有効131万画素にメガピクセル化した富士フイルムアクシアの世界最薄・名刺サイズデジカメ「eyeplate mega」。発売されたばかりのこの超薄型軽量デジカメを、前モデルとの機能比較を交えながら紹介しよう。
昨年話題となった富士フイルムアクシアの世界最薄名刺サイズデジカメ「eyeplate」が、メガピクセル機「eyeplate mega」となって登場した。7月25日に発売されたばかりのこの超薄型軽量デジカメを、前モデルとの機能比較を交えながら紹介しよう。
メガピクセル化した世界最薄デジカメ「eyeplate mega」 有効31万画素だった前モデルのeyeplateは、VGA(640×480ピクセル)サイズまでしか撮影できないなど現在のデジカメとしては非力なスペックながらも、厚さ6ミリの名刺サイズで重さが35グラムという“軽薄ボディ”が売りだった。eyeplate megaでは、ウィークポイントであった解像度を大幅に向上。搭載されたCMOSイメージセンサーは有効131万画素となり、最大で1280×1024ピクセル(SXGA)サイズの画像を撮影することができるようになった。
131万画素CMOSセンサー搭載で、最大1280×1024ピクセルの画像が撮影できるeyeplate mega(左)。右が前モデルのeyeplate もっとも、カシオ計算機のEXILIMに代表されるように、カードサイズでもメガピクセル以上はもはや当たり前になっている。eyeplate megaのセールスポイントは、前モデル同様の超薄型ボディサイズで高画素化を行った点だ。 幅と高さは前モデルとほぼ同じ(86.8×54.8ミリ)サイズをキープし、厚さが2ミリ増えて8ミリ、重さが5グラム増えて40グラムとなった。それでも、ほぼ同じ解像度(有効124万画素)の初代EXILIM(EX-S1)が、88(幅)×55(高さ)×11.3(厚さ)ミリで85グラムであることを考えると、eyeplate megaがいかに薄く軽いかが分かるだろう。
厚さ8ミリという超薄型ボディがセールスポイント。
お約束なので、名刺入れに入れてみました 薄さと軽さに貢献しているのが、内蔵された超薄型のリチウムイオン充電池。表面積こそSDメモリーカード2枚分弱あるが、厚さは1ミリ以下とペーパーサイズに仕上がっている。このシート状のバッテリーによって、8ミリという本体の厚さと40グラムという軽量ボディが可能になったのだ。
超薄型のシート状リチウムイオン充電池を内蔵 だが、これだけ薄いとバッテリー容量は当然少なくなる。eyeplate megaはイメージセンサーにSMaL Camera Technologiesが開発した省電力型の有効131万画素CMOSセンサーを採用。同画素数のCMOSセンサーに比べて約1/6の省電力化を図り、シート状の低容量バッテリーでもフル充電時で約500枚の撮影を可能にした。内蔵バッテリーへの充電は、PCへ画像を転送する時にUSBバスパワー経由で行われる。
SMaL Camera Technologiesの省電力型CMOSセンサーを採用
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