> レビュー 2003年5月20日 14時25分 更新

EDiCube S150H:連続駆動約5.5時間−−バランスの取れた2スピンドルモバイル
エプソンダイレクト
製品写真
総合評価 8点
携帯性、デザイン 7
パフォーマンス 8
操作性 7
拡張性、インタフェース 8
バッテリ 8
レイティングポリシー

総合評価コメント

「EDiCube S150H」の通常販売価格は16万9,800円(5,000円割引の「EDiCubeS発売記念キャンペーン」もある。限定5,000台)。コストパフォーマンスに優れた製品と言えるだろう。バッテリ駆動時間、処理速度、グラフィックス、インタフェースなどがバランスよく構成されているのもポイントとなる。特に抜きん出た特長はないが、その反面、癖がなく、用途を限定されることもない。総じて、使いやすいパソコンであると考えられる。中上級者にとっては、付属ソフトが少ないこともひとつのメリットとなるであろう。→レビュー本文

評価のポイント

携帯性、デザイン
    新しく設計された筐体は、ラウンドコーナーを活かした柔らかい雰囲気のデザイン。外面がシルバー、内面が濃紺、そして白い縁取り、という色の組み合わせが面白い。筐体の強度は標準的なレベル。キーボード部分は比較的しっかりしている。
パフォーマンス
    Pentium M 1.40GHzによる処理能力が「EDiCube S」の一つの魅力となるだろう。チップセット内蔵のグラフィックスも、なかなかの性能を誇っている。全体的にみて、非常にバランスの取れた構成となっている。
操作性
    キーボードは、もちろんキーピッチ19mmのフルサイズ。これといった癖もなく、普通に使いやすいキーボードに仕上がっている。タッチパッドには上下スクロール用のボタンが用意されているが、これは段階的なスクロールしかできない。
拡張性、インタフェース
    USB 2.0が4ポートに加え、LAN、無線LAN(IEEE802.11b)、IEEE1394、S/PDIFなどが標準装備されている。さらに、パラレルポート、赤外線通信も用意されている。光学ドライブが装着されているモジュラーベイには、セカンドHDDモジュール(オプション)との交換が可能。
バッテリ
    標準バッテリで約5.5時間(メーカー公表値)の連続駆動を実現しているのが素晴らしい。Centrinoマシンの中でも駆動時間は長い部類になるであろう。

ベンダー製品担当者からの一言

 EDiCube Sシリーズは新デザインの筐体に最新のテクノロジを搭載したノートPCです。柔らかな印象の外観はホームユース/ビジネスユースを問わずご使用いただけます。今回採用したモジュラーベイを活用すれば、通常はコンボドライブ、持ち運びの際にはダミーモジュールで軽量化、セカンドHDDモジュール(オプション)でデータのバックアップなど活用の幅がより一層広がります。また、ビジネスでのご使用も考慮しWindows 2000 Professional搭載のS150Tもご用意しております。(エプソンダイレクト カスタマーケア部 清水敏男)

スペック

製品名 EDiCube S150H
液晶 14.1型TFT(SXGA+)
チップセット インテル855GM
グラフィックス(ビデオRAM) チップセット内蔵(メインメモリを共用)
メモリ DDR SDRAM PC2100 256Mバイト(最大768Mバイト)
HDD 40Gバイト(Ultra ATA-100)
光学ドライブ CD-R/RW & DVD-ROMコンボドライブ
サイズ(W×D×H) 310×255×32.5mm(突起部を除く)
重量 約2.37kg(スリムドライブ装着時)、約2.2kg(ダミーモジュール装着時)

[相澤裕介, ITmedia]

関連リンク
エプソンダイレクト ホームページ
エプソンダイレクト 製品インデックス
EDiCube S150H 製品情報
2スピンドルモバイルノートPC インデックス

前のページ | 1/4 | 次のページ


モバイルショップ

最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
第3世代インテルCoreプロセッサー搭載PC ドスパラはスピード出荷でお届けします!!

最新スペック搭載ゲームパソコン
高性能でゲームが快適なのは
ドスパラゲームパソコンガレリア!