力、ヘッドホン出力、音量調整ツマミ、左スピーカが配置されている(クリックすると拡大します)


本体背面には、USB 1.1×2、Ethernet、モデム、Sビデオ出力、パラレル、外部ディスプレイ、電源が配置されている

[相澤裕介, ITmedia]

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